メンズオーダーメイドシャツレビュー!似合う理想のサイズを実現できます!
シャツを購入する際やコーデに取り入れる時に、
- 「一般に売られているシャツだと大きくてサイズが合わない」
- 「肩や腕の長さなど部分的に合わない」
なんて思った事があるメンズは多いかと思います。
私もその中の1人でして、一般向けのシャツは少し大きめに作られている事が多いのですよね。
UNIQLOなどは気軽に手に入れる事が出来るものの、大衆向けに販売されている為サイズはやや大きめ。
特に肩から袖丈が大きくて困る事が多いです。
また、スーツ用にはより体にフィットしたサイジングで着こなしたい。私服ではトレンドや手の届きにくいブランドシャツと似たサイジングで着こなしたい。
微妙な調整で印象がガラリと変わるシャツはこうした希望に沿ったものに出会うのが難しいです。
そこで今回、以前から気になっていたオーダーシャツにて実際に依頼してみました。
それがこちら👇
オーダーシャツKEI
クラウドファンディングにて発足したオーダー型のブランドでして、中間会社を省く事で¥4,980(税抜)と高品質低価格にてダイレクトに買った人の手に届くようになっています。
“ゾゾスーツ”の意外な波及効果、オーダーシャツブランド「ケイ」が好調
また、「言葉では表現が難しい、カッコよさやオシャレさといった感性的な魅力」を最も大切にしているという事で惹かれました。
オーダーにてシャツを依頼した結果、どんなメリットがあったのか?オーダーメイドシャツKEIではどんなシャツが届いたのか?
詳しくお伝えしていきます。
オーダーシャツにするメリット
- オーダーシャツはスーツに使う場合最大限の威力を発揮する。
- 理想のコーデに沿って似合うオーダーが可能となる。
オーダーシャツKEIの特徴
- オーダーでありながら1着最低¥4,980と低価格
- シワが付きにくい印象
- 高級感のある生地が特徴的
- 豊富なパターンからオーダーできるカスタマイズ性も魅力的
- オーダーなので1ヶ月以上時間がかかる
オーダーシャツを利用するメリット
オーダーメイドシャツを利用するメリットとしては、
- オーダーシャツはスーツに使う場合最大限の威力を発揮する。
- 理想のコーデに沿ってオーダーする事が可能となる。
この2点に大きく分けられます。
結局はサイズが重要ですよ。という事ですね。
スーツに使う場合最大限の威力を発揮する
私は163cmと小柄な体型の為、どうしてもメンズシャツが全体的に大きいと感じやすいです。
Tシャツやアウターなどはオーバーサイズでも良いのですが、シャツだとそうはいきません。
なぜなら、シャツにおいては袖丈がだらしなく見えてしまうと一気に安っぽい印象や野暮ったい印象を相手に与えやすいアイテムだからです。
スーツを着用する場合は、肩・袖丈・身幅・首まわりがジャストサイズでないと着こなす事が難しくなります。
S、M、Lなどのサイズ規格で分けられている一般的なシャツでは部分的に大きかったり小さすぎたりと弊害が出てきてしまいますが、オーダー型だとピッタリと自分の体型に合ったシャツをオーダーする事が可能です。
よって、スーツと一緒に使う場面を想定した場合は自分の体に的確に合ったサイズをオーダーする事ができます。
理想のコーデに沿ってオーダーする事が可能となる
オーダーシャツはジャストフィットするシャツがオーダー出来る事は一般認識としてあるかとは思いますが、理想のサイズや雰囲気に仕上げる事が可能なのもオーダーシャツのメリットです。
私はシャツをオーバーサイズにて縦に長いシルエットを意識して着用する事が好きです。
なぜなら、縦に細長いシルエットはスタイル良く見せる事が可能だからなのですよね。
しかし、オーバーサイズ感のあるシャツを選ぶと袖の長さや身幅の広さという壁にぶつかります。
するとシャープさやスタイリッシュさを取り入れたいのに野暮ったさが目立ってしまうキッカケに。
オーダーなら部分的に丈の長さを調節可能なので、自分が理想とするスタイルに沿ってオーダー出来ます。
そんな柔軟な対応が可能で、可能性が無限大なオーダーシャツを扱っている「KEI」のシャツを実際にオーダーして着用してみましたのでレビューしていきます。
オーダーシャツKEIで早速オーダー開始
今回、オーダーならスーツ用のようにジャストフィットは可能だろう。という事で、より自分の魅力に迫ったサイズをオーダーしてみる事に。
- 私服でもフォーマル感が出過ぎないモードなシルエット
- スタイルを良く見せる為に着丈長め、身幅狭めの縦長シルエット
をテーマにオーダーを進めていきます。
カスタムがオンラインで簡単に出来る
KEIのシャツはオンラインで自分の身長を登録して実際にカスタマイズしながら完成させて受注を行います。
オンラインだとどんな風に仕上がるのかイメージしにくいのでは?といった不安がありますが、サイズ変更と同時に変化するイメージ画像のお陰で不安を最小限に解消しながらサクサク進める事が可能でした。
仮に、「ここの部分は何センチがいいのかな…?」と分からない事もあるかと思います。
7,000人ものパターンを知り尽くしたKEIは身長に合わせて平均的なサイズを推奨してくれるので便利です。
- 好みのシャツのスタイル(細めや普通など選べます)
- 首まわり
- 着丈
- 肩幅
- 袖丈
- 胸囲
- ウエスト
- 手首
- 二の腕
と細かなサイズ調整をして10~20分ほどで完成しました。
サイズ変更はお任せまたは自己流
細かなサイズの変更は、7,000もの採寸データから導き出されるお任せか自分のなりたいイメージに沿って入力する事が可能です。
身長と体重を入力した際に表示されます。
左が現在の体型に沿った推奨サイズ(この通りで注文するとジャストサイズとなります)
右側が自分で入力出来る部分です。
私は、細身で着丈を長くする事でスタイル良く着たかった事とモードなゆるさを取り入れたかった為、ガイドから極端に外れないサイズを保ちながら入力していきました。
職人さんの細かなこだわり
シャツのオーダー時には細かなサイズを記載する事だけでは無く、職人さんのこだわりが詰まった更に細かな部分を選択する事が可能です。
ボタンに関してはプラスチック製の物は一切使わずに貝ボタンや水牛ノボタンにて裁縫を行うとの事で、計6種類から選択可能でした。
ボタンは洋服の面積を大きく占める訳では無いのですが、意外と目立ちやすいです。
ボタンの素材によって一気に雰囲気が変わったりします。
以前私は洋服のボタンを水牛ボタンにて変更した経験がありますが、雰囲気が全然異なる結果となった事に驚いた経験があります。
水牛ボタンなど料金がかかりますが、スタンダードなものは無料で選べるので嬉しいポイントです。
他にも、襟の形やクレリックの有無など様々な選択が可能です。
オーダーなのに安いので手に取りやすい
オーダーは決められたサイズ規格にて服を作る訳ではない為、一般的に高価なイメージがありますし実際に高いです。
決められたS、M、Lという型に沿って大量生産出来るので安く販売出来ているのですが、オーダーだと色んなサイズの型を用意して作らないといけないのでコストがかかってしまいやすいからなのですよね。
それをオーダーシャツKEIでは中間会社を挟まない事とブランド内に企画、裁縫など一括にまとめる事で余計なコストをかけずに全てを自社で作っているので安く提供出来るといいます。
1着¥4,980と安い価格で手に取る事が出来ます。
ユニクロのオーダーシャツは¥2,980ですが、ボタンやサイズの幅が少ない傾向にあります。
高級感があり、職人の確かな技術が反映されたオーダーシャツが最低でも¥5,000ほどで手に入るのはなかなか見られないです。
出来上がりは1ヶ月以上かかる
こうしてオンラインにてオーダーしていきますが、出来上がるのは1ヶ月以上(40~50日)。
1つ1つ丁寧にその人に合ったサイズにて仕上げていくので気長に待つ必要があります。
何かイベントごとがある場合は逆算してオーダーする必要があるので注意が必要です。
オーダーシャツKEIレビュー
シャツをオーダーするのは初めてでしたが、オンラインにありがちな「画像と実物が異なる」といった不安要素は一気に取り払われたので安心。
細かな点をレビューしていきます。
高級感のある雰囲気
スーピマ綿100%使用した生地は高級感のある雰囲気で出迎えてくれます。
しっとりとしたツヤ感が特徴的な今回注文したデニムライクツイルシャツは、デニム特有のごわつきが少なくてドレープシャツに近い風合いでした。
デニムライクなシャツはカジュアルで子供っぽい印象が付きがちですが、こちらのシャツはデニムぽいブルーの爽やかな雰囲気をしっかりと保ちながらツヤ感があるので選びやすいシャツだと実感しました。
また、生地の縫い方を細かい織り合わせによって仕上げる(ピッチ)事で耐久性の高さを引き上げているのだとか。
縦横斜めと体は動きますので、生地がへたりにくく長く愛用出来そうです。
デニム生地は価格は上がりますが(¥12,000ほど)、世界最高峰のKurokiデニムと呼ばれるバージョンもあるので気になるところではあります。
貝ボタンが美しい!
今回、貝ボタンは黒蝶貝と呼ばれる黒ベースの色に虹色の光沢が重なった大人っぽい雰囲気のものをチョイス。
こちらは追加料金ありませんでした。
プラスチック製のボタンとは雰囲気が異なり、ボタンも高級感あります。
また、ボタンを縫い付ける方法にもこだわりがあることを発見。
烏足掛けと呼ばれる烏の足跡のような手縫いの方法によってボタンに傾斜が付くとの事。
結果的にボタンの付け外しが行いやすいメリットがあります。
見た目のオシャレさとプラスして日常的な気軽さをこだわりによって作り出しているのは職人技と着る人の事を考えている結果なのだなと感じます。
ハリ感のある襟
襟は今回横方向に開きやすいと感じたホリゾンタルを選択。
襟の開きが水平に近いのでボタンを開けて着用した時に横に開きやすくなるのですよね。
フォーマル感があるシャツは襟が垂直に立ってしまうのですが、オープンカラーシャツのように抜け感が欲しい方は個人的にホリゾンタルかイタリアンカラーをおすすめします。
襟もハリ感のあるしっかりとした生地です。
よってシワが付きにくいと実感しました。
シワは付きやすいの?
シャツを着用する上でシワが付きやすいか?は気になるところかと思います。
- 椅子に座った時は背中にシワが付き…
- 腕まくりをすれば横ジワが目立つ。
など1日着用するとシャツによっては全体的にシワが付いて目立ってしまいます。
そこで、1日着用して動き回った後はシワがどのくらい付いているのか?比較しました。
当日は雨降りで蒸し暑い日でしたので絶好のコンディション。
アイロンを掛けてシワを伸ばした着用前と1日中動き回った着用後の比較は以下のようになりました。
シワは袖や脇付近には付いたものの、全体的に付くことは無く目立ちにくい印象にあります。
オーダーシャツを実際に着てみました
シャツ自体のレビューと同時に重要になってくる着用感。
オーダーシャツKEIを実際に着てみた感想です。
結論程よいゆとりはあるものの、全体的にスタイリッシュな印象となりました。フォーマル時にオーダーするイメージの強かったオーダーシャツは、私服でも自分好みにオーダー出来ることを実感しました。
生地自体にツヤ感があるので、生地が寄った部分はより深みが増して上品な印象に。
着用時の生地の硬さが目立つので、オーバーサイズすぎると動きの中で生地のもたつきが目立つ可能性があると感じました。腕回りも細いと袖をまくりにくいと感じました。
モード感がありながら縦に長いスタイリッシュな雰囲気も出すことが出来たので、おすすめです。
まとめ
今回はオーダーシャツを自分好みでオーダーしてみた結果、似合うのか?理想通りに仕上がったのか?レビューや着用感を踏まえてお伝えしていきました。
- オーダーシャツはフォーマル用以外に理想のサイジングを作れる
- KEIのオーダーシャツは高級感のある雰囲気が特徴
- オーダーシャツは基本的に納期が長め
今回ご紹介したオーダーシャツはこちらとなります👇
オーダーシャツKEI
オーダーでありながら手頃な価格でこだわりの詰まったブランドだと実感しました。
スタイルアップして見せたい方やシャツで似合うサイズが見つからない方に特におすすめです。