今年もユニクロユーが継続して発売されますが、あれよあれよとトレンドが移り変わりアイテム数やカラー数に変化があって追いつかない方もいるのではないでしょうか?
「発売日当日に店舗に到着してみたものの、人がいっぱいいてどれを先に試着して選べば良いのか分からない!」
「あたふたしていたら気になっていたあのアイテムのサイズor色がなくなってる!」
と、もったいない出来事に遭遇した過去の私がおります。
そこで今回もユニクロユーのアイテムの中で、
- このアイテムは使える!でもなぜ?をお伝えします
- 低身長でも着やすいアイテムを経験からお話します
- 発売日に混乱しない1つの指標作り
といった内容をお伝えしていきます!
[予測]ユニクロユー2020春夏メンズ(アウター編)
ユニクロユー2020春夏のアウターに関して予測していきます。
ルメールと契約したユニクロが約8年にも渡って展開している特別コレクションです。(途中名称変更が起こっています。)
テーラードジャケット
最近のメンズ雑誌や芸能人の着こなしを見ていると、テーラードジャケットやタキシードスーツを取り入れたコーデが多い印象があります。
トレンドとしてテーラードが回帰しているのですが(タキシードはもう洋服の原点とも言えますね)、いきなり取り入れるのは結構ハードル高く感じるかと思います。
洋服はテーラードが源流。
しかしユニクロユーのテーラードジャケットはルメールとコラボした当初から、サイズ感・デザイン共に大きな変更なく、リラックスしたデザインを一貫しているように思えます。
かっちりとした印象が少ないのもポイントで、万人に取り入れやすいかと。
サイズを見ても過度に大きすぎる事は無く、低身長の方でもややジャスト目~リラックスに着れるのでは?と予測します。(ユニクロユーは袖丈が少し長いのでそこだけ注意です)
素材に関しても、通常のスーツ地に使用されるウール等を用いずに機能性のある素材を用いているところも着用しやすいポイントです。
機能性のある素材感であればテーラードでもラフな印象を与える事が可能ですので街着としても気軽に羽織る事が出来ます。
2020ssのユニクロユーはミリタリーから着想を得ているとの事もあって、カラーテイストがミリタリー寄りとなっています。
2019AWもそうでしたが、これまで通りであればダークグレイのカラーがグレーにやや緑がかったテイストになっていてオシャレです。
ブロックテックトレンチコート
今季ユニクロユーの中で注目度が高いアイテムの1つかと思います。
ユニクロが打ち出している機能性素材であるブロックテックをベースに、ミリタリーの代表格でもあるトレンチコートを掛け合わせて作られています。
トレンチコートの装飾を削ぎ落として(袖のスリーブストラップとベルトは残っています)タウンユースに溶け込みやすく作られています。
デザインも素材も機能性と美しさがあって満足度も高いと予測します。
しかし、ユニクロユーのブロックテック素材のコートを低身長の方が着るとちょっと難しいです。
と言うのも、トレンチコートは着丈・袖丈が長く、袖周りが大きい作りが多いのでブロックテックの硬い生地と相まって「ダボっ」としてしまうのですよ…。
サイズ表を見てもやはり大きめなサイジングです。
ベルトを使ってメリハリを付けることで着用しやすくはなると思うのですが、
- 素材がブロックテックとハリと硬さが強い傾向にある素材→身体に被せたような印象
- トレンチコート特有の着丈・袖丈が長く、袖周りが大きい作り→メリハリのない印象
- ユニクロユーはサイズが大きめに作られている傾向にある
事から、もしトレンチコートを選ぶなら他のブランドが良いのでは?と予測します。
フーデッドコート
フーデッドコートは私の好きなブランドであるノルウェージャンレイン(北欧ブランドです)などヨーロッパ圏のブランドからも多数輩出されているデザインのアイテム。
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トレンチコートと同じく、機能性に特化して人々の生活に役に立つよう作られたカテゴリアイテムです。
こちらはブロックテック素材を使っていないので生地自体は固すぎることはないと予測します。
作りもやや大きめの印象をもちますが、どのインナーにもバサっと気兼ねなく羽織れるアイテムになるのではないでしょうか。
身幅はSサイズで60cm台とやや大振りでありますが、丈が長いシルエットに大きめのフードというデザイン・固過ぎない生地を考えると着用時に納まりが良いのではと思います。
春先から梅雨時期にまでガシガシ使いたい方やユニクロユーの中でコート類が欲しい低身長向けにおすすめのアイテムです。
デニムワークジャケット
通常のデニムジャケットであれば、
- アームホールや胴体が太い
- 極端に短い丈感
- デニムの硬い生地感
の要素で、より身長が低く見えやすいアイテムです。
しかし、今季発売されるユニクロユーのデニムジャケットはデニム素材という気軽さや着こなしやすい観点からおすすめのアイテムになるかと予測します。
なぜなら、
- 素材がコットン100%のデニム素材なので柔らか目
- 縦に長いシルエットなのでスタイルアップに効果的
- 肩~袖が長く、袖口は細く出来る→メリハリとリーチの長さを取りやすい
からです。
カーハートやダントンのようなワークテイストアイテムに似た要素が今回のデニムジャケットには含まれていて、ルメールの美しい曲線美が野暮ったさをかき消している印象を受けます。
サイズ表を見ても身幅がやや絞られていていますし、袖の長さが取られている事に加えて袖口の調整が可能なのでメリハリも付けやすいです。
ただ、これまでのデニム系アイテムから見た目が可愛い印象を受けますので、コーデに取り入れる時は男性的な要素やテーラードを意識した方が良きですね。
ハンティングジャケット
今季ユニクロユー2020春夏アイテムの中で比較的取り入れやすいデザイン・色ですね。
これまでのユニクロユーアイテムに追随したワークテイストのジャケットで、襟元のオープンカラーやシンプルなスナップポケットなどが馴染み深いです。
購入してそのまま既存のアイテムと合わせても失敗しにくいある意味安心感のあるアイテムかなと。
同時に既視感があるので物足りなさを感じてしまう方も中にはいる事でしょう。
ボタンが隠れる比翼仕立て(ミリタリーアイテムは土埃が服の中に入らないように比翼仕立てが多かった)で素材にはテンセル素材が含まれていますので、上品な印象を与えられるアイテムかと。
[予測]ユニクロユー2020春夏メンズ(トップス編)
お次はユニクロユー2020春夏のトップスでおすすめを予測していきます。
リブクルーネックセーター
個人的に、おっ!使いやすそう!と感じているのがリブクルーネックセーターです。
ニットの編み地に良く見られる畝が細くて目立ちにくくなっており、そこまでニットの主張が激しくない印象を持ちますね。
また、ニットに良くありがちな袖・裾のリブがないのでレイヤードがしやすい万能アイテムになると予測。
ニットは生地自体が軽すぎると歩いている中で全体が持ち上がってきやすいので重みのある生地が良いのですが、ユニクロユーのリブクルーネックセーターはリブがないので煩わしさは解消されそうですね。
トレーナーと違って素材感と生地の立体感を得やすいのがニットなので、野暮ったい雰囲気が減っていくと思います。
ミドルゲージVネックカーディガン
こちらもニット同様、使いやすくて万能なアイテムになると予測。
これまでのカーディガンって、前ボタンの部分が深いネックになっているものがほとんどでした。
このVネックが羽織った時にスタイルを良く見せてくれていたりしましたが、カーディガンにおいてはこのデザインは見飽きたのですよね…。
今季のカーディガンはネック自体がやや高い位置に設定されている事から、新鮮な印象を受けます。
その他デザインはこれまで通りベーシックなので着る人を選ばず、既存のアイテムとも組み合わせやすいアイテムになると予測。
編み方がミドルゲージなので、やや肉厚なのも良いですね。
ミラノリブのように生地自体に重みもプラスされるので綺麗なシルエットを醸し出すことが出来そうです。
ワイドフィットスウェットシャツ
こちらは目的と合致する人に特に刺さりやすいかな~と感じたアイテムです。
横に広がったネック・短い丈・あまり見かけない色合いが普段のコーデに変化を付けてくれやすいと期待します。
丈が短いのでインナーと組み合わせる事でより真価を発揮しやすいアイテムかと予測。
シャツを組み合わせて着丈の高低差にギャップを付けるのも良いですし、似たような素材・色合いのカットソーやスウェットを挟んでレイヤードを楽しむ事も出来そうです。
低身長のコーデにおいてアイテムの丈感を変化させたり素材・色を切り替えるなどして立体感を出す事で、野暮ったくなくスタイリッシュにも見られやすくなります。
ロング丈のコートとタックインしたインナーを組み合わせるコーデはスタイル良く見える要素も含んでいます。
[予測]ユニクロユー2020春夏メンズ(シャツ編)
次はユニクロユー2020春夏シャツのおすすめをお伝えしていきます。
ベーシックなシャツはこれまでどおり使いやすい印象を受けますので、シャツの中で「これはいつもと違うし着やすそう!」なアイテムに絞ります。
ミリタリージャージーシャツ
ミリタリーベースに特徴的なポケットを取り入れたこのシャツ良いですね~
着こなしの難易度も抑えられていて、それでいて嫌味のない変化を付けられるアイテムですね。
一枚で着てもコーデが上手くいきやすいですし、ユニクロユーのシャツアイテムはブカブカにはなりにくい程よいサイジングなので背が低い方でも取り入れやすいのが特徴です。
今までになかったな~!と思うポイントは特徴のあるシボ感です。
最近はレザー素材のシャツが取り上げられていることが多くなってきており、ベーシックで無難なシャツに変化を付ける兆しがあります。
ユニクロユーでも独特のシワ加工によってシャツに変化を付けてきています。
シワのようなディティールでもサラリとしたレーヨン素材が50%以上使われているので上品な印象があると思われますね。
[予測]ユニクロユー2020春夏メンズ(ボトムス編)
最後にユニクロユー2020春夏のボトムスでおすすめをお伝えしていきます。
ワイドフィットテーパードパンツ
こちらは先述したテーラードジャケットとセットアップが可能なスラックスになります。
これまでと大きな変化はなく、ゆとりのあるは着心地の良いアイテムだと思われますね。
ただ、セットアップ可能のスラックスは毎回大きめの印象を受けますのでワンサイズ落とすか裾周りを詰める方が無難な印象を受けます。
仮にストレートな裾や重みと落ち感のある生地だと以下のようにボリュームのあるスニーカーやブーツと高相性なコーデを作ることが出来るのですが…。
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ワイドフィットタックテーパードパンツ
こちらのワイドパンツは前期でも登場したものとほとんど変わりがないですが、意外と使いやすいアイテムかと。
タックがついていることでシルエットが綺麗にでますし、少し硬さのある生地感なのでセンタープレスを先頭にして縦方向(つま先)に向かってズボンの形が尖って見えやすくなります。
すると、正面をむいた時に脚のラインがより強調されやすくなるのでワイドパンツを履いた時に足が極端に短く見えてしまう事を最小限にすることができます。
まとめ
今回は2/21に発売される(一部販売中)、ユニクロユー2020春夏メンズラインナップにおいておすすめを予測していきました。
低身長でも着やすく、特に全体的に良いなと思うアイテムは以下の6つです。
- テーラードジャケット ¥7,990+消費税
- ミドルゲージVネックカーディガン ¥3,990+消費税
- リブクルーネックセーター ¥3,990+消費税
- ミドルゲージVネックカーディガン ¥3,990+消費税
- ミリタリージャージーシャツ ¥3,990+消費税
- ワイドフィットタックテーパードパンツ ¥3,990+消費税
ユニクロユー2020春夏アイテムは、ワークミリタリーベースで上品に作られており、新鮮味のあるアイテムが複数存在するなと感じました。