ユニクロUメンズ2019秋冬のおすすめ予測!磨きのかかった上品アイテムが続々登場!
9/20(金)からユニクロユー2019秋冬コレクションが発売となります。
2019秋冬のユニクロユーは上品で大人っぽいラインナップなので期待大です。
ユニクロ公式サイトで2019秋冬のラインナップが登場しました。今季はここ最近のシーズンと比べても期待の大きいアイテムが目立つなと感じていましたが、やはりその通りでした。
ユニクロユーってどんな中身なの?デザイナーのルメール氏とは?とご興味がある方は以下の記事を参考にしてみてください👇
ユニクロユーとは?デザイナーからユニクロ通常ラインとの違いまで徹底解説!
今季2019秋冬のユニクロユーの見解としては、
- メンズは以前と同様、ミリタリー要素が含まれているものやこれまでと大きく変わらないアイテムが見られる。
- 2019春夏のように鮮やかな色味というよりは落ち着いた色合い(ペールカラー、ニュートラルカラー)が多い。
- 真新しさは少ないが、それは結果として着こなしやすいとも言える。
- 上品なシルエットと落ち着いた柄物が増えた。
- 異素材を使ったものが見られるがスッキリとしたシルエット。
- レディースはメンズでも着用出来そうなラインナップがある。
- メンズと比べてレディースの方が真新しさがある。
- レディース感の強くないオーバーシルエットの方が背が低いメンズに似合わせやすい。
と感じています。
今回の見解から今季のおすすめなアイテム予測をお伝えしていきます。
今回の記事結果
- 全アイテムの中からどれがオススメなのか予測された内容を知る事が出来る→販売前にイメージしておく事で時間短縮などの効率化を促進。
- 背が低くても合わせやすいおすすめアイテムを知る事できる。
- メンズの方にレディースラインナップが期待出来る理由を知る事が出来る。
ユニクロユー2019秋冬の特徴
「進化するライフウェア」とコンセプトを掲げ、日常着をよりおしゃれにしたラインナップを毎回出してくれるユニクロユー。
フォーマルなアイテムをブラウン・カーキ・ベージュといったミリタリー要素にアレンジしているアイテムや、ミリタリーアイテムが強めな印象を受けます。
また、2019春夏の鮮やかな色や柄からは一転し、落ち着いた上品な柄が出てきています。
スモーキーカラーに加え、各ブランドが注目しているペールトーンやニュートラルカラーを使用しています。
ベーシック寄りだが柄と色合いが大人ぽくて上品な特徴を持っているため、既存のアイテムとも比較的合わせやすく、似合う方が多いのではないかと予測します。
そして、今季はレディースアイテムにおいて上品さと新鮮さがみられており、メンズでも着用可能だと予測できる良品がありそうです。
トレンドのペールカラーとニュートラルカラー
近年各ブランドが取り入れているカラーがペールカラーとニュートラルカラー。
数年前から良く見かけるスモーキーカラー(元の色がくすんだような雰囲気の色)はそのままに、ペールカラーとニュートラルカラーも今回のユニクロユーで使われています。
ペールカラーとは、イエロー・レッド・ブルーなどのヴィヴィットなカラーを薄めて淡くした色の事です。鮮度が高いパステルカラーよりも1段階淡くしたカラーでして、ややフェミニンな印象を与えやすいカラーです。
https://iro-color.com/colorchart/cmyk/single.php?cmyk=C20M10
ニュートラルカラーとは彩度が無い無彩色(ブラック・グレー・ホワイト)を指しますが、彩度が極端に低い(ベージュ・オフホワイト・カーキ・アイボリー)もニュートラルカラーとされています。
http://unakarma.info/archives/1426
この2つのカラーバリエーションはレディースの間でも2018年ごろからトレンドカラーとして扱われています。
最近はメンズレディース問わず、ブランドがコレクション等で用いていますね。
「アクネ ストゥディオズ」2020年春夏パリ・メンズ・コレクション
今回のユニクロユーでメンズではペールカラーやニュートラルカラーよりもスモーキーカラーが強い傾向にあり、レディースではペールカラーが強い傾向にあります。
2019秋冬のプルミエール・ヴィジョン(ファッション業界のエキスパートによって構成された、国際的なテキスタイルの見本市。今後のトレンドに深く影響すると言われている)では、イエロー・オレンジ・ブラウンといった暖色系が多い事が汲み取れますし、トレンドカラーとして先述したカラーバリエーションが含まれています。
よって、今後のトレンドを含めたコーディネートを行いたい際はイエローなどの暖色に近いペールカラー・ニュートラルカラー・スモーキーカラーが強いカラーを選ぶと良いかと予測します。
英国柄と相性の良いフォーマルアイテム
ノームコアが終焉を迎え、徐々に色味や柄物を使ったコーデが街中でも見られるようになってきました。
ストリート要素よりもフォーマル感の強い雰囲気を打ち出しているブランドも多いですね。
柄物や色味のあるアイテムがこれから新鮮さを感じてくるのですが、その中でも英国調の柄がフォーマルなアイテムとの相性が良いです。
https://otokomaeken.com/mensfashion/40225/3
グレンチェック・ギンガムチェック・ヘリンボーン・ウィンドウペンチェックがこれに当たります。
なぜなら上品で落ち着いた雰囲気の柄が多いからなのですよね。
ルメールは元々フランスのデザイナーであり、ベーシックなライフウェアを提供するユニクロととても相性が良いです。
今季は柄物が多くなっているユニクロユーのアイテムですが、うまくトレンドとマッチしていると感じています。
ユニクロユー2019秋冬メンズおすすめ予測-アウター-
2019秋冬メンズでおすすめのアイテムとして、まずアウターから。
機能性と日常にも使いやすいデザインが特徴であるユニクロユーでは、2019秋冬も使い安いベーシックなデザインが多い印象があります。
メンズラインナップは2019春夏から感じている、フォーマルにミリタリーワークな要素を取り入れたアイテムが多いですね。
抜け感のあるテーラードジャケット
フォーマルな要素がふんだんに使われたコレクションが多いですが、スーツを崩して抜け感ある演出をする海外スナップが比較的多いです。
ユニクロユーは毎回テーラードジャケットを出していますので大きい変化は無いかと思いますが、ゆとりのあるシルエットとストレッチ性のある素材を用いているのでシルエットからも素材感からもカッチリしがちなフォーマル感を程よく着崩してくれそうです。
サイズ表を見ても、着丈と身幅にゆとりがあるように作られているので、やや縦に長いシルエットがスタイルアップに貢献してくれる可能性があります。
トレンドにマッチしたコーデュロイジャケット
ニュートラルカラーやスモーキーカラーに属し、ワーク感も彷彿とさせるコーデュロイ。
ダンヒルや麻布テーラーなどのテーラーを得意とするブランドも今季はコーデュロイを取り入れております。
そのトレンドにマッチしたコーデュロイジャケットがユニクロユーに登場するので嬉しいところ。
展示会のようにセットアップで着用しても良さそうですね👇
https://www.fashion-press.net/news/50554?utm_source=antenna
とはいえ、コーデュロイは明るいカラーを選ぶと土臭さがより際立ってしまいます。
よって、ダークトーンのカラーを選んでドレッシーにまとめる事で都会的な印象を目指すのが着こなしやすい方法です。
ダークブラウンもしくはブラックカラーがおすすめと予測します。
ミリタリー要素が強いボアショートブルゾン
こちらもおすすめなアイテムかと予測。
ミリタリー要素が詰まったデザインであり、ブルゾン以外をフォーマル感強めのアイテムとミックスさせる事で新鮮なコーデが可能になると予測。
ボアブルゾンは元々空軍のパイロットが防寒として着用している事が始まりで、そこから差別化を求めたファッショニスタがコーデに取り入れたと言われています。
今回、裏地のボアはシェルパフリースを用いているとのこと。
シェルパフリースとは、保温性に優れた人工素材であり、チャンピオンやパタゴニアのフリース素材に使用されています。
毛の長さなどで肌さわりが若干異なります。写真を見る限り、毛は短めで肌触りは固めかと予測。
チャンピオンのシェルパフリースパーカーなどは非常に肌さわりの良いフリースの作りとなっているのですけどね。
最も注目度が高いと言えるステンカラーコート
今季のユニクロユーにおいて、最も注目度が高いと言っても過言では無いステンカラーコート。
最近のトレンドやコレクションを十分に反映させたデザインであり、ユニクロのアイテムであまり見かけない雰囲気を出しています。
ガンクラブチェックは同じ英国調柄であるギンガムチェックと異なり、より大人っぽい印象を与えてくれる特徴があります。
しかし、ガンクラブチェックでダークトーンのブラウンカラーはそのままだとおじさんぽい印象になりがちです。そこを無駄な装飾を抑えて比翼仕立てにすることでスッキリとした洗練された雰囲気に仕上がっていると予測。
また嬉しい事に、ブロックテック機能と防水仕様が施されている機能面の豊富さがより日常着として使いやすい結果となります。
こちらのコートの雰囲気が人気ブランドである、オーラリーやヨークに似ているので好みの方も多いはず。
ユニクロユーのステンカラーなどのコート類は全体的にオーバーサイズな印象が以前からありますが、XSだと着丈が100cmに近い為、比較的着やすい可能性がありますね。
レディースアイテムですが、似た雰囲気の柄+カラーのパンツを展開しているので統一感あるセットアップ風にしても良いかと思います。
新しい雰囲気のダウンカラー
こちらはレディースアイテムですが、オーバーシルエット気味ですしメンズでも着用可能かと予測。
パーカと記載されていますが、ダウンカラーが強めの印象ですよね。
パテッド(保温素材を用いた)ですので実物はより厚みのある印象かと思いますが、Yラインシルエットにする事で首元の異素材が視覚効果をより強く働かせてくれると予測。
首元の光沢感は異素材で切り替えを行ったりするkolorの雰囲気を連想させてくれます。
KOLOR コントラストパッチ パーカーコート ¥135,000(消費税込み)
実物が分厚すぎず、女性ぽい雰囲気が強く無ければオススメのアイテムです。
上品で大人な雰囲気のベルテッドコート
こちらもレディースアイテムになるのですが、個人的にメンズにもおすすめ出来るコートだと思っています。
ベルトをチェスターデザインにあしらったベルテッドコートはまだまだメンズコーデには浸透していないですが、国内メンズ向けブランドがベルトをあしらったコートを展開しています。
ベルトを用いる事によってウエストが絞られるので、より女性的な雰囲気が増す傾向にありますが、大きな襟・微調整が可能なベルトによってメンズでも着やすいデザインかと思います。
チェスターコートや王道のコートよりもより上品で大人っぽい印象を与えてくれるベルテッドコートは今のトレンドとも相性が良いのでおすすめです。
ペールカラーのブロードシャツなどとアウター類を組み合わせると色のグラデーションが綺麗に出せそうですね。
ホワイトが無くなり、オフホワイトとなったブロードシャツ。
ニュートラルカラーのベージュカラーストライプシャツ。
ユニクロユー2019秋冬メンズおすすめ予測-セーター-
セーター類はこれまでとは大きく変化せずベーシックともなったミラノリブ素材のカーディガンやメランジ加工のニットがあります。
その中でも「おっ!」と目を惹くおすすめアイテムがありました。
ユニクロでは新鮮なチェッククルーネックセーター
ユニクロではこれまでチェック柄は非常に多く展開してきました。
しかし、今回の色味の柄は新鮮ではないでしょうか。
ブロックチェックはアメカジのシャツに用いられる事が多く、子供っぽくなる印象が強い柄ですが、シックなカラーに設定しているので大人っぽい雰囲気となっています。
また、素材がウールである事と編み方によって柄を作っているので子供っぽくなりにくい印象でコーデを組む事が出来ると予測。
ノームコアの時代で購入していたシンプルなコートやジャケットと相性が良く、トレンドに合ったやり過ぎないコーデを作る事が出来そうです。
メンズ初の3Dセーター
日本発の最先端技術「ホールガーメント」から生まれた3Dニットは、立体的に縫い目なく編み上げているので肌へのストレスが少ない事や着用時の立体感がある事が特徴とされています。
これまでドレスやニットなどでレディースは展開されておりましたが、メンズは初となります。
3Dプレミアムラムモックネックセーター ¥3,990+消費税
身体の立体構造に沿った着用感が期待出来ますので、セーターにありがちなモサっとした雰囲気の軽減→綺麗なシルエットの演出→スタイルが綺麗に見える。という相乗効果が期待できそうです。
カラーバリエーションも豊富ですが、個人的におすすめはトレンドカラーを意識し、アウターなどとも相性が良さそうなグレイ・ダークオレンジ・ナチュラル・ブラウンだと予測。
ユニクロユー2019秋冬メンズおすすめ予測-Tシャツスウェット-
Tシャツやスウェットはシャツ類などと同じく大きな変化はない印象にあります。
レイヤードとして使えそうなアイテムが今後秋冬のコーデにおいておすすめですのでピックアップします。
ゆとりのあるネックが特徴のタートルネックT
タートルネックはこれまで首の形に沿ったシルエットのものが多かったです。
女性は男性よりも頭が小さいのでタートルネックを着用しても比較的合わせやすいかと思います。
しかし、メンズは女性よりも頭が大きい為にタートルネックを着用すると相対的に顔の大きさが際立ってしまう事も。
それがゆとりのあるタートルネックである為、緩和されると予測します。
こちらのタートルネックTもカラーバリエーションが多く、色味が綺麗なのでセーターやシャツジャケットなどのレイヤードに使いやすいかと思います。
カットオフ加工のパーカー
こちらはレディースラインですが、カットオフ加工のパーカーとなります。
通常スウェットパーカーに見られる裾の絞りが無いデザインでして、袖もカットオフとなっています。
裾からのレイヤードを施すコーデが可能となることはもちろんのこと、シャツなんかと合わせてもスッキリとしたコーデが作れますね。
また、画像のグリーンカラーはレイヤードや差し色にはもってこいの濃さであり、シックなアウターのインナーとして存在感を発揮してくれるかと。
ユニクロのベーシックなパーカーですが、色味とカットオフ加工が新鮮で、なかなか他ブランドで見られない為おすすめとしました。
ユニクロユー2019秋冬メンズおすすめ予測-パンツ-
ユニクロユー2019秋冬のパンツにおいては、色味がアウター類と合わせたアイテムが比較的多く、取り入れやすいかなと思います。
タック入りのワイドフィットパンツ
ワイドシルエットのパンツは似合わせにくいと感じる方は多いかと思います。
なぜワイドシルエットのパンツになると極端に難易度の高さを感じるかと言いますと、「立体感が無くなり、野暮ったくなるから」なのですよね。
スキニー〜テーパードパンツであれば、身体のラインをどこかでパンツが取ってくれるので立体感が出ます。
しかし、ワイドパンツは全てにおいて大きめのシルエットですので身体のラインを取ることが難しくなるのですね。
よって、のっぺりとした印象で野暮ったい雰囲気にもなり、似合わないスタイルが悪化する傾向になると実感しています。
そこで、タック入りのパンツを選ぶ事でパンツ自体に寄りやラインなどの立体感が表れる為、比較的合わせやすくなります。
それに裾元がスッキリするテーパードも施されているパンツなのでおすすめです。
ワイドパンツならレディースタイプ
メンズのワイドパンツは大きすぎると感じている方にレディースのワイドパンツがおすすめです。
腰から裾にかけてカーブがかった作りとなっており、タックを入れていなくても着用時にパンツの立体感が出やすいデザインとなっています。
素材がコットンサテンを使っており、上質な光沢感とハリのある生地が特徴です(例えるならディッキーズのパンツ)。
先行販売されていますので実際に着用してみたところ、ワイドパンツが似合わない原因である、
- 立体感が無い事で野暮ったく見える
- スニーカーやブーツより高い位置に裾が存在する事で足が短く見える
問題を見事に解決してくれるパンツだと実感しました。
ワイドパンツを着用する際は、スニーカーなどが隠れる程の裾の広さと長さがスタイルを損なわずに着用出来る1つのコツです。
まとめ
今回は9/20(金)に発売となる、ユニクロユー2019秋冬のおすすめアイテムをメンズ向けにお伝えしていきました。
2019春夏からこれまでのベーシックさに加えて一気に鮮やかな色が増えました。次の2019秋冬では柄物が徐々に増えてきそうです。
要点まとめ
- メンズラインナップは大人柄と上品なシルエットのアイテムが目立つ。そしてスモーキーカラーとニュートラルカラーが多め。
- レディースラインナップは普段よりも上品さと新鮮さのあるアイテムが目立つ。ペールカラーとニュートラルカラーが多め。
- 国内人気ブランドに似た雰囲気のアイテムがユニクロ価格で手に取れる可能性も。