2018年からのメンズマフラーのトレンドは無地ではなく、「柄・ロゴマフラー」がオシャレになります!
ストリートやノームコアのスタイルがマス化(大衆化)し、徐々に派手なスタイルがオシャレとして定着つつある現在のファッション状況。
コーデのある一点に、柄・派手な色・奇抜なスタイルを投入する方も増えてきています。
しかし、「今まで奇抜で派手なアイテムを取り入れた事が少なくてどこに入れれば良いの?」と不安になる事もありますよね?
私もそうでした。クリーンでシンプルなコーデを好んでいた私は、いきなり派手な要素をコーデの中に組み込むのには非常に不安でした。
メンズコーデのとある一点だけに加える事で一気にトレンド感のあるコーデに仕上がることに気づきます。
それが、「マフラー」です。マフラーだと面積も小さいですし、トレンド的要素もあるので一気にオシャレ感を出せますよ。
今まではマフラーと言えば無地や落ち着いた雰囲気のマフラーが主流でした。
ですが、今期トレンドでは無地ではなくて柄・ロゴマフラーを取り入れる事で一気にオシャレなコーデに仕上がります。
今回の記事で分かる事
1.なぜ「柄・ロゴマフラー」がオシャレに見せられるのか?
2.柄・ロゴマフラーのおすすめブランドと、どんな特徴のアイテムを選ぶべきか?
では詳細をお伝えしていきます。
2018年メンズマフラーのトレンドは無地ではない!?
メンズコーデで柄やロゴの入ったマフラーを加えた方や使ってみた方はあまりいないかもしれません。
メンズコーデでは無地の上質なマフラーが主流ですからね。
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なぜ無地のマフラーが主流だったかと言うと、今までのメンズファッションにおいてストリートテイストやアスレジャースタイル、ノームコアなスタイルが長期間トレンドとして人気を博していたからです。
ネックウォーマーやスヌードが爆発的人気だったのもその理由です👇
これは首元が寂しくなるMA-1やノーカラージャケットが流行った事、ノームコアと呼ばれる気軽に飾らないクリーンなスタイルが好まれていたのが大きな要素とも言えます。
現在でも首元にボリュームを多く出すことが可能なスヌードは販売されています。
現在では派手なプリントや装飾を取り入れたコーデが多く、街中でもアパレルショップのマネキンを見ても多く取り入れられています。
今まさにトレンドですね。
ただ全身を派手で装飾性のあるコーデにすると場違い感がありますし奇抜過ぎるので、
・冬に皆が取り入れるマフラー
・小物でコーデの面積を大きく占めないので取り入れやすい
・無地や控えめの柄はコーデにアクセントを付けにくい、マス化している
と言った理由からも柄・ロゴのマフラーが注目されているのです。
なぜ柄・ロゴ入りのマフラーがメンズコーデをオシャレにするのか?
そんな中、柄やロゴの入ったマフラーがなぜメンズコーデをオシャレにしてくれるかといいますと、共通する事は「差別化👉オシャレ」ですが、
1.首元や顔周りに大きなアクセントを付けやすい
2.コーデの中に縦のラインやレイヤード感を作りやすい
と言えます。
1.首元や顔周りに大きなアクセントを付けやすい
冬のメンズコーデに主流となっている通常のマフラーやストールでも、もちろん首元や顔周りにアクセントをつける事が可能です。
視線が集中しやすい場所にボリュームのあるアイテムを足すのですから、対照的な小顔効果や印象の変化を付けやすいからです。
しかし、マス化している無地や王道の柄(チェック、ヘリンボーン、ボーダー)といったマフラー等はアクセントを付ける事は出来ても差別化となるオシャレ感はあと一歩…という所。
そこで柄やロゴの入ったマフラーが大きなアクセントをメンズコーデに生み出してくれるのです。
ハイブランドや名だたるブランドでもロゴの入ったマフラーやいつもとは違ったテイストの柄マフラーが続々と出てきており、
Y-3👇
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ゴーシャラブチンスキー👇
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マルニ👇
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エヌハリウッド👇
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全体的に共通する事は、
・ロゴや柄を取り入れている
・シンプルでモード感のあるデザイン
という事ですね。
顔周りにラグジュアリー感(高級感の演出)や大人な雰囲気、モード感といったいつもとは違うワンランク上の雰囲気にしてくれるテイストがポイントだと感じられます。
トレンドがマフラーにおいて、チェック柄や千鳥格子など一般的に認知度の高いマフラーや無地のマフラーでは無い事がなんとなくわかってきたかと思います。
2.コーデの中に縦のラインやレイヤード感を作りやすい
冬のメンズファッションコーデにおいて重要になってくるであろう、レイヤード。詳しくはこちらに記載しました👇
今期からのラインを見ていくと、マフラーやストールは用いていないがマフラー等を着用している様なレイヤードに近いテイストのコーデが散見されます。
フェンディ👇
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ラフ・シモンズ👇
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ファセッタズム👇
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どれも生地の切り替えしだったり、インナーに身幅のあるニットや布地がドレープ感のある生地を持ってきて縦長のシルエットやコーデの中心線に沿って縦のラインを持ってきています。
コーデにおいて、「縦のライン」を意識する事はスタイルをよく見せる事に当たって重要な要素です。
縦のラインを付ける事で更に縦要素が強調されて縦長に見えます。
また、コーデの中心寄りに持ってくる事でコーデ全体に縦のラインが主張されますのでスタイルアップには効果的と言えます。
ヨーロッパのサッカーリーグのマフラーを着用している選手やトレンドとしてのマフラーコーデを見ていくと分かるのですが、首にグルグル巻きにしておらず、大きく垂らしています👇
トレンド的要素のオシャレと簡単にレイヤード感を出すことが出来る、そして縦のラインが身体の中心にある事で大きくスタイルアップを図る事が可能…
まさに1つで複数の好要素を生み出す事の出来る万能アイテムとも言えます。
メンズコーデをオシャレにする柄・ロゴマフラーの選ぶ基準&おすすめマフラー
メンズコーデをオシャレにするアイテムが「柄・ロゴマフラー」である事をお伝えしました。
では、どんな基準で選ぶ事がオシャレでトレンド的要素を含んだマフラーなのか?分からないかと思いますので、ご参考までにお伝えしていきます。
柄マフラーの場合
柄といっても多種多様の柄が存在しますが、
奇抜な柄×モノトーンカラー
派手なカラー×ベーシックな柄
この2つを意識すると柄マフラーでは選びやすいと共に、失敗しにくいです。
ここでは奇抜な柄は、ゼブラ柄やヒョウ柄、フォントを細かく散りばめた柄、ハイブランドの総柄といった柄を具体的に指します。
奇抜な柄だと主張が激しかったり、カジュアル感が増して子供っぽくなってしまいますので、落ち着いたモノトーンのカラーでバランスを取ってあげます。
奇抜な柄×モノトーンカラーのマフラーは首に巻いた時に様々な柄の変化を顔周りに付ける事が出来ます。生地で折り重なった場所から部分的にハミ出す柄の一部分が表情を変えて良いアクセントになってくれます。
具体的には👇
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柄マフラー(奇抜な柄×モノトーンカラー)に関しては以上の具体例を出しました。
続いて 派手なカラー×ベーシックな柄
こちらもバランスを取るために、派手とベーシックな印象を組み合わせます。
派手なカラーはそれだけでコーデのアクセントになりますので、柄は無地でも大丈夫です。
派手なカラー×ベーシックな柄は首に巻いた際に、差し色としてコーデの表情を変えてくれるだけでなく華やかな印象をメンズ冬コーデに与えてくれます。
具体的には👇
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柄マフラー(派手なカラー×ベーシックな柄)に関しては以上の具体例を出しました。
ロゴマフラーの場合
ロゴマフラーの場合は、ファッションにおいてモダンでコンパクトなロゴを使用していたり👇
Photo byhttps://www.wwdjapan.com
Photo byhttps://www.wwdjapan.com/554271
ハミ出す様なロゴを使用しているブランドが目立ちます👇
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また、フォントで共通する事はゴシック体の物が多く、モード感漂う印象が特徴です。
中にはクラブサッカーのスタジアムマフラーの様なロゴテイストを含ませています。
ゴシック体のフォントのロゴを中心に選ぶ
コンパクトorハミ出す程大きいロゴを選ぶ
スタジアムマフラーの様なロゴテイストを含ませた物を選ぶ
この3つをロゴマフラーでは意識して選び、取り入れると比較的上手くいきます。
ゴシック体のフォント&コンパクトorハミ出す程大きいロゴの具体例は👇
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女性用はトレンドが早い分、良品もありますし大判です。マフラーに関してはユニセックスで使えるデザインも多いのでメンズでも問題なく使えます👇
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スタジアムマフラーの様なロゴテイストを含ませた物の具体例は👇
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アダムエロペ Jacquard Natinal Scarf HYBRID
さすがヨーロッパテイストのアイテムが多いアダムエロペですね。
追記:更に派手さを演出したい個性的なマフラー
ハイブランドではありますが、更にマフラーで派手さを出したい方におすすめの個性的なマフラーがあります。
PHILIPP PLEIN intarsia logo scarf👇
イチオシアイテムはSHAREEFの別注マフラー
柄・ロゴマフラーの中でも個人的におすすめなのが、
シャリーフの別注マフラーです。
こちらは柄・ロゴマフラーで良いものがないか探していた時に見つけたアイテム。本来、シャリーフは奇抜なデザインが多いです。
今回のマフラーも、柄は英数字で主張していますが落ち着いたカラーを用いる事でバランスが取れています。
素材はポリエステル40%、ウール20%、アクリル20%、ナイロン20%と、一見化学繊維が多い率ですがシャリーフのデザイナーは定評のある方で👇
【SHAREEF】
デザイナーの下村氏はパタンナー、生産管理を経て 2007年8月に独立。
08A/Wにて初の単独の展示会を行なう。
毎日身にまとう服だからこそ、着心地に最大限こだわり、
またその服を着る度に喜びを感じられ、コーディネートする楽しさを感じられるアイテムを作りたい。
アイデアとテクニックをバランス良く組み合わせることで、
人と服の関わりをより深く幸せなものへと変えていき新しい価値を生み出していきたい。
そんな洋服へのまっすぐな哲学を持ちながら、高いクオリティでアイテムを生み出している。STUDIOUS
程よいツヤ感と、着用時のドレープ感が非常に綺麗に出てくれます。
次回は、柄・ロゴマフラーを使ったコーデを組んで実証していきたいと思います。
まとめ
今回、これまで王道だった無地のマフラーはトレンドではなく、柄・ロゴマフラーがトレンド要素を踏まえたメンズコーデをオシャレにするアイテムである事をお伝えしました。
ヨーロッパでのサッカーのスタジアムマフラーがファッションの一部として使用されているほどです。
1つ取り入れる事で、差別化👉オシャレとなると同時に
1.首元や顔周りに大きなアクセントを付けやすい
2.コーデの中に縦のラインやレイヤード感を作りやすい
のでメンズ冬コーデにおすすめのアイテムとも言えます。