ファッションでコンプレックスを解消する

布・紐ベルトを使ったメンズファッションコーデ!定番の服やタックインとも好相性!

布・紐ベルトを使ったメンズファッションコーデ!定番の服やタックインとも好相性!

 

普段のコーデを組む時に、

  • 普段とはちょっと違ったおしゃれを楽しみたい
  • 夏はベルトの締め付けが暑苦しい
  • 一体感の取れたコーデを作ってスタイル良く着こなしたい

などと思った事はないでしょうか?

 

人によっては365日、オンオフ両方で私服の方もいらっしゃるでしょうし、ファッションを楽しみたいから毎日コーデを考えて組んでいる方もいらっしゃると思います。

 

私も普段とは違ったおしゃれを楽しみたいと思う事がありまして、着心地は楽にスタイル良く上品に差別化出来ないものかと。

 

普段使用する革ベルトを布や紐に変更してみると良いのでは?と考えたのですよね。

実際に取り入れているコレクションやスナップは存在するのでデタラメでも無いかなと。

 

布・紐ベルトを使用したコーデを実施する事でメリットを得られる事も実感しました。

メンズコーデにおいて布・紐ベルトに変更する事で得られるメリット

  1. ベルトのバックルなどから発生する凹凸感が減る上半身と下半身に一体感が生まれやすいのでスタイル良く見える。

  2. タックインする場合に段差が発生しにくい。タックインで起きやすい足の短さを減らすことも可能。

  3. ベルトによる締め付けや窮屈さが減る夏場は蒸れにくい

一見難しそうに見えるけど、ハマれば一気に差別化できます!

 

ベルトを変えるだけでメンズファッションをおしゃれに出来る

メンズファッションにおいてベルトを使う際は通常、革ベルトが一般的です。

 

ここ数年では、ベルトを垂らす事で差し色などのアクセントとして利用する方法も取り入れられるようになってきました。

ロングベルトの巻き方を徹底解説

 

様々なベルトの取り入れ方がなされていますが、ベルトを布や紐で代用してコーデに取り入れる例もチラホラではありますが見られていますね。

fashionsnap

 

ベルトは隠れて見えない部分に使っているので「そこにまで気を使わなくても良いのでは?」という意見もあります。

 

しかし、ベルトを変える事で今回は先述したようなメリットを得やすくなります。

なぜベルトを変えてコーデに取り入れられる事があるのか?デタラメな印象になるのでは無いのか?詳細をお伝えしていきます。

 

クラシック回帰が取り入れられるキッカケに

まだ一般的にはなっておりませんが、ベルトを布や紐などあえて目立たせないように使っていく方法が取り入れられつつあるのは、クラシック回帰がキッカケになっているのでは?と思います。

 

クラシック回帰は数年前から各ブランドなどで言われているようで、テーラード等をはじめとするフォーマル、そして英国調へ回帰しつつあるとのこと。

 

いわばクラシックは「基本・基盤」を表しているのでメンズファッションの源流であるスーツに寄りつつあるのですね。

 

クラシックの対義語はモード(流行を指す)が挙げられますが、モード・メゾンブランドのコレクションは上手くモードとクラシックをミックスさせてきています。

 

ここ最近のコレクションを見ていてもクラシック寄りな印象が強いですね。

「ディオール」2019-20年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 

「プラダ」2019-20年秋冬ミラノ・メンズ・コレクション

 

そしてフォーマル感の強いコーデの中に布を使って腰から垂らしていたり、ベルトでウエストを絞ったコレクションが散見されます。

 

ベルベットのパンツやグルカパンツ、シューレースベルト付きのパンツが各ブランドから出ているのも、少なからず影響されているからかと。

【CULLNI(クルニ)】ロングベルト付きテーパードパンツ(19-SS-013)

CULLNI(クルニ) ロングベルト付きテーパードパンツ

 

 

Dickies TCツイルストレッチイージーパンツ

 

ファッションの歴史の中でも取り入れられてきた

革ベルトを布や紐で代用してファッションを楽しむ方法は近年生まれたものでは無く、古い歴史の中で取り入れられています。

 

30年代のアメリカにおいてネクタイをベルト代わりにしていた資料も存在しています。

メンズウェア100年史 [ キャリー・ブラックマン ]

 

もともとファッションは制服や身分の区別という統一された服装から始まり、他人とは異なる差別化を図ったり、自分の意志などを表現する為で様々なコーデが生まれた背景もあるのは面白いですね。

 

コレクションとスナップから見る布・紐を使ったコーデ

スナップやコレクションでも布や紐を用いて腰回りにアクセントを付けています。

 

和洋折衷を得意とするヨウジヤマモトは以前から取り入れているコレクションを発表しています。

ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto) 2016-17年秋冬 メンズ コレクション - 写真45

Yohji Yamamotoの2016-17年秋冬 メンズコレクション

 

着物の帯から着想を得たような雰囲気のコレクションもいくつか見られています。

2016春夏プレタポルテコレクション - メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)クローズアップ|コレクション(ファッションショー)|VOGUE JAPAN

2016春夏プレタポルテ – メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)

 

コレクション以外でもスナップではスカーフなどの布を使ったコーデやシューレースをベルト代わりにしたコーデが取り上げられていますね。

ベルト代わりにスカーフ。

海外のストリートスナップ・ファッションスナップ

レディースファッションの間ではウエストをポイントとして注目させる事がごくごく当たり前になっているのでよく見られますが、メンズファッションではコレクション止まりが多い印象にあります。

 

ベルテッドタイプのジャケットやシャツ、布で縛るタイプのパンツが人気となってきてはいるので、取り入れやすくなっています。

Toironier(トワロニエ)の「Toironier/トワロニエ/カーゴパンツ(カーゴパンツ)」|詳細画像

Toironier/トワロニエ/カーゴパンツ

 

19-AW-003

CULLNI

 

 

布・紐をベルト代わりにする3つのメリット

ここまで布や紐をベルト代わりにする事はデタラメでは無い事をお伝えしていきました。

ここでは布や紐をベルト代わりにすると得られやすい3つのメリットについてお伝えしていきます。

 

その3つのメリットは、

  1. ベルトのバックルなどから発生する凹凸感が減る上半身と下半身に一体感が生まれやすいのでスタイル良く見える。

  2. タックインする場合に段差が発生しにくい。タックインで起きやすい足の短さを減らすことも可能。

  3. ベルトによる締め付けや窮屈さが減る夏場は蒸れにくい

と冒頭でお伝えした通りとなっています。

 

ベルトのバックルなどから発生する凹凸感が減る

革のベルトに限らずどのベルトもバックルは付いていますので、凹凸感が腹部に発生します。

 

普段遣いだとシャツ類は外に出すので気にならないかと思うのですが、タックインを行う時に腹部の膨らみが目立ちやすくなるのですよね。。。

 

スタイルが良い場合は気にならないかと思うのですが、上半身と下半身がハッキリと分断されやすくなるので足の長さが分かり易くなってしまいます。

 

そこでタックインを行う際にはベルトをなるべく目立たせないか、使わなくても完結するパンツ(ジョガーパンツ・グルカパンツなど)を使うと良い事を他記事にて記載しました。

メンズタックインの失敗しないやり方とオシャレに見えるコツを詳しく解説!

 

布や紐はバックルといった大きな干渉が無くなるので、コーデの一体感や浸透感が得られ易くなり、結果的にスタイルアップに繋がりやすくもなります。

 

タックインする場合に段差が発生しにくい。タックインで起きやすい足の短さを減らすことも可能。

こちらは1つ目のメリットと被る部分ではありますが、タックインで起こりがちな足の長さが際立ってしまう問題をカモフラージュしてくれる役目があります。

 

実際に革ベルトを使わないでコーデを組んで見たのですが、パンツの位置が分かるくらいにタックインしてもベルトの存在が分かりにくいので一体感が生まれ易くなっています。

 

以下はベルトの凹凸感が分かるのと、目立っていますので上半身と下半身が分断され易くなっていますね。

 

ベルトによる締め付けや窮屈さが減る夏場は蒸れにくい

ベルトによる着心地の悪さが緩和される事は結構重要な事でもあります。

 

「おしゃれは我慢」といった言葉が以前言われていましたが、近年のファッションでは機能性に特化した洋服でおしゃれが可能となりました。

 

それほど洋服をおしゃれに、かつ快適に着る事は多くの人が願っている事かと思います。

 

メンズファッションにおけるベルトは、使用時に締め付け感や圧迫される事で夏場は腰周りが蒸れる事もしばしば。

 

メンズの多くは汗を多くかく方が多いと思いますので(実は私も汗っかきです)、ベルトは暑く感じます。

 

布や紐をベルト代わりにする事で、素材特有の通気性などが相まってなのか蒸れにくく感じるようになりました。

 

また革などのベルトと異なり、数ミリ単位で結ぶ位置を変更することが可能ですので自分の丁度良い部分で固定する事ができます。

 

よって窮屈に感じにくく、蒸れにくい結果となりやすいです。

 

デメリットも1つ存在する

布・紐をベルト代わりに使う上でのデメリットは1つだけありまして、

 

  • バックルの付いた革ベルトよりも固定性が減る

事にあります。

 

ただ、革ベルトと比較すると固定性が若干落ちて緩みやすいだけであって、しっかり結んでおけば日常の動きに対応するので問題無いかと実際に装着してみて感じました。

 

メンズファッションに浸透しつつあるタックインとも好相性

今回のベルトを布や紐で代用する方法は、メンズファッションコーデに浸透しつつあるタックインとも好相性にあります。

 

先述した通り、腰回りに凹凸が発生しにくくなる事で上半身と下半身が分断されたように見えにくくなり、結果的にスタイルアップに繋がるからですね。

 

以前はデニムにタックインする事は難しく、スラックスなどフォーマルよりなアイテムでタックインをよく行っていました。

 

しかし、ベルトを変更する事でデニムにタックインする場合でも上半身と下半身の一体感が生まれやすくはなるので、スタイル悪化に繋がる事は少なくなりました。

 

プラスαのコーデ例

タックイン以外の方法で裾を出す事でもアレンジ可能です。

 

ベルト代わりは布や帯で良いのですが、裾からチラリと垂らす事で和の要素を取り入れる事が出来ます。

 

中はこんな感じで縛ってあります。着物の帯から着想を得ました。

和のテイストは上品さや粋な感じが元々あるので、夏のカジュアルになりがちなコーデをちょっと大人ぽく変化させてくれます。

 

1つ注意点としては、コーデに溶け込むような落ち着いた色合いを選択してさりげなく取り入れる事ですね。

 

まとめ

今回は、メンズファッションではあまり取り入れられていませんが他の人と差別化が図れるベルトを布や紐で代用する方法についてお伝えしていきました。

 

夏のメンズファッションを上品に仕上げてくれますし、普段のコーデに変化をもたらしてくれますのでマンネリ化してきたな〜と感じている方にもおすすめです。

 

ABOUT ME
TaKA
理学療法士として6年以上心と体のケアを行う。認知行動と心理学を活用し、自分軸で生きられる方を輩出した。その後、マーケティング職に就き、様々な実務を経て人間心理を学ぶ。現在は心理学×セラピストを組み合わせて、コンプレックスを抱える人・生きづらさを感じている人へ実践的な解決策を提供している。画家としても活動中。
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