洋服をせっかく買ったのにサイズが合わずに着るのを躊躇ってクローゼットにそのまま眠ってしまっているという方多いかと思います。それか捨てるか売るハメになったとかですね。
私も何度もそういった状況に出くわしました。特に試着をしっかり行なわなかったり、即買いしてしまった場合に比較的多いと感じています。
もうどうしようも無い場合は処分や他人に譲るといったことも大事ですが、まだまだ使える方法はありますよ。
それは、リメイクやお直しです。
このリメイク1つで断然洋服を気軽に着ることが出来る可能性が広がります。
今回は自分でできる簡単なリメイク方法を教えていきますね。
リメイクが必要な服がありました
以前私がご紹介した春先に使えるコート。
この記事に記載しているコートなのですが、袖丈だけどうも着用していて不便だと感じていました。
そこで、お直しに持っていったのですが、作りが特殊でどうも難しいと断られました。仮に出来たとしても1~2cm程度で料金は1万弱…!
これは厳しいと思い、残念ですが持ち帰りました。
その結果、クローゼットに徐々に眠っていきそうになったのですが…ちょっと待った!
「自分でやってみてはどうだろうか?」
お気に入りなのに使わないのは勿体無いと思い、それなら自分でリメイクしてみようとなったのでした。
ある物を使って簡単にリメイクしました
今回、リメイクの際に使ったあるものはと言いますと、ホッチキスです。
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ホッチキスと言っても、机上で使うコンパクトなものでは無く、ホッチキスの針が大きめの物をチョイスしました。100均で手に入ります。
洋服(特にコートなど大判の物)に使う際には大きめの針を選択することをおすすめします。
小さい針だと強度が低く、何度も着用を繰り返す中で外れやすくなり、最悪破れなどの原因となってしまうからです。
次はどのようにして袖丈を変えたのかお話していきます。
ホッチキスを使ったリメイク方法
一般的に丈を変更する際などには裁縫にて生地を縫い合わせていきます。
が、素人が行うには難しくハードルが高いと思います。また、縫い方にムラが出てきやすいです。
そこで私はホッチキスを使って線で縫い合わせていくのではなく、点で生地を留めていこうと考えました。
今回は袖丈のみ順を追って短くしていきます。
1.どのくらい短くするか決める
袖を左右差の無いように折り曲げて仮留めしておきます。
今回は5cm程詰めていきます。
2.ホッチキスで点留めしていく
次は折り曲げて仮留めした場所に裏側からホッチキスで留めていきます。
今回は強度を考えて5点留めていきました。
この様に一周する感じですね。
裏側から挟み込む様にホッチキスで留めてください。
そうすることで後述しますが、表からホッチキスの針が目立たなく着用することが出来ます。
たったこの2点で完了です!気軽に簡単に行うことが出来ますし、やり直しも簡単に出来ますのでおすすめです。
最初はやや袖が長めでしたが…
この様にスッキリ変化しました。
内側に生地を折り込んでいますし、ホッチキスの針は裏側でしか見えないので違和感なく使用可能です。
これでこのコートは肥やしにならずに済みました笑。
ホッチキスでリメイクする際の注意点
ホッチキスで簡単に洋服をリメイクすることが可能とお伝えしてきましたが、2点だけ注意点があります。
それは、
1.ポリエステルなどの落ち感のある素材に行う
これはコットンなどの比較的がっしりした生地ですと変更した部分が悪目立ちしてしまうことや、落ち感が無いので仮に丈を詰めてもその場所で生地がクシャッと溜まりやすくなってしまうのですよね。これだと様にならないので要注意です。
ポリエステルやレーヨンといった、テロテロとしたストンと落ち感のある素材がおすすめです。
2.出来るだけ暗めの服で行う
これは明るめの服だとリメイク部分が目立ってしまうからです。
暗めの服だとぼやけるので比較的目立ちにくく同化してくれます。
この2点を注意して行ってください。
自宅で簡単に洋服はリメイク可能!
まとめますと、
ホッチキスを使って線で縫い合わせていくのではなく、点で生地を留めていくことで自由に丈を変更可能。
方法は、
1.どのくらい変更するか決めて仮留めしておく
2.ホッチキスで点留めしていく
たった2点の順で可能。
注意点は、
1.ポリエステルなどの落ち感のある素材に行う
2.出来るだけ暗めの服で行う
とお伝えしました。
気に入って買ってみたものの、着用せずにクローゼットにしまったまま…捨てようか迷っていると思っている方は是非自分でリメイクしてみることをおすすめします。
今回はコートでホッチキスを用いた方法でしたが、様々な洋服に様々なリメイク方法はあるかと思います。
お直しを専門店に持っていく方が確かに完成度は高く、綺麗に仕上げてくれますが、料金が高く自分の思った通りにならないことがあります。
なので自分でリメイクすることもおすすめだとお話しました。
せっかくの洋服が肥やしにならない様にちょっとアレンジを加えてみてはいかがでしょうか?