B&O e8のレビューをワイヤレスイヤホンを半年以上使ってみて分かった事をご紹介していきます。
Bang & Olufsen 2017-11-22
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新型iPhoneでとうとうイヤホンジャックの完全廃止が決定しましたね。
以前は付属していたLightningイヤホン変換プラグが別売りとなったからです。
iPhone XSには付属されていなかったLightningイヤホン変換プラグ買ってきた! pic.twitter.com/Dmx3AkRdb7
— S.A.-G (@sag0903) October 9, 2018
ますますワイヤレスイヤホンへの注目度が高まるのですが、購入時に不安に思う事と購入後に問題となのが有線ではなく無線である事。
途切れる、音質の低下、イヤホンが耳から落ちるなど消費者の不安要素は解消されていない様に感じます。
実質、私も相当吟味して今のイヤホンを選びましたし、選んだ後も半信半疑で使用していました。
こちらの記事で外観や価格など詳しく紹介しています👇
そしてあれから半年以上使い続けて分かった事としては、
・B&O e8のイヤホンは滅多に途切れない事
・カナル型イヤホンなので、日常生活レベルからトレーニングレベルまで耳から落ちる事がほとんどない
という結果です。
デメリットやメリット等を踏まえて詳細を追っていきましょう。
B&O e8のイヤホンは数あるワイヤレスの中でも途切れにくい!
デンマーク発のブランドである、B&O(バングアンドオルフセン)ですが、まず魅力的なのが外観ですね。
デンマークブランドということもあって、機能面だけでは無くデザインも非常に凝った作りとなっています👇
私が数あるワイヤレスイヤホンの中でもB&Oe8を選んだのは「デザイン」が良いことが1つの理由ですが、もう1つ重要視して選んだ要素があります。
それは、いかに「音が途切れないか?」です。
いくら洗練されたワイヤレスイヤホンでも機能性が高くても、音が途切れてしまっては日常的にストレスが溜まっていきます。
そして購入したのにそのイヤホンに手を伸ばさなくなる。
なんて悲しい事にもなりかねない。
B&Oは音が途切れないワイヤレスイヤホンという事でレビューが多く載っていました。
やはり、Amazonや価格ドットコムのレビューは信用性が高い為、半信半疑でしたが購入して試しに半年以上は使ってみる事に。
様々な場面で使用していますが、音が途切れた事は数回程度。日常的に使用していて問題無く使えています。
音が頻繁に途切れるとなると、「いつ途切れるのだろう?」「密集地に入ると途切れるのかな?」などと変に気を使ってストレスになるのですが、B&Oのワイヤレスイヤホンは驚くほど途切れる事が無かったので今でもストレス無く使用出来ています。
覚えている限りでは、渋谷のスクランブル交差点や満員電車でそれぞれ1回程と祭りで1回程度でした。
人によるかもしれませんが、個人的に使用していて密集した場所や電車内で途切れる事は滅多にありませんでした。
それ程、音が途切れる事に関しての問題が皆無なB&0e8のワイヤレスイヤホン。
半年以上使ってみてそれぞれメリットとデメリットが見つかりましたので、これらを記載していきます。
半年以上使ってみて分かった!メリットとデメリットは?
では、私がB&O e8を半年以上使ってみて分かった事をメリットとデメリットとして大きく分割し、詳細を記載していきます。
正直、これらが購入する時や購入後の使用時のイメージを持っておくのに必要な事項だと思います。
メリット編
1.問題ない音質
音質はハイレゾや高級イヤホンと比較すると、奥行きや臨場感など劣る場面はありますが、プロが使用するレベルでの話。
一般的に使用する分には問題ない音質です。
また、シャリ感はみられずボーカルと楽器の音がバランス良く聴こえてきます。
ノイズもみられませんので、安心感ある聴き心地です。
デフォルトでの使用だと少し音自体が小さめなのでアプリを使用して調節していく必要があります(どのワイヤレスイヤホンでも調節はあるようです)。
アプリで音域や低音感など調節していく事で自分好みの音程や音の感じに設定する事が出来ます。
この音の調節は直感的に可能ですので簡単です👇
☝️白い丸をスクロールする事で低音やボーカルメイン、ライブ感のある音域に変更する事が出来る。
2.カナル型なので耳から落ちにくい
これ、結構大事な要素です。日常的に使用していると、屋内で座って聞いている分には良いのですが、移動したり、走ったり、体や首を傾けたりなどなど動きが加わってきます。
この時に不安になるのが、「イヤホンが耳から落ちないのか?」という事。
有線イヤホンであれば万が一イヤー部分が耳から外れたとしても地面に落ちる事なくブランと垂れ下がって終わりです。
しかしワイヤレスだとそうはいきません。落ちてしまうと地面に落としてしまい、最悪紛失や故障の原因にもなってしまいます。
蓋を開けると勝手に接続してくれるのが便利なAppleのAirPods(エアポッツ)を一瞬検討していたのですが、
・耳から落ちそうなグラグラ感がある事(世界中の平均的な耳の形状で作られている為、合う合わないがある。)
カナル型じゃないと絶対に安心できない。あれは私の耳じゃ落ちる。でも性能的にはAirPodsが完璧なんだよなぁ、アップル製品同士だし…アップル社カナル型完全ワイヤレス出しててよ…ぉ
— アミノ酸 (@san_kikari) October 15, 2018
・カナル型では無いので密閉感や遮断感、音漏れが心配
だったので断念。
カナル型でどんな状況でも落ちない、落ちそうなぐらつき感の少ないB&Oを選びました。
イヤーピースが5種類付属しているので、自分の耳の形に近い大きさの物を選べばフィット感が凄く良くなります。
密閉状態が高い程、音の臨場感や遮断率は高くなります。
自分にも周りにも配慮して聴く事が可能だと感じましたね。
密閉しすぎていると周囲の音が分からなくて危なくない?との意見がありそうですがそれを軽減してくれる機能も搭載されています。
3.便利なTransparency機能
それがこのTransparency機能です。
こちらの機能はイヤホンを装着している状態でも外部の音をマイクが拾って普通に会話が出来るという便利な機能。
左イヤホンを1回タップする事で外部音を取り込みONになります。
ワイヤレスイヤホンなので、従来の有線イヤホンの様に片方だけ外して会話する事が不可能なのですよね。外してポケットに入れるかしないと。
その煩わしさを解消してくれます。
私が良く利用するのは、コンビニやスーパーでのちょっとした買い物の時。
外部音を取り込む事でイヤホンを装着したまま会話する事が可能です。左手で1回タップするだけで発動するので物を持っていても可能です。
1つ注意して欲しいのが、機能ONにしている最中も音楽は再生されているという事。
もし、音楽を止めておきたい方は、1回右イヤホンを1回タップして停止させてから行う事をおすすめします。
右タップ | 一時停止 |
左タップ | 外音の取り込み(イヤホンを付けながら会話が可能です) |
右連続2回タップ(タップする間隔は空けた方が認識されやすい) | 次の再生 |
左連続2回タップ(タップする間隔は空けた方が認識されやすい) | 1つ前の曲に戻る |
また、音楽をBGMの様に流しながら会話をする事も可能なのが幅を効かせてくれます。
専用アプリで3つのモード切り替えが可能です。
・外部音のみ取り込むAMBIENTモード
・音楽をBGMの様に流すSOCIALモード
・音楽と外部音を半々で流すCOMMUTINGモード
この3つです。
細かい気配りがあるのが嬉しい点ですね。
4.タップでの直感的な操作が楽で便利
B&O e8は、イヤホンの面をタップして操作する事が可能なワイヤレスイヤホンです。
特に複雑な設定や使用方法は無く、直感的に操作出来るのが特徴です。
操作方法とタップによってどの様な操作が可能なのかは以下の通り👇
右タップ | 一時停止 |
左タップ | 外音の取り込み(イヤホンを付けながら会話が可能です) |
右連続2回タップ(タップする間隔は空けた方が認識されやすい) | 次の曲へ再生 |
左連続2回タップ(タップする間隔は空けた方が認識されやすい) | 1つ前の曲に戻る |
左イヤホンを3回タップする事でiPhoneのSiriが発動する機能もありますが、正直利用していません。
それぞれ赤で囲った部分をタップする事で可能なのですが、タップ自体は慣れが必要だと感じました👇
というのも、面に対して垂直に指をタップしないと認識しにくいのですよね。
斜めに指が触れたりしても反応しない事があります。
また、連続でのタップは「トントン」という間隔だと1回だけタップした。と認識されやすいので、「トン、トン」と間隔を少し開けた状態でタップする必要があります。
タップは慣れれば特に問題なく使用出来ますので、最初だけ辛抱する必要があります。
5.コードが無いので煩わしさゼロ
これはワイヤレスの特権ですね。
有線だと自分の手に引っかかって外れたり、コードが絡まって直ぐに装着出来なかったりという経験が一度はあるのではないでしょうか?
私は頻繁にありました。特に冬場でコートの脱ぎ着をする際には毎回コードが引っかかる事があったので、非常に煩わしさを感じました。
が、ワイヤレスにしてしまえばその煩わしさは解消します。
また、コードが服などで接触した際にゴソゴソと音が耳にダイレクトに伝わる事も無くなります。
コードは結んで保管していると断線の原因にもなりますし、コード自体にもクセが付いてしまうので長期的に使用する事を考えてもワイヤレスイヤホンの方が良いと実感しました。
デメリット編
メリットについて記載してきましたが、もちろん半年以上使用しているとデメリットも見えてきます。
1.充電は頻繁にしないといけない
公式サイトでは連続再生時間が4時間とある通り、そこまで長く再生する事は難しいですね。
また、ケースが充電ケースとなっているので合計すると12時間再生が可能との事ですが、そこまで長く再生出来るかと言うとそう感じませんでした。
1日何回か使用すると充電が必要になってきます。2日連続で使用すると、後半で電池が無くなってきます。
ケースの色で残量が大まかに分かりますが、電池残量はアプリ内で確認した方が分かりやすいです👇
たまに発生するエラー
半年以上使っていくと、ケースから取り出して接続したのに音楽が片方(それも右耳だけ)しか流れない事に何回か遭遇しました。
最初は何故そういうエラーが発生するのか分らなかったのですが(ヘルプにも説明書にも記載がない為)、イヤホン・充電ケース双方が電池残量が少ない場合に決まって発生している事が判明しました。
1回フル充電するとエラーが全く起きない事と、2日連続で充電をしない期間が長くなっている時に決まって発生していたので。
音楽を聞きたい時に片方しか流れない。なんて事にならない為にもマメに充電しておく事をおすすめします。
ケースから取り出すだけで接続にはならない
これはケースから取り出すだけで登録機器と接続してくれるAirPods(エアポッツ)と大きく異なる点ですね。
1回イヤホンを取り出して、右側のイヤホンのタッチ面に指で触れる事で接続を開始します👇
ランプが点滅(接続中)👉ランプが点灯(接続完了)となります。
ケースから取り出して接続中に落としてしまうリスクはありますのでそこは注意しないといけません。
通話はやりにくい
B&O e8はイヤホンを装着したまま通話が可能なのですが、正直やりにくいと感じました。
Amazonレビューでも記載がありますが👇
同じ事が起きていました。
自分の耳にはダイレクトに伝わるのですが、スマホのスピーカーから相手に自分の声が伝わりにくい状態になります。
スピーカーに口元を近付けてもあまり変化は無く、相手へ声が伝わりにくかったです。
以上が半年以上使用してきて感じたメリットとデメリットです。
半年以上使用した結果、買いなのか?
半年以上使用してきて、デメリットも見つかりました。
しかし、それらを踏まえた状態でも圧倒的にメリットが多く、それも1つ1つのメリットが大きいので、デメリットをかき消してくれる魅力がB&O e8にはあると実感しています。
・B&O e8のイヤホンは滅多に途切れない事
・カナル型イヤホンなので、日常生活レベルからトレーニングレベルまで耳から落ちる事がほとんどない
この2点が非常に使っていて大きなメリットだと現在も感じています。
様々な情報収集、試着を行って吟味して選んだ結果は間違ってなかったと感じましたし、皆さんにおすすめ出来るワイヤレスイヤホンですね。
Bang & Olufsen 2017-11-22
売り上げランキング : 8143
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