洋服のリメイクは沢山ありますが、その中でも比較的簡単なデニムジャケットのリメイク。
デニムジャケットはハイブランドからファストファッションまで幅広く販売されています。一般的な形はこの様に襟が付いている物です。
Photo byhttp://www.uniqlo.com/jp/store/goods/182575/
デニムジャケットは人気で誰しもが持っている様なアイテムですので、ユニクロでも出ていますね。品質・サイズ感がしっかり計算されて作られており、低価格ですので非常にコスパが良いのですが、コスパが良いが上に分かる人には分かる「ユニバレ」。
認知度が高く、誰しもが手に入れられるハードルの低さから以前からユニクロの洋服を着ていることが誰から見ても分かってしまう「ユニバレ」。
また、デニムジャケットはありきたりなデザインで皆が知っている形ですので差別化が図りにくく、1歩間違えると学生っぽい印象になったりします。
・ユニバレ
・学生っぽい印象のあるアイテム
この2点を払拭するにはオシャレに差別化を目指すリメイクでノーカラーにする事が効果的な方法です。
ご自宅でも比較的簡単に行うことが出来ます。
リメイク方法と差別化を図るポイントをお話ししていきます。
ノーカラーとは?
さて、先ほど出てきたノーカラーと言う単語。
ノーカラーとはどんなものかと言いますと、洋服の襟が無い状態の物を言います。
リーバイス Levi’s ノーカラー デニムジャケット Gジャン USA製 メンズL /wes9171 【中古】 【170717】
ノーカラーである事で一般的に知られている形とはちょっと違う状態になりますから、結果的に差別化→オシャレと認知されやすくなります。
私が思うにデニムジャケットって、物凄く洗練された高級ブランドで無い限り、子供っぽい学生なイメージがどうしても払拭しきれませんでした。試着してもどうも子供っぽい…
そこで鏡の前で襟を折りたたんで試着してみました。すると襟が無いほうがオシャレに見えたのですね。襟があるとシャツの様にフォーマルな印象がプラスされるかと思っていたので意外な発見でした。
それがきっかけで自分でデニムジャケットをリメイクしてみようと考えたのです。
次は実際のリメイク方法と差別化するポイントを踏まえてお話ししていきます。
差別化を図るデニムジャケットのリメイク方法
では私が行ったデニムジャケットのリメイク方法をご紹介していきます。
まず今回リメイクするデニムジャケットは、ユニクロで購入したスタンダードなデニムジャケット。
こちらをリメイクしていくのですが、襟と袖をハサミでカットしてノーカラーへ変化させていきます。
使う道具は、
・ハサミ
・裁縫道具
この2点です。
まず、襟と袖をハサミでカットします。
そして本来ならカットしたらもうノーカラーデニムジャケットになるのでリメイク終了。と言うことなのですが、道具に裁縫道具とありましたよね?
そうです、縫っていきます。差別化を図ってよりオシャレに洗練された雰囲気を作る為です。
カットした断面を針で縫っていくのですが、ここで意識したポイントとしては、
1.糸の色は統一
2.まつり縫いで縫っていく
3.アンバランスな縫い方
4.あくまでもさり気なく
この4つのポイントを意識していきました。
1.糸の色は統一
これは、糸の色を統一する事で着まわしやすい服にする事・チグハグしない印象にする為です。
今回、ボタンの色を白に塗ったので、糸の色も白で統一しました。
2.まつり縫いで縫っていく
まつり縫いとは、
この様に表に縫いを見せるやり方です。
これはカットした先端がほつれて来ない・糸の色を目立たせたかった為にこの縫い方を選びました。
襟と袖同様にまつり縫いで縫っていきます。
3.アンバランスな縫い方
本来裁縫で縫っていく時は間隔や縫い方は綺麗に縫っていくことが基本ですが、ここはあえてアンバランスな縫い加減にしました。
というのも、デニムジャケットというカジュアルさ・カットした所から出てくるちょっとしたほつれ。
このビンテージ感を演出するには間隔がバラバラな縫い方がむしろ合っていると考えたからです。
この様にバラツキのある縫い方にしました。
4.あくまでもさり気なく
この様にはっきりと分かるか分からない程度に糸の太さを抑えてあくまでもさり気なくを意識しました。
というのも、手を加えたことによって安っぽさや雑感が出て来やすいのでさり気ないオシャレを意識する事で不自然な印象を与えない様に気をつけました。
完成!
そして完成しました。
こちらがBefore↓
こちらがカット+縫いを加えたafter↓
どうですか?印象が一気に変わったかと思います。
ノーカラーですので、首元を寂しくさせない様にインナーはハイネックやシャツなど、首元にアクセントがあるものを選ぶと良いです。
デニムジャケットを着ない・リメイクを迷っている方へ
実際に行うリメイク自体はどなたでも出来る簡単な方法ですので、普段のデニムジャケットをオシャレに変化させたい方はリメイクがおすすめです。
個人的にほつれ感やちょっとした色がオシャレに感じました。