書店で話題になって取り上げられていた「ワニ男爵」。
私はこのなんだかほっこりする絵の感じや動物×グルメという新しい設定が気に入って読んでみることにしました。
ちょっとシュールな感じもするこのワニ男爵。
しかし読んでみると普段の私の生活に何かが溶け込んでくる感じがしました。
紳士(設定)のワニが食を求めて出かける物語
ワニって獰猛で肉食で怖いイメージがありますが、この漫画では一転。
紳士で言葉使いも立ち振る舞いも丁寧なワニとしての設定となっています。
ワニにハットと蝶ネクタイという不思議な感じ笑
やんちゃで子供なウサギが相棒です。
そんなワニ男爵はグルメ通。
内容は相棒のやんちゃなウサギと共に好きな場所に行き、食事をしにいくといういたってシンプルなストーリーです。
様々なお店に足を運んではリポートをして食べる。
一見全体的にシンプルですが、雰囲気や会話・表情がじわじわとくる面白さなんです。
お店は実在する場所にあるので、気になったら食べに行こうかと思います。
ワニ男爵のココが面白い!
ワニ男爵の面白い所は、
・癒しが貰える事
・主人公のワニが豹変する所
ココが面白いと思っています。
・癒しが貰える事
まず絵のタッチが柔らかくて落ち着いた雰囲気を出しています。
漫画というより絵本に近い感じでしょうか?表紙からはそのように伝わってきました。
読んでいくと動物達の色んな表情や会話が普段の日常生活にありそうな風景として書かれているので読んでてほっこりしてきます。
休日の朝にコーヒーを飲みながら読んでいるとより一層癒されますね。
カフェなんかにあるとつい手を伸ばしたくなるような漫画です。
・主人公のワニが豹変する所
これがこの漫画の意外な所でもあり、面白い所でもありますね。
元は肉食で獰猛なワニなので、普段は紳士ですが何かのスイッチが入ると豹変。
食事の場でも野生の本能が目覚めます笑。
これだけ暴れてしまうのですが、当の本人は記憶に無い様子。
このギャップと皆の表情、本人の豹変ぶりが面白くてつい笑ってしまいます。
落ち込んで疲れていた自分を癒し、前向きにしてくれた本
このワニ男爵に出会ったのは、社会人生活2年目を終えようとしていた頃。
上手く行かないことも多く、なんだか無性に落ち込んでいたんですよね。
そんな中、書店でこの本に出会いました。
初めは「なんだか変わった漫画だな」と思って手にとって見たのですが、家に帰って読んでみると、その設定やキャラクターに惹かれていきました。
癒して前向きにしてくれたのですが、なんてたって好きな事をやってのんびり過ごしている2匹を見たからなんですね。
思い詰めなくてものんびり気楽に構えてやっていけばいいんだ。
と気持ちがスッキリした事を覚えています。
そして普段の生活に癒しが溶け込んできました。
なんだか気持ちが落ち込んでいる。日々の生活に疲れが溜まっている。
そんな方はワニ男爵を読んで普段の生活に癒しを貰ってみてはいかがですか?