UNIQLOU(ユニクロユー)2018秋冬の発売が9月14日(火)から発売されています。
※追記しました!
Photo byhttps://www.uniqlo.com/UniqloU18fw/jp/lookbook/
世界的に見ても盛り上がるこちらのコラボイベント。
毎年魅力的なアイテムを放出してくれており、ルメールの美しいデザインとUNIQLOの高品質低価格で完成されています。
ということで、2015年のAWから開始したUNIQLOとルメールのコラボが大好きな私が今回発売されるアイテムの中で特に注目すべき点を解説していきます。
発売中のユニクロユー18AWの詳細はこちらの記事からご覧になれます👇
UNIQLOUって?
まず初めに、UNIQLOUの概要があまり分からない方に説明させていただきます。
知っているよ〜!という方はスキップして頂いて構いません。
UNIQLOは2015年に世界的デザイナーのクリストフ・ルメールとコラボしたUNIQLO and LEMAIRE(ユニクロアンドルメール)を発表し、大きな話題となりました。
ディレクターのクリストフ・ルメール氏は、「エルメス」のディレクターに就任し、成功を納めた経歴のあるディレクターであり、自身が手がけるLEMAIRE(ルメール)も世界的に人気のあるブランドです。
こちらのブランド、クリーンなデザインで品のある美しい洋服の質やデザインである事が特徴的であり、全体的に洗練された洋服が多いです。
⇧ハイセンスなデザインとシルエット。
その分、素材からシルエット、デザインに渡ってこだわり抜いたアイテムは高価格で中々手が出せないのが現状。
そこで、エルメスでのデザイナー経験のある世界でもトップクラスのルメールと、高品質・低価格と非常にコストパフォーマンスの良いUNIQLOがコラボする事で低価格であのルメールの美しい洗練されたデザインを手にする事が実現したのですね。
2016年AWからは名称をUNIQLOU(ユニクロユー)に変更し、再始動します。
これはディレクターのクリストフ・ルメール氏が、UNIQLOのパリR&Dセンターと呼ばれる商品開発の研究チームに就任したからなのですよね。
【ユニクロ・パリR&Dセンターについて】
ユニクロのパリR&Dセンターは、その地域のファッション動向やライフスタイル、新素材の情報などを調査し、商品開発やコンセプト・デザインなどを研究開発する拠点です。パリR&Dセンターは、東京・上海・ニューヨーク・ロサンゼルスと全部で5ヶ所あるユニクロのR&Dセンターの一つです。そのパリR&Dセンターで「Uniqlo U」を手掛けるデザインチームを構成するのは、名だたるファッションブランドで活躍してきた世界レベルのデザイナーや熟練したパターンメーカーで、各メンバーの専門技術を生かし、未来のLifeWearを創り出しています。
UNIQLOUに名称変更後もルメールの高級感で説得力のあるデザイン性は劣る事なくコスパに優れたハイセンスなアイテムを提供し続けてくれています。
最近はルメールとUNIQLOの契約が更に5年契約延長を結んだので、これから先もUNIQLOUとしての活動は継続される事になりそうです👇
【ニュース】「ユニクロ」、クリストフ・ルメールと5年契約を更新 「ルメール」ブランドにも出資https://t.co/rsMpQwlqRt#UNIQLO #UNIQLOU #LEMAIRE pic.twitter.com/fdjkc8OOOK
— WWDJAPAN (@wwd_jp) July 24, 2018
今季注目のメンズラインナップ!
では9月14日から順次発売されるUNIQLOUの18AWについて、注目のラインナップを解説も含めてピックアップしていきます。
アウター編
まずはこちらですね。
毎回ブロックテックのコートは発売と同時にブラウンカラーは売り切れが続出。
前回も同様の結果となっていました。
ゴアテックスという素材がありますが、THE NORTH FACE(ノースフェイス)でよく用いられる機能素材。
防水性・耐久性・防風性・透湿性を兼ね備えた機能的な素材となっています。雨にも強い素材なので多少なら濡れても平気ですし、満員電車などで湿気がこもった際には蒸れにくい状態にしてくれます。
そんな機能的な素材がこちらUNIQLOのブロックテックという素材にも使われています。
ブロックテックはUNIQLO独自の開発素材であり、ゴアテックスに似た機能性を持ちながら安価で提供するという強者。
そしてステンカラーというデザインで比翼仕立て。ボタンが隠れる様に設計されたデザインなので、程よい大人感を出してくれます。
デザイン性に非常に長けたアイテムとなっています。
オススメカラーは断然Brown。今回も発売後、直ぐに売り切れが予測されますが、キーとなるのはユニクロの通常ラインとどのくらい差があるのか?にかかっています。
こちらもブロックテックステンカラーコートと同様に防水性や透湿性に優れたブロックテック素材を使用したコートとなっています。
個人的にこのアウターはこのデザインが英国ブランドのバブアーに似て良いと。
参考画像👇
Photo byhttps://www.japan.barbour.com/item/detail/1_1_MWX1370_1/NY92
こちら、サイズ表記はされていないのですが、おそらくやや大きめの作りになると予測。
というのも、商品説明欄に裾スリットで動きやすさをプラスと記載がある事、写真から見て裾にかけて広がるシルエットになっている事から予想出来ます。
大きめのサイズ感にはなるかとは思いますが、裾にかけての広がりとスリットが含まれています。
ドレープ感(風でヒラヒラとマントの様になびく)がある事でAラインシルエットが綺麗に出す事が可能となり、シルエットが良く見えます。
着用画像を見ていただくと分かるように、メジャーなステンカラーコートとは異なった雰囲気とやり過ぎない雰囲気がバランスよく差別化を図れています👇
ポケットやボタンといった装飾が目立つ事と、yellowが明るい印象の為、大人な印象に寄っているBlackが個人的におすすめです。
スタンダードなコートを持っている方は、価格も安価に抑えられている方なのでデザイン性のあるyellowに挑戦してみても面白いですね。
より、英国風のトラッドな雰囲気を出す事が出来ると予測します。
セーター編
セーター類は通常ラインで展開されているデザインの物が多く、パッとしない印象です。
その中でも個性的かつ、気軽に取り入れられそうなセーターとしてウールVネックセーターが注目かと。
主に組み合わせでコーデに変化球を付けることで成り立つアイテムですね。
大きく開いたVネックを生かして、柄シャツやハイネックのTシャツなどを組み合わせてみると、色の切り返しや差し色といった差別化が図れて面白いコーデになりそうです。
着用画像でもインナーとの組み合わせを推奨してそうです👇
これは実際に着用して見ないと分からないのですが、以前のデザインよりもVネックの深さが中途半端になりそうな予感。
個人的にはレディースラインになりますが、ポンチVネックプルオーバーの方が綺麗にインナーとの組み合わせが可能かと予測します👇
少し個性的なデザインですが、シンプルで綺麗な配色な為、いやらしくないのも良いポイント。
秋冬にピッタリなBrownやDark Orangeがおすすめカラーです。
シャツ編
シャツ類はルメールの得意とする分野であることが有名であり、UNIQLOandルメールでは比翼仕立てのシャツが一気に完売する程の人気ぶり。
オープンカラーシャツは昨年から一気にトレンドが加速し、取り入れられてきたアイテムの中の1つですが、どのブランドもこぞって出しています。
シンプルなオープンンカラーシャツは徐々にマス層に受け入れられつつあり、良く見かけますよね?
その分、真新しさが無くなってきたのもあります。
変化を付けることが可能になるのが、ポケットの付いたオープンカラーシャツ。
ミリタリーテイストのあるデザインですが、素材をテンセル素材といって、ストンと落ち感のあるドレス要素を含んだ素材を用いています。
よって、ミリタリーの無骨さとテンセル素材の美しいドレープ感のあるハイブリットなオープンカラーシャツとなっています。
こちらの着用画像から予測出来る事は、襟とインナーの境界線がバランス良く表現出来そうです👇
先ほどのニットと比較して上手い具合にインナーとシャツのコントラストを図る事が出来そうな便利なアイテムになっていそうな予測が出来ます。
テンセル素材でサイドにスリットが入っていますし、着まわし力も使いやすさも高そうなアイテムとなりそうです。
おすすめカラーはBrownの2色両方。ミリタリーテイストを取り入れたカジュアルになり過ぎないバランス良いコーデが作れそうです。
こちらはスーピマコットンを用いたシャツです。
スーピマはコットン素材の中でも希少性の高い素材で、肌さわりの良さと程よい光沢感が特徴の素材となっています。
この素材でハリのあるしなやかな生地に仕上がります。
また、生地に説得力が生まれますので、高級感のある印象が結果的に付与されるのですね。
写真から縦に細長いシルエットである事が伺えますので、ハリのある美しい縦のラインを出す事ができると思います。
縦長のラインが生まれる事で、スタイルアップに繋がるのでおすすめですよ。
近年、チェック柄のアイテムがトレンド化してきている現在。
こちらも注目のアイテムとなります。
アメカジのようなドカジュアルなデザインでは無く、ドレス要素が含まれているこちらのアイテムは先程お伝えしたアウターのように英国ブランドバブアーのようです。
参考画像👇
Photo byhttps://www.japan.barbour.com/item/detail/1_1_LSH1169_1/RE72
こちらのシャツはトレンドを手軽に取り入れられるデザインとなっています。
また、オープンカラーシャツでフランネルチェック柄は珍しいデザインとなっています。これだけでも差別化が図れますし、程よいカラートーンはこれから先の秋冬アウターにインするだけで随分見栄えが変わってきます。
着用画像を見てみると、オープンカラーの要素がチェック柄のカジュアルさを上手く緩和してくれていますね👇
シャツの柄を引き立たせる為にも、ダークトーンでまとめてあげるとオシャレに仕上がりそうです。
カットソー編
個人的にカットソーで1番おすすめしたいのがこちらのスーピマコットンT。
春夏コレクションでも同じアイテムが展開されており、記事でも書きました👇
他サイトでは、生地が薄いのでヘビーウェイトのがっしりした生地の方が良い。とご意見もありましたが、私はこちらのスーピマコットンTを推します。
何故かと言いますと、1~2サイズアップして着用すればタックインしてもタックアウトしてもストンと落ちてくれるシルエットになるので、コーデに干渉が起こりにくいのですね。
こちらの記事を見ていただければ、分かりやすいかと👇
タックインは夏のメンズコーデに便利!3つのコツを掴めば誰でもおしゃれになります。
タックインはコーデを大人っぽく魅せる事も可能ですし、トレンドとしても取り入れている人が多いのでオシャレに見せやすいです。
ガッシリした生地と柔らかいストンと落ちる生地はどちらもタックイン・アウト可能ですが印象が異なります。
そんな着こなしが楽でオシャレなアイテムが18AWでも復活します。
こちらはモックネックのロンT。
モックネックとはタートルネックとハイネックの中間に位置する高さの襟部分でして、視線誘導や大人っぽい印象を与えやすい作りです。
モックネックのロンT自体、メンズでは出回ってないので結構レアなデザインかと。
1枚でちょっと大きめに着こなすことでこなれた雰囲気と差別化を図りやすいアイテムと思います。
また、メランジ加工で表情に変化のある色彩となっていますので暗めのアウターの中に取り入れても良いかと予測します👇
ボトムス編
こちらはベーシックなパンツ。
シンプルなデザインは着まわし力が高く、腰回りはゆとりがあって裾にかけて細くなっていくテーパードシルエットの為、ボリュームのあるスニーカーや様々な着こなしにマッチしやすいアイテムです。
スマートに着こなせるBlackカラーがおすすめです。
厚手で耐久性のあるコットンツイルを使用しており、テーパードシルエットとのことで、野暮ったくならないシルエットになりそうな予感。
綺麗なラインを保ちながらストンと落ちてくれる生地感。
最近は雑誌で取り上げられることが多いですが、クラシカルでちょっとレトロテイストの漂うコーデも取り入れが多くなってきています👇
なので、試しに取り入れるキッカケ材料としても良いかもしれませんね。
10月から発売予定アイテム
ここからは10月12日に発売予定のアイテムです。
こちらの2点は即売り切れになる予感。。。
というのも、ユニセックスデザインであり、ボアの装飾感がトレンドの現在にピッタリなアイテムだからです。
フリースジャケットに関しては、ややボックスシルエットのボアジャケットであり、特にベージュカラーはジップカラーがややゴールド寄りで上品な印象👇
顔周りを大きくカバーしてくれるアイテムなので、相対的に小顔とスタイルアップの効果が期待できそうです。
フリースカーディガンに関しては、トレンドの波がきている「パーカー」と組み合わせるのが良さそうです👇
というのも、カーディガン要素のあるアイテムですが同時にノーカラージャケットとしてのアウターとしての要素も踏まえています。
ノーカラーのアウターは首回りにボリュームが無いため、寂しい印象になるがちなのが日本人体型にはネックになります。
ノーカラージャケットの一般的な攻略としては、モックネックやタートルネックのインナーなどを組み合わせて首回りにボリュームを与えながら組み合わせるとバランス良く決まります👇
性別を超えたトレンド性のあるアイテム。要チェックですね!
まとめ
UNIQLOUのメンズラインナップで特に注目すべきアイテムを抜粋してきました。
どれも魅力的なアイテムですが、写真だけでは分からないのであくまで解説と予想となっています。
実物がどうなっているのか?が肝心ですので、実際に見て着て感じる事が大事です。