[短足の悩みを解決!]脚長に見えるメンズファッションの方法と選び方とは?
実際の身長よりあと5センチ高く見られたら…….
あのモデルさんのようにスタイル良く着こなせたら…….
ファッションに悩みは尽きないものですよね。
過去の私は鏡を見る度に自分の背丈にうんざりしていました。
上半身よりも下半身が短く、しかも短さが目立ってしまっていたからなのですよね…。
ですが、失敗と成功の体験を行き来して今があります。
今回は「脚」にフォーカスを当てて、短足を解決するコーデ方法をお伝えしていきます。
- 日本人メンズに合わせた脚長に見えるファッション方法
- 脚長に見せるには難しいアイテムと取り入れやすいアイテム
- なるべくお金をかけずに錯視を使って脚長に見せる方法
では、どうぞ!
日本人の男性は脚が短く見える
日本人は脚が短い事で悩む人が多いですし、私もその1人です。
特に男性は背が海外よりも低く筋肉量も少なめなので小さく見えやすい傾向にあります。
加えて骨格は太い傾向にあります。
日本人女性と男性、同じ身長でも女性の方はスラリとして見える事ありますよね。
頭部を例に挙げると、男性は女性より一回り大きい事が分かっています。
それに縦に細長く見える要素は女性に多いです。
https://twitter.com/T_sansan09/status/1215992818843258880
細くて長い方がよりスタイル良く美しく見えるもの。
メンズは骨格や各パーツが全体的に横に長く見え、横方向に視線が逃げるので実際の身長よりも同じ背丈の女性と並んでも短く見えがちなのです。
短足を解決するメンズファッションのコツ
「元々持った骨格じゃあ、変えようが無い。スタイル良く見せる事は不可能なのか?」
と思うかもしれません。ですが短足を解決して脚長に見せるメンズファッションは存在します。
短足に見えないメンズファッションコーデのコツは4つあります。
- 靴とパンツを分離させないようにする事。
- パンツの丈感(股下&リブ)を中途半端にしない事。
- シルエットに変化を持たせる事(緩急は極端につけ過ぎない)。
- 膨張色(白・パステルカラー)は避ける事。
①靴とパンツを分離させないようにする事
まず1つ目が靴とパンツを分離させないようにし、一体感を出す事です。
靴のボリュームとパンツの太さが極端に反比例していれば双方浮いて見えるので元々の足の長さがハッキリと分かってしまうのですよね。
靴にボリュームがあるのならスキニーパンツにするのではなく、腰回りにゆとりのあるジョガーパンツやテーパードシルエットスラックスを合わせるほうがオススメです。
パンツが細身なら合わせる靴も細身で統一してみるとよりスッキリとした足になります。
靴とパンツをセットにしてコーデを考える事で短足に見える事なく少しでも脚長に見せる事が出来ます。
②パンツの丈感を中途半端にしない事
2つ目はパンツの丈感を中途半端にしない事です。
思い切ってスッキリさせるか、裾に大きなたゆみが出来ない事がポイントです。
生地のたわみが極端に発生していない事、スラックスなどの重みのある素材であれば下の画像でも大丈夫です。
丈感とは股下部分だけでなく、リブの太さも含んでいます。
パンツの丈が中途半端な状態にある事は、以下のようにくるぶしよりも思いきり高い位置にあるパンツの丈・靴を履いた時にパンツの裾が履き口に引っかかってたゆんでいるような状態です。
リブの太さが小さいと、靴と干渉して余計なたゆみが出てしまうので裾が長いスラックスの場合はリブが大きく取れたモノを選ぶ方が一体感が出て綺麗にまとまります。
丈をスッキリさせたい場合はくるぶしあたりに留めておく事をオススメします。
③シルエットに変化を持たせる事
パンツ自体にシルエットを持たせる事も1つのコツです。
以下のように足首を見せてスッキリさせていても、パンツのシルエットが太いままだと脚長に見せる事が難しくなります。
そこでパンツのシルエットをテーパードにしたり、センタープレスやタックによる立体感を持たせる事で自然と脚を長く見せる事が可能になります。
④膨張色(白・パステルカラー)は避ける事。
短足をカバーして脚長に見せるためには白や淡い色(パステルカラー)を避ける事も大事です。
具体的には収縮色のブラックが最も脚長に見せる事が出来ます。
その他にもトーンを抑えたダークブラウン、ネイビー、ミリタリーグリーン、濃いグレーなんかがオススメです。
白は最も膨張して見えやすい色でして、センタープレスのスラックスでも細身パンツでもブラックには敵わないです。
また淡いベージュやブルーといったパステルカラーもパンツに使うには結構難易度が高い色となります。
短足を解消するには難しいファッションアイテム
先に短足を脚長へと変化させるには難しいファッションアイテムをお伝えしていきます。
オシャレになるアイテムではあるのですが、「出来るだけ脚を長く見せる」事には案外特化していないと実体験済みでして意外と難しいアイテムが大きく分けて2つあります。
①ソールが高くて分厚いスニーカーやブーツ
ダッドスニーカーブームも相まって、ヒールが高い靴を多く見かけるようになりました。
その中でもソールのつま先からかかとにかけて全体的に高く、分厚いスニーカーやブーツは短足を解消するには少々難しいアイテム。
なぜなら横に広く見える事でコーデが全体的に縦長へ見えづらくなってしまう事、どうしても靴だけ浮いて見えやすくなってしまう事が挙げられます。
縦に細長いシルエットをコーデで作る事が重要なのですが、横方向へボリュームが加わってしまうから難しいです。
②スキニーパンツ
「えっ?スキニーパンツが?」と思った方は多いと思います。
私もスキニーパンツはメンズパンツの中で最も細いパンツだから脚が長く見えるだろうと着用していた時期がありました。
しかし、意外にも脚が短く見える事がありました。
スキニーパンツは裾から腰全体が身体に密着する形になるので、思い切り元のラインが分かりやすくなります。
これは長身の方や脚が極端に細い方、股下が長い方にとっては相乗効果となって更にスタイルアップ効果が期待できます。
しかし私のような股下が短く筋肉質な脚で太い方は露呈してしまって元の脚の長さが強調されてしまいます。
腰回り・お尻周り・太腿を程よく緩く、裾にかけては極度に細いパンツが救世主となるはずです。
短足を解決するメンズファッションアイテム
短足を解決する事が案外難しいアイテムを一通り挙げたあとは、短足を解決して脚長に見せやすくなるアイテムをお伝えしていきます。
着用するだけで比較的ラクに脚長効果を期待できます。
大きく分けて3つあります。
①リブタイプのジョガーパンツ
男性は女性と比較して骨格が太くて短い傾向にあるとお伝えしました。結果、同じ身長でも男性の方が小さく見えたりします。
一見細くて脚を長く見せてくれそうなスキニーパンツを選ぶより、「リブ付き」のジョガーパンツを選ぶ方がオススメです。
私も愛用しているNIKEのジョガーパンツです。細長いリブが付いたジョガーパンツはなかなか安価で手に入れる事が難しいのでオススメです。
足の長さに自信が無くても幾つにも分かれた生地のパターンによって自然と細くて綺麗な脚に見せる事ができます。
②ハイテク×スポーツスニーカー
ダッドではなくてスポーツブランドが出しているハイテクスニーカーがオススメです。
ハイテクスニーカーは機能性に特化したスニーカーであり、ヒール部分のボリュームがある事によって視線を上へ持っていく事ができます。
下・横方向へ視線が向かわないので結果的にスタイルアップに繋がるのですよね。
NIKEであれば、つま先からかかとにかけて上にあがるようなシルエットをしたエアマックス90。
同じくリアクトエレメント。
ソールの高さと靴全体の大きさにバランスが整っているエアヴェイパーマックスがオススメです。
リーボックならインスタポンプフューリーが全体的に縦に長いシルエットをしていてバランス良いのでオススメです。
③スラックス
スラックスが脚長効果に期待できるアイテムの1つである事は使用されている素材に大きく関与しています。
スラックスには生地に重みがある(使用されている素材がウールやリヨセルなど落ち感が発生するものだから)事が多いです。
よって着用時・移動時に生地のたわみやヨレ等の脚を短く見せる要素が少なくなります。
スラックスは様々な種類が存在しています。その中でも全体のシルエットを綺麗に見せてくれるテーパードスラックス、センタープリーツをしっかり入れたものがオススメです。
アローズ系はXSサイズを展開しているブランドやアンクル丈のパンツが比較的多いので裾詰めを行わなくてもくるぶし辺りで着用できるものを見つけやすいです。
錯視を利用して短足を解決する(お金をかけたくない方へ)
ここまで短足を脚長へ変化する事の出来るコーデのコツや具体的なアイテムをお伝えしていきました。
もちろん、アイテムを手に入れて着用する方が比較的容易に悩みを解決させやすいです。
でも新しい服をいますぐ買うのはしんどいですよね。それなら今クローゼットに眠っている服を有効活用してみるのも1つの手です。
背が低い人やもうちょっと脚長スタイル良く見せたい人は2つの錯視(アモーダル補完とフィック錯視)を意識すると大丈夫です。
お金をかけずに自宅にあるアイテムを上手く活用して脚長に見せたい!と思う方へ錯視を用いた工夫をお伝えしていきます。
①アモーダル補完で脳のイメージをコントロール
アモーダル補完とは、対象物の一部が隠れて見えない時に脳がイメージを勝手に作り出す錯視です。
細い部分だけ露出させれば、全体が細く見えます。
反対に太い部分を露出させてしまうと全体も太く見えるようになりますよ~という事です。
解剖学的に深く追求すると、各部位には最小周径と最大周径があります。
筋肉が最も小さく膨らんでいる部分が最小周径。
筋肉が最も発達して膨らんでいる部分が最大周径といった具合にです。
この最小周径を見せれば良いので、手首や足首を見せれば細く見えます。
反対に前腕やすねを見せると最大周径が露出するので太く見えます。
②フィック錯視
フィック錯視とは、横よりも縦に伸びる線の方がより長く見える錯視です。
背を少しでも高く見せるには縦に強調する事を意識するという事が大事です。
例えば、アウターとインナーを組み合わせる時にインナーはタックインしてロング丈のアウターを羽織る事でフィック錯視がより強調されます。
他には、同一カラーの細身のパンツと細身のシャツorTシャツを組み合わせて(この時タックインしても良いです)、Iラインシルエット(縦のラインが強調されやすい)を既存のアイテムで作るとスタイル良く見せられます。
まとめ
今回は短足に見えがちな私の経験を踏まえて、少しでも脚長に見せるコツやアイテムをお伝えしていきました。
コツやオススメアイテムに沿って服を選んでみると案外ラクに脚が短く見えてしまう悩みを解決してくれる糸口になったりします。
いますぐお金をかけたくなくとも、工夫次第ではクローゼットにあるアイテムで脚長に見せる事が十分に可能です。
背丈やスタイルで悩む人が少しでも少なくなって純粋にファッションを楽しめるようになる事を願って発信していきます。