[初心者必見]革靴の簡単な磨き方!たった4ステップで忙しい日でもサクッと終わります!
革靴を磨く時は、忙しくても自宅でプロ並みに綺麗にしてサクッと終わらせたいものですよね。
結論、ホームケアでも5分ほどで艶感ある磨きが再現出来ますし、汚れが気になった時もしくは最低でも1ヶ月に1回のケアで十分長持ちします。
- 革靴のケアが5分以内にサクッと終わる手順
- 磨き方やクリームの塗り方のちょっとしたコツ
- 初心者でもリーズナブルに揃えられるアイテム
を中心にお伝えしていきます。
お気に入りの革靴を買った後に待っているのが日々のお手入れです。
- 初心者なのでどんなアイテムを選べば良いのか分からない
- どんな手順が良いのか?
- お手入れは忙しいし面倒なのでサクッと終わらせたい!
と革靴を所有していると思ってくるところ…。
結論、初心者でも4つのアイテム(汚れ落とし・クリーム・布・ブラシ)と4つのステップ(ブラッシング・リムーバーで汚れを落とす・クリームを塗って栄養補給・磨き)があれば自宅で十分艶感のある靴になります。
初心者が最低限揃えておく基本アイテムは4つ
革靴を磨くための基本アイテムは汚れ落とし・クリーム・クロス・ブラシの4つであり、揃えておけば革靴を磨く準備が整います。
ホームケアでも十分艶感が出ますし、革靴についた軽度の汚れを落とす事が出来ます。
基本アイテムは汚れ落とし・クリーム・布・ブラシの4つを揃えておけば革靴を磨く準備が整います。
①革靴の汚れを落とすステインリムーバー
革靴を磨く上で重要なアイテムの1つがステインリムーバーです。
革靴についた汚れ・残ったクリームやワックスをしっかりと落として綺麗にしてくれる役割を持っています。
革靴は目に見えなくても汚れが付着しており、通気性の妨げになる事があります。
通気性が悪くなると、定期的に必要な栄養を十分に補給しづらくなりひび割れの原因になったりするのですよね…。これだけは避けたいところ。
ステインリムーバーを使うと革靴に付いた水汚れやベタつく汚れなど短時間でほぼ全て落とす事が可能です。
②革靴に栄養補給をするクリーム
靴に栄養と潤いを補給するクリームも重要なアイテムです。
シュークリームと記載されており、色は無色のニュートラルタイプからブラック・ブラウンなど複数カラーが存在します。
革製品だと使っていくうちに乾燥してきたりするので、定期的にクリームで補給する事が大切です。シワが入った部分からひび割れなど起きる事がありますからね…。
③クロス(布)
汚れ落としや栄養補給に必要なステインリムーバーやクリームを塗付して靴磨きするときに必要なアイテムです。
使わなくなった布切れでも代用可能ですが、クロスを使った方がクリームの馴染みが良くて艶も出しやすい印象がありますね。
ミニサイズで300円ほどです。
④ホコリを落とす&馴染ませる馬毛ブラシ
最初に靴のホコリを落とす時に使ったり、ブラッシングのお手入れをする時などに使うブラシです。
こちら上の大きいブラシは、靴全体のホコリを落としたりクリームを馴染ませたりする使い勝手の良いタイプです。
小さめのブラシは、細かい部分(溝やソールのコバ周辺など)のホコリをまんべんなく落としたりクリームを細かく塗る時に適しています。
ですが、基本大きめのブラシだけ持っておけば特に問題無いです。
でも最初からこれら1つ1つを買って集めるのは面倒ですよね。
そんな時は最低限必要なアイテムが揃ったキットが1,600円ほどで手に入るので初心者におすすめです。
全てミニサイズなので部屋に置く場所を困らないですよ。
+α あると便利なアイテム
靴磨きの仕上げにあると便利なアイテムで、靴磨き用クロスがあります。
軽く靴の表面をこする事で、さらにクリームなどを馴染ませつつ艶感を出す事が出来ます。
もう1つのアイテムはシューツリーです。
木の臭い消しの作用や形崩れ防止など機能があるので、持っておくと便利なアイテムです。
靴磨きの際に形崩れを起こしにくい役割を持っていますし、均等にクリームを馴染ませる事が可能です。艶出しを行う時には必要になってきます。100均でも手に入ります。
[初心者向け手順] 簡単な革靴の磨き方
最低限必要なアイテムを揃えたら、誰でも靴磨きが自宅で気軽に行う事が出来ます。
今回磨く靴はこちらです。
革が全体的にくすんでおり、ホコリや水汚れが付着しています。
ステップ① -軽くブラッシングする-
ステインリムーバーを付けて汚れを落とす前に、馬毛ブラシで軽くブラッシングします。
ブラッシングをする事で靴に付いた大小構わずゴミを落とす事が出来ます。
ブラッシングで先にゴミを落としておく事で、ステインリムーバーで拭いた際の摩擦を少なくする事が出来ます。よって、革靴に余計な傷を付けることを回避する事が出来ます。
掃除をする際に先に掃除機をかけてゴミをとってから拭き掃除をしますよね?それと同じと思って頂ければと思います。
ステップ② -ステインリムーバーで汚れ落とし-
ブラッシングしてホコリを落としたら、ステインリムーバーをクロスに付けて靴の汚れを落としていきます。
靴に付着した汚れ意外にも、古くなった前回のクリームを落とし切ってくれます。
モウブレイのステインリムーバーは水性なので馴染みがよく、楽に汚れも落ちるのでおすすめなアイテム。
軽くこするだけで靴に付いた汚れを十分落としきる事が出来ます。色ジミやクレープソールによく見られる黒くくすんだ頑固な汚れは落とす事が難しいのでご注意を。
ステップ③ -クリームで栄養補給-
ステインリムーバーで靴に付いた汚れを落としたら、クリームをクロスに取って靴に馴染ませていきます。
似てるので間違える事がありますが、ハイシャインベースは磨きに使うクリームですのでお間違えなく…。
6年以上自宅で靴を磨いている私がおすすめするやり方は、一度クロスに取ったクリームをそのまま塗りたい場所に塗っていくのではなくて少量ずつ場所を分散させる事です。
クロスに取ったクリームは案外多いものでして、付けすぎの原因となってしまいます。
革靴にクリームを付けすぎるとかえってベタつきや馴染みにくくなってしまうので注意が必要です。
クロスでまんべんなく馴染ませていきます。
ステップ④ -磨いて最後の仕上げ-
汚れをしっかり落とし、クリームで栄養を補給したら最後にブラシまたは磨きクロスを使って仕上げていきます。
最後にひと手間をかける理由としては、
- 塗ったクリームは革の細かな部分に行き渡っていない事がある
- 余分にクリームが余っている事がある
事によって艶のある状態に届いていないからです。
ササッと軽くブラッシングまたは靴磨き用のクロスで磨いていきます。
ここまでかかった時間は約5分です。軽くササッと終わらせても十分に綺麗になります。
そして…磨ききった靴はこちらになりました!!
磨く前にあった汚れもすっかり綺麗に取れており、余計な擦り傷もついていない仕上がりになっています。
綺麗になった靴は仕事でシャキッとさせてくれますし、プライベートではコーデに一役買ってくれるのでより一層オシャレが楽しくなります。
こちらのブーツは国産本革で1万円台でした。結構リーズナブルなブーツでコーデを選ばないベーシックタイプなのでこちらにまとめておきました。
まとめ
今回は誰でも革靴のホームケアができるんです!という事をお伝えしていきました。
磨いた靴は本革であれば上品で美しい艶が発揮されやすいです。履きジワが程よい光の反射を生み出してくれるので履いていく内に楽しく嬉しくなるのが靴の良いところでもありますね。
自分のお気に入りの靴を何年も長く使っていく事は、普段のオシャレや選ぶアイテムに対しても気を使う事が出来るようになりますので結果的にオシャレになるスピードが上がります。
今回使ったアイテムは以下に載せておきます。