冬服メンズインナーを使いこなすコツとおすすめアイテムを解説!
冬になると着る洋服の数が多くなるので、「面倒だな」と感じる事もあるかと思います。
かと言ってアウターばかりに頼っていると、屋内でコートを脱いだ時に何だか物足りなさを感じてしまう事も。
実は以前の私がそうでして、例えばインナーをパーカーだけにしていたのでレストランでコートを脱ぐのをためらった経験があります。
そんな意外にも難しい冬のメンズインナーを使いこなすコツとおすすめアイテムを詳しくお伝えしていきます。
結論
冬服のメンズインナーを使いこなすコツは、
- シンプルを意識する
- インナーのレイヤード(組み合わせ)
- 色彩理論を使う
今回の記事では、
- 「お洒落なレストランでアウターを脱いだ時もおしゃれになります」
- 地味感を払拭したくてインナーを派手にしてもデタラメにならなくなります
- 冬のインナー選びと使い方がラクになります
メンズ冬服インナーには重要な役割がある
冬場のメンズファッションにおいて、一般的に重要視されるのがアウターです。
季節感がありますし、どこのショップに行っても目に付く場所に置かれている。
価格は四季を通して高価格ですが、実際に売れているのもアウターです。
しかし意外にも冬のメンズインナーが重要な役割を担っています。
それはなぜか、インナーへ気を遣う事が春夏と比べて圧倒的に低くなる為です。
- 「お洒落なレストランでアウターを脱いだ時にダサく見られた」
- 地味感を払拭したくてインナーを派手にしたけどチグハグになった
なんて話を聞いた事があるかもしれません。
これは、単にその人がお洒落では無かった。という訳ではなく、アウターとして使っているコートがめちゃくちゃお洒落だったのにインナーと釣り合っていない事や単にインナーに意識が向いていない事が大きな原因だったりします。
例えば、メンズ冬服で人気のコートは重厚感やデザイン性・色合いや素材感など魅力的要素の高いものが多いです。
- コートがお洒落なので際立たせたい→インナーは目立たない様に設定
- コートはシンプルでダークトーンになりやすい→インナーを目立たせたい
という事が、
- 「お洒落なレストランでアウターを脱いだ時にダサく見られた」
- 地味感を払拭したくてインナーを派手にしたけどチグハグになった
結果に繋がっている事もあります。
これほどメンズの冬服においてはアウター同様に、時にはそれ以上に重要な役割を持つのがインナーです。
冬服メンズインナーを使いこなす3つのコツ
では、メンズインナーを使いこなすコツは何があるかと言いますと、
- シンプルを意識する
- インナーのレイヤード(組み合わせ)
- 色彩理論を使う
3つのポイントがあります。
シンプルを意識する
シンプルを意識する理由としては、既存のアイテムに1点プラスするだけで変化できる事とアイテムが選びやすくなるからです。
- インナーは無地を選び、柄物を避ける
- 大人っぽい深みのある色を選ぶ
- 緩急を付けたい場合は素材やデザインを変更する
初めのうちはこの辺を意識すると上手くいきやすいです。
インナーをシンプルにする事で統一感も生まれやすくなり、スタイルアップの効果が期待できる縦に長いラインが作られやすくなります。
海外スナップの中でも日本人に取り入れやすい例としては以下のコーデがあります。
こちらはインナーを究極にシンプルにしていますが、カーディガン・シャツ・タイと素材とアイテムの変化を付けているので野暮ったさが減っています。
コートを脱いでもフォーマル感が残るので安心です。
柄・目を惹くカラーなど注目度の高いアウターを購入してもインナーをシンプルにしておけば以下のコートでもインナーが引き立ててくれますし、着まわししやすいのでラクです。
タックインを用いる事でコートを羽織った時にスタイル良く見えますし、以下のようにニットやウール素材を用いてタックインをしている事で大人っぽさも際立ちます。
インナーのレイヤード(組み合わせ)
インナーは複数組み合わせる事がもう1つのコツです。
パーカーだけ、トレーナーだけといった、インナー単体使いだとアウターを脱いだ時に季節感が損なわれたり頼りなさを感じる事があります。
私は以前コートの下にパーカーだけ着用していた事があり、せっかくコートがおしゃれで大人っぽいのにパーカーオンリーになった際に「一気に可愛らしくなったね」と言われた経験があります。
インナーの組み合わせでよりコーデとしての立体感が生まれます。
ライトカラーのタートルネック×ダークトーンのプルオーバーニットなどですね。
- シンプルインナー同士を組み合わせる
- おすすめはネックの異なるニット同士を組み合わせる事
- タートルネックT×クルーネックニット×カーディガンと似た素材のアイテム同士を組み合わせるのもアリ
インナー同士を複数重ねる事で結果的に防寒性とおしゃれを保ちながら、屋内でも屋外でもオシャレに見せる事が出来ます。
海外スナップでインナーレイヤードを用いたコーデとしては、以下のような組み合わせ例があります。
個人的にはシャツ×ニットでは無くて、同一素材のニットアイテムを複数レイヤードする方が新鮮さも大人っぽさも増すのでオススメです。
ニットの選び方に関しは以下の記事にまとめています👇
色彩理論を使う
色彩理論とは、暖色・寒色、男性的・女性的・膨張色・収縮色、心理的な効果など色によって相手に与える印象の変化を指します。
色彩理論または色彩理論は、特定の色の組み合わせの色の混合と視覚効果に対する実用的なガイダンスです。カラーホイールに基づく色の定義もあります。Wikipediaより
こちらは一見難しく感じるかもしれませんが、自分の好きなカラーやクローゼットにある冬服のカラーと相性の良いカラーを1.2色覚えておけば大丈夫です。
色相には相性の良い組み合わせがあり、類似色・補色・反対色等が良いとされています。
詳しいことはこちらに書かれています。
デザイン入門教室[特別講義] 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~ (Design&IDEA)
私はブルーやグリーン系が好きでして持っている服の色もそうなりやすいです。
よって、派手なカラーを用いたい場合はチグハグにならないように色彩理論を用います。
ブルーカラーと相性が良いのはオレンジカラーですので(反対色)、以下のように組み合わせたりですね。
海外スナップの中で取り入れやすいコーデは以下の通りです。
こちらは類似色と無彩色でまとめてありますので統一感があります。
イエロー系はブルーやパープル系のカラーと相性が良いです。また、有彩色であるイエローでもニットを選ぶ事で落ち着いて見えます。
ただ、色彩の関係性はあくまでも1つの考えなので、縛られ過ぎず選択に困った時に使うのが理想です。
冬服メンズインナーのおすすめアイテム
では、冬服のメンズインナーにおいておすすめのアイテムを実際にお伝えしていきます。
ベーシックなインナー
まず、冬に出番が多く比較的手に取りやすいベーシックなデザインを選ぶ際におすすめのインナーです。
ユニクロのエクストラファインメリノシリーズはハイゲージ(網目が細かい作り)で艶感が強めなので同シリーズとレイヤードすると上品にまとまります。
ニットやパーカーなどベーシックなアイテムに関しては組み合わせかデザインの変更も良いと先述しました。
カズユキクマガイのニットはスタイリッシュながらデザイン性も付いているのでおすすめです。
また、ベーシックなアイテムはコートというハイエンドなアイテムをレストラン等で脱いだ時に釣り合うよう、質感の良いものがおすすめです。
メゾンスペシャルはプラダにも使われているリモンタ素材やプレミアムスーピマといった高級素材を用いているのにも関わらず、比較的価格が良心的なのでおすすめです。
メゾンスペシャル 【世界最高峰】【小野メリヤス】プレミアムスーピマ裏毛パーカー
メゾンスペシャル ソロテックス ラグランテーラードジャケット
派手目なインナー
冬服は地味な印象になりがちな為、差し色として派手目のインナーなどを取り入れたい方も多いかと思います。
ユニクロユーにて発売されているこちらのトレーナーは、100%コットンなのにも関わらず艶とハリがしっかり出ています。
コットンにありがちなフワッとした雰囲気は無く、パリッとした雰囲気なので冬のインナーとして使っても子供っぽくなりにくい印象にあります。
価格も¥990に引き下げられたので手に取りやすいです。
レインメーカーのインナーもおすすめです。素材がスーパー100’sのウールを使っているので上品な雰囲気に。
レインメーカー WASHABLE-WOOL HIGH NECK SHIRT
まとめ
今回は冬服のメンズインナーにおいて、
- 「お洒落なレストランでアウターを脱いだ時もおしゃれに」
- 地味感を払拭したくてインナーを派手にしてもデタラメにならないように
- 冬のインナー選びと使い方がラクになる
を目的とした内容をお伝えしていきました。
アウターに目が行きがちですが、実はインナーがとても重要である事を踏まえつつ冬のコーデを楽しめればと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。