[おすすめ]ドクターマーチンローファーはスニーカーに近いハイブリッドブーツ!不格好に見えない使いやすいアイテム!
ブランド創設当初はワークミリタリー、仕事用として作られた高い耐久性を持つドクターマーチン。今ではヨウジヤマモトや数々のストリートやモードブランドとコラボするほどになっています。
非常に人気のブランドで、名前を知らない方はいないのでは?と思うくらい浸透率が高いです。
ただ、コーデに合わせるとカジュアルダウンしすぎたり可愛い印象になってしまった事ってありませんか?
ドクターマーチンは似合わないなどと言われているのも耳にした事があります。
でもブーツで履き心地が良く、手に取りやすい価格帯。長い期間ソールが擦り減らずに使える要素を兼ね備えたブーツはドクターマーチンくらいです。
今回はドクターマーチンを選ぶなら、ローファータイプ(エイドリアンなど)を選ぶのがオススメである事を説明していきます。
- スニーカーだとカジュアルすぎる。ブーツだと疲れやすい。そんな人にオススメです。
- ローファータイプはサイズ選びを慎重に。
- ガラスレザーの風合いで季節を問わず履ける。
ドクターマーチンローファーをオススメする理由
ドクターマーチンのローファータイプをおすすめする理由としては、
- マーチンにありがちなボッテリ感が少ない
- エアクッションソールで疲れにくい
- スニーカーライクで季節を問わず履きやすい
といった理由があります。
要はスニーカーだと一気にカジュアルに見えてしまうんだよなぁ…かといってブーツにするとヒールが硬くて歩きづらいし。といったどっちつかずな状況を打破してくれるのですよね。
① マーチンにありがちなボッテリ感が少ない
ドクターマーチンを通ってきた人にとって、靴がボッテリとした印象を抱く人は多かったのではないでしょうか?
ワイドパンツとか大きめのパンツを合わせるときはさほど気になりませんでしたが、スキニーやテーパードといった靴のシルエットがはっきり分かるパンツを履くと目立ちやすかったのを覚えています。
これはつま先(トゥ)が丸く膨らんでいる事が大きな原因でして、膨らみが横方向に限らず上方向にも広がっているので余計ふっくらとして見えるのですよね。
ローファータイプだと極力膨らみなど抑えられているように作られています。
ややゴツめなシルエットではありますが、タンからつま先にかけてシャープな作りとなっており、ウェルトステッチも黒色なので靴自体の過度な存在感が抑えられています。
ヒールが重厚なので、目立ちにくいブラックカラーとシャープなシルエットの方がちょうど良いバランスとなります。タッセルが付けられていますが申し訳程度なので気になることはありません。
② エアクッションソールで疲れにくい
ドクターマーチンと言ったら、ブランドの看板といっても良いほどの特徴的なソール。
エアクッションソールと呼ばれる柔軟性と耐久性に優れたソールを開発して、アッパー(足が収まるところ)に接合しています。
DMSソールパターンと呼ばれるソールに見られる独特の模様は、雨の日でも滑らないように出来ています。
このソールはどれだけ歩いても走ってもすり減りがほとんど起きなく(以前5年も使っていたので確実に言えます)、油やガソリンなどにも耐性があるほどの忍耐強さを持っています。
そして、どれだけ歩いても木製のソールや革製のソールを使ったブーツより格段に疲れにくいです。分厚いゴム製のソールなので多少重さがありますが、それ以上にクッション性が働くので何となく安心感があります。
一般的なブーツだと、ヒールのすり減りを気にして歩いたり踵やつま先への衝撃が大きいので半日歩いただけでも非常に疲れます。
疲れやヒールのすり減りを気にしないで歩く事ができる。という事がある種の安心感と気軽さにつながっているのだと実感しています。
あくまでも一般的なブーツと比較すると疲れにくいのであって、スポーツブランドのスニーカーやシューズよりは疲れます!笑
③ スニーカーライクで季節を問わず履きやすい
ドクターマーチンは重厚なゴム製のソールと親しみやすいデザインによって、スニーカーライクな雰囲気を持っています。
雰囲気だけに留まらず、一般的なブーツよりも季節を問わずに履き続けやすい大きなメリットを感じるのですよね。
ちょっとゴツメのダッドローファー的ビジュアルが、ブーツの持つ堅い印象を程よくカジュアルダウンしてくれるからです。
夏場でも問題なく履けますし、クラークスのクレープソールのように熱々のアスファルトで溶けてしまうような事も起きません。
特に夏場だとスニーカーを履く事で上品な印象が少なくなってしまう事が多々あります。
Tシャツ類や涼しさを優先したコーデになりますからね。そこで靴を上品なものにしたい方も多いかと。
ドクターマーチンローファーの特徴
レビューを含めながら、ドクターマーチンローファーの特徴について詳しくみていきます。
正式名称は、ドクターマーチン エイドリアンとなっています。タッセルローファータイプで、モンクストラップのように変化を多少付けることが出来ます。
ヒールループや過度な装飾がない
ドクターマーチンには、靴の着脱が容易になるようなヒールループが施されている事があります。
マーチンの象徴とも言える黄色のウェルトステッチと同様、靴が目立つようになってカジュアルすぎる印象を与える事になります。
重厚感のあるゴツメのフォルムなので、デザインは極力シンプルな方がバランス良くまとまります。
清潔感のあるガラスレザー
エイドリアンにはポリッシュドスムースレザーと呼ばれる、表面に光沢感のある加工をしているレザーを使っています。
これがガラスレザーのような上品で大人ぽい艶感を出してくれるので、シンプルで地味になりがちなコーデでも華やかな印象へしてくれます。
表面加工によって雨にも強くなっており、革の状態を守ってくれる役わりも持っています。
トゥが細めに作られていて大人ぽい
ドクターマーチンエイドリアンは、他のモデルと比較してもドレッシーに作られており、カッチリとした見た目を持っています。
ラウンドトゥで比較的シャープな作りのつま先は、ステッチと相まってより細さのあるビジュアルとなっています。
ソールもグッドイヤー製法と呼ばれる、簡単には剥がれない圧着式の接合方法を取り入れている事で、何年使っても大人ぽさが色あせないようになっています。
使い勝手の良い印象
実際に重さのあるドクターマーチンのシューズは、履いた時に重さを感じるかと思いますよね。
しかし、思った以上に軽さのある履き心地は足の形状に沿うように作られた木型とバウンシングのあるゴム製のソールのお陰かなと。
履き始めてまだ慣れていない時期や、サイズのミスマッチが起きている状態でなければ靴ずれは起きにくいと思います。
横からみると、カーブを描きながら上へ向かっていくチロリアンシューズのようなデザインとなっています。ここは一般的なローファーとは少し異なっている部分でして、ややミリタリー的な要素を持っています。
靴下を邪魔することなく、収まりが良いので使い勝手が良いモデルです。
ドクターマーチンローファーはサイズ感に注意!
全てのローファーに言える事なのですが、ローファーに関しては靴紐が無くて履き口も広めなのでサイズ感に注意が必要です。
何故なら「遊び」が生じて歩くたびに踵がスポッと抜けてしまうからです。
紐ありだとギュッと絞る事で微調整出来ますし、サイドゴアのように履き口が狭いとサイズに多少ズレがあってもフィットしてくれます。
意外にもマーチンのローファーモデルって、サイズ選びとその後の履き慣れまでが難しいです。
革自体が固めなのとマーチンのサイズが1センチ刻みなので、ハーフサイズがないですからね…。
よって、少し大きすぎた!とか小さくて足が痛い…。といった弊害が起きやすいです。
なので検索をかけると「ドクターマーチン ローファー 痛い」とかが出てくるわけですね。
サイズ規格は1cm刻みでUKサイズ
僕はスニーカーなら26.5cm、ブーツならUK7を選んでいます。足そのものの長さは25.5cm以上ありますからこの大きさが妥当でした。
今回のローファータイプでは、UK6だと足の甲や足幅が大きくて入らず、UK7だと足幅ぴったりですが長さにゆとりが出来てしまっています。
本当ならUK6.5であれば、ローファーと足に遊びが生じずに履く事が可能でした。
紐靴よりもローファーに関してはサイズ選びをシビアにみる事が大事です。
必ず試着してから、並行輸入など安いところで買う事をオススメします。
初めのうちは足が痛くなることも
マーチンの靴は基本的に革が固めです。
これは耐久性を高めるためにやや固めの革を採用しているからとも言えます。
よって、履いた時に密着する指先や踵は特に痛くなる事があります。
履いていく内に革が馴染んできてくれるのですが、どれくらいかかるのか分からないですよね。
革用のクリームを塗って手入れをする事で、革の柔らかさを得つつ馴染みやすくなります。
革靴の手入れ方法に関してはまとめてありますのでぜひ⬇︎
[初心者必見]革靴の簡単な磨き方!たった4ステップでサクッと終わります!
サイズ選びは自分の足の特徴で決める
僕のように足幅が広い人や甲の高さがある人は、多少足の長さを感じても小さめのサイズを選ばない事をおすすめします。理由は革が伸びてくるとはいえ、数ミリ~1cmほどですので小さいと許容範囲外だからです。また、足が非常に痛くて履いてられません…。
足幅が狭くて足の指の間隔が小さい人は多少小さくても良いので、足の長さがジャストなサイズを選ぶと良いですね。
基本ローファーはジャスト目に履くのが靴ズレを発生させないためにも大事ですし、重さのあるマーチンはなおさらジャスト目に履かないとスポスポと抜けやすくなります。
もし足幅はギリギリで足の長さが足りず、踵にだけ遊びが発生する場合はパッドなどを使って詰める必要があります。
僕は踵にパッドを付けることで解決しました。
ドクターマーチンローファーをコーデに使う時は?
ドクターマーチンは3ホールや6ホールといった、超定番のモデルよりカジュアルダウンしにくいメリットを持っています。
僕も過去そうでしたが、3ホールだと足元が膨らんで見えてアンバランスになってしまっていた事がありましたからね。
ローファータイプだと、足元に適度なボリュームを出しながら収まりの良いコーデに仕上げやすいです。
コーデに使う時は、
- セットアップの外しとして使う
- ミリタリーコーデと相性が良い
- Yラインシルエットでは注意が必要
となってきます。
まとめ
今回は人気ブランドでありながら、履いている人をあまり見かけないドクターマーチンのローファーモデルを詳しくお話ししていきました。
定番モデルよりも使いやすいローファータイプのエイドリアンやPENTONは、重厚なソールとシャープな作りのフォルムが非常にバランス良く写ります。
スニーカーにはあまり見られない色気(最近はレザースニーカーも出ていますが)、ブーツにはあまりない履き心地の良さ両方持っているブーツですのでおすすめですよ。
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