ホットケーキは各家庭で手軽に作れるスイーツとして定番の商品です。
そんな定番のスイーツであるホットケーキですが、普通に焼くよりももっとふわふわに焼くコツがあります。
そのコツを取り入れる事でホットケーキをパンケーキにも大変身していく事が出来ます。
ホットケーキをふわふわに焼くコツは?
ホットケーキを作る際に作り方が裏面に載っていると思いますが、今回の作り方は裏面の作り方は5割程参考にしていきます。
・ふわふわに焼くコツその1
牛乳ではなくヨーグルトを材料に使用する
材料で牛乳を使用する事が記載されていますが、これをヨーグルトに置き換えます。
何故ヨーグルトに置き換えるかというと、ヨーグルトに含まれる酸と重曹が熱によってお互いに反応し、二酸化炭素を生み出す為生地がふわふわになりやすいからです。
・ふわふわに焼くコツその2
ホットケーキミックスは混ぜすぎない
卵や他の材料と混ぜて生地の元を作りますが、この時にホットケーキミックスは混ぜすぎないようにします。混ぜすぎると焼いた際に空気が入りにくくなってふわふわが軽減してしまいます。
ではこの2つのコツを踏まえて作っていきます。
ふわふわのホットケーキの作り方
材料はこちら!
◾材料(約8〜9枚を完成目安)
ホットケーキミックス1袋(150g)
無脂肪ヨーグルト600cc
卵2個
オリーブオイル
※砂糖は使いません。少なめに作りたい場合は材料を全て半分に設定すると良いです。
作り方はこちら!
◾作り方
1.ボウルに先に卵とヨーグルトを入れてよく混ぜます。
ホットケーキミックスを混ぜすぎるのを防止するためです。
2.ホットケーキミックスを入れて混ぜる。
この時、ホットケーキミックスはダマが残るくらいにしておきます。
ダマがあるお陰で隙間が出来て空気が入りやすくなります。
3.オリーブオイルをフライパンに敷いて焼く。
糖質を取る際には脂質も同時に取ると、インスリンの過剰な分泌を抑える事が出来て結果的に脂肪として蓄積されにくくなってエネルギーとして燃焼されやすくなります。
また、オリーブオイルは「エキストラバージンオイル」を使うようにしましょう。化学的な処理を行わずにろ過されたオリーブオイルです。なので酸度が低く化学的な処理を行なっていないのでトランス脂肪酸を含まないです。純度が高く、ポリフェノールも含まれています。
純度が高いと言うことは、オリーブオイルに含まれているオレイン酸(オメガ9不飽和脂肪酸)とオレオカンタールというオリーブオイルにしか含まれていない抗酸化作用、抗炎症作用が期待できる成分がしっかり含まれていると言えます。
ただ、この「エキストラバージンオイル」の基準がやや曖昧なので、選ぶ際には生産国や収穫・製造年月日が記載されている物と酸化対策で濃い色のガラス瓶か缶の物を選ぶようにしましょう。
フライパンを十分熱したら弱火にして焼いていきます。(ココ大事)
弱火にしておく事で焦げるのを防ぐと同時にゆっくり生地が温まる為、ふわふわ感が増します。
表面がフツフツとしてきたら引っくり返して2分ほど焼きましたら完成です。
完成!
ふわふわのホットケーキはどんな感じ?
実際に完成したホットケーキはふわふわなのか?
また、パンケーキとして大変身するのか?見ていきます。
断面図はこちらです⇩
ふわふわ感にもっちり感がプラスされている感じです。
ふわふわ6:もっちり4
な感じですね。
このまま食べても美味しいのですが、パンケーキとして大変身させる為に、アイスとメープルシロップをトッピングします。
だいぶ変わりましたね!
実際に食べて食レポします!
正直、材料を牛乳にしていた物しか食べていなかったのですが、ヨーグルトで作ったホットケーキ(手作りパンケーキ)に度肝を抜かれました。
倍以上美味いです。
食感はふわふわしていますが、もっちり感も強いので口の中がパサつく事なく食べ応えがあります。
このもっちり感がある事でアイスとの相性が非常に良いです。
ホットケーキの熱でアイスが溶けてしまうのですが、アイスの柔らかさとホットケーキのふわもち感がバランス良くなっています。(生地が柔らか過ぎるとバランスが取れないと思います。)
見た目も弱火で焼く事で優しい雰囲気の焼け目になっています。
従来のホットケーキとは全然違うのでカフェで食べるパンケーキとあまり変わらない美味しさです。
ヨーグルトの酸味がやや感じられるので、ヨーグルトの風味が嫌いな人は作る際にヨーグルト自体を少なめに設定すると良いと思いました。
まとめ
ご家庭で簡単に作る事が可能なホットケーキ。
甘めもカロリーも控えめに作れるように設定し、スイーツの中にも健康をなるべく考えたので、お子さんにも大人にも作ってみてはいかがでしょうか?