大人のメンズスニーカー選びはモダンハイブリッドなアイテムがおすすめ!
大人になるとスニーカー選びに困ることはないでしょうか?
- 白色のスニーカーを履くと背が低くみられるのではないか?
- 特徴的なデザインに惹かれるけど子供っぽくならないか心配…
- そもそもどんなスニーカーを選べば良いのか分からない…
- ローテク、ハイテク、厚底…どんなスニーカーが良いの?
と、私はスニーカー選びに非常に困っていた時期があります。
それぞれスニーカーが持つメリットやデメリットを把握しておいて、必要に応じて選んでいくことで大人のスニーカー選びがちゃんと成立します。
この記事では大人のスニーカー選びの第一歩や、最低限おさえておくべきポイントをまとめてみました。
モダンハイブリットスニーカーを選ぶと、
- はき心地の良さと落ち着いた雰囲気を両立できる
- 大人が選ぶスニーカー選びに困ることがなくなる
- 1つ持っておくことでカジュアルダウンしないコーデを複数作ることができる
こんなメリットがあると実感しています。
追記:スニーカーの形や見え方、使われている素材などを理解しておくことで、「このスニーカーは買っても大丈夫そうだな」と判断基準を得ることができます。
モダンハイブリッドなスニーカーとは?
タイトルにもあります、モダンハイブリッドなスニーカーってなに?
と感じるかと思います。
実はスニーカー選びに失敗を繰り返していた私はスニーカー選びにパターンがあることを実感し、結果的にイメージしやすいこの言葉を組み合わせて使っています。
モダンスニーカーはスニーカーの持つカジュアルで可愛いイメージを感じさせないデザインのスニーカーを指します。
例えばアパレル関係の方から一気に人気となったニューバランス990V5はモダンスニーカーに位置します。
まるでスニーカーの中のスポーツカーのような位置付けで、スタイリッシュさやスマートさを兼ね備えていますね。
ハイブリッドなスニーカーとは、ローテクデザインとハイテクデザインを掛け合わせたようなデザインや革靴とスニーカーを掛け合わせたデザインのことを指します。
メリットはスニーカーがバランスよく見えることで、いろんなコーデ・いろんな人の体型・与える印象に合わせて上手くハマってくれます。
- 例えばローテクの細身でシンプルなアッパーとハイテクの分厚いエアーの入ったソールを組み合わせてバランスをとっている。
- スニーカーの機能性素材を使った革靴
といったものですね。
スニーカー選びに苦戦しないために特徴を理解する
大人が選ぶスニーカーはモダン顔でハイブリットなデザインがおすすめと先述しました。
そして、ローテクやハイテクを掛け合わせたようなデザインのものやスニーカーの持っているイメージを感じさせないものが良いですよとお伝えしました。
次はハイブリッドなスニーカー選びに苦戦しないよう、それぞれ特徴をお話ししてメリットデメリットが存在することもお話していきます。
スマートに見せてくれる王道のローテクスニーカー
ローテクスニーカーは王道でどんな人にもどんなコーデにも合わせやすいスニーカーのタイプとなります。
コンバースのオールスターやヴァンズなどがローテクスニーカーとして挙げられます。
シルエットが全体的に細身でソールは低めのものが多いですよね。
極限にシンプルなデザインのものが多く、合わせるアイテムを選ばないメリットを持っています。
デメリットとしては、ソールが薄くてクッション性の少ないものが多いため、足への負担に繋がりやすいことです。もうひとつ、重心が下にかかって見えるのでボテっとした印象になることも。
私のように背が低いメンズにとってはスタイルをよく見せることを難しく感じますし、ものたりないと感じてしまうことでしょう。
セットアップのハズしとしてシンプルな革製のデザインは使いやすいですし、ワイドパンツとの相性もとても良いと実感しています。
快適な履き心地を実現したハイテクスニーカー
スニーカーを構成する上で、機能性に特化したパーツを複数組み合わせています。ニューバランスならエンキャップ、ナイキならエアーといった感じに。
機能性に特化したパーツを複数組み合わせていることによって、快適なはき心地を感じたことがあるかと思います。
例えばクッション性と足のホールド力を兼ね備えていることにより足が疲れにくくなったり、歩きやすさを感じるなどです。他にも耐久性に優れていて長持ちしたりなど。
デザインはシンプルから特徴的なものにまで多岐にわたり、ソールや素材のボリュームによって雰囲気が大きく変化します。
個人的にハイテクスニーカーは選び方によって最も汎用性のあるスニーカーカテゴリだと思っています。
どのコーデに合わせても全体のバランスを大きく崩すことがないですし、顔や体型カバーにも役立ちます。
華やかな印象にしてくれるダッドスニーカー
休日のおじさんスニーカーとしてイメージのあったボリューミーなスニーカーを現代風に華やかにアップデートしたダッドスニーカー。
バレンシアガのトリプルSからダッドブームが起きたといっても過言ではないですよね。
これまでになかったデザインのブランドや目に留まりやすいデザインは所有欲すらかき立てますよね。
地味なコーデやシンプルなコーデを一気に華やかにしてくれるダッドスニーカーです。
しかし、目立つがゆえにコーデ全体のバランスを大きく崩しやすいため扱いが最も難しいのではないでしょうか。
大人メンズスニーカーの選び方 (モダンハイブリッド)
大人が選ぶメンズスニーカーはシンプルであることがマストです。本記事でお伝えしているハイブリッドな雰囲気のスニーカーでもそうです。
なぜならネオンカラーが女子ウケの悪いデザインであるように行きすぎたアイテムはどれもスマートな印象を与えにくいからなのですよね。
- アッパーとソールのバランスをみて選ぶ
- レザー素材を選ぶ
- 落ち着きのある色を選ぶ
と選ぶ要素を組み合わせるのがおすすめです。
①アッパーとソールのバランスをみて選ぶ
スニーカーを分解すると、アッパー(足が収まる場所)とソール(地面と接する場所)に大きく分かれます。
スニーカーはNIKEのエアフォース1のようにアッパーとソールの境が大きくへだたれていないものが多いです。
アッパーソール両方に縦横方向にボリュームを持っているので、スニーカーが浮いて目立ってしまうこともあります。
アディダスのスタンスミスなんかはソール部分のインパクトが少ないためアッパーとのバランスを上手く両立させているモデルです。
よって様々なコーデに合わせやすい汎用性のあるスニーカーですね。
はき心地のよさを追求するとハイテクスニーカー寄りになりますし、ローテクだと物足りない。
今回おすすめしているモダンハイブリットスニーカーだと、ローテクとハイテクの掛け算をイメージしています。
アッパーとソールのバランスが均一に近いデザインをみて選ぶのが良いです。
例えばアッパーが細くてスタイリッシュで、ソールは逆三角形を描くようなデザインのスニーカーや。
アッパー部分ソール部分が徐々に上がっているデザインのスニーカーなど。
多少ソールにボリュームがあったとしても
②カウレザーやスエード素材などの革素材を選ぶ
スニーカーはメッシュやポリエステルなど通気性の良い素材を用いていることが多いです。
モダンなデザインは素材の雰囲気から織りなすことも可能でして、革素材を選ぶと一気に大人寄りな印象になります。
最近では動物の革を使わないベジタブルレザーや本革と見間違えるほどのクオリティで合皮素材も出てきているので選ぶ幅は拡大していきそうです。
③落ち着いた色を選ぶ (物足りなさは素材の切り返しで解消)
落ち着いた服に飽きてきた場合や、季節的に軽さのある明るめな色をコーデに取り入れたいと思いますよね。
靴はコーデの中でも目立つ存在であり、靴を変えるだけでコーデ全体の雰囲気を一気に変えるほどのパワーを持っています。
それも、スニーカーであればローテクやハイテクといったスニーカーの大きなカテゴリだけで印象を一気に変えられます。
トラッドぽい雰囲気のコーデだったのに、スポーツブランドのスニーカーに変えるだけで一気にストリートぽくなったりと。
全体をモダンで大人ぽい雰囲気にする場合は落ちついた色のスニーカーを選び、物足りない場合は素材の切り替えが施されているデザインを選ぶと多少緩和できます。
ニューバランスとエンジニアドガーメンツコラボのスニーカーは一見落ち着いていています。しかし、使用されている素材はスムース・スウェード・ヌバック・クロコダイル型押しという複数のレザーを使って表情を出しています。
NEW BALANCE M990EGB5 MADE IN U.S.A. Engineered Garments
単色でも素材の変化によって地味な印象を解消しているので、コーデを地味すぎず大人ぽく仕上げてくれます。
以上3つの要素を組み合わせたりするとモダンハイブリッドスニーカーとして大人ぽい雰囲気とはき心地の良さを両立できます。
大人メンズスニーカーのおすすめブランド
具体的にモダンハイブリットを持っているおすすめスニーカーをお話していきます。
アッパーとソールのバランスや革靴に近いスニーカーなどをおすすめに挙げています。
ニューバランス900,1500
NEW BALANCE M990NV5 – MADE IN THE USA
NEW BALANCE M997SNF – MADE IN THE USA
NEW BALANCE M1500JKK – MADE IN ENGLAND
一見地味に見えますが、実はニューバランス900や1500番台は各モデルの中でも高級路線で上品な素材を用いているものが多いです。
デザインもつま先がシャープで全体的にスッキリとしています。上記のおすすめモデルはニューバランスのロゴが目立ちにくいのでカジュアルな印象を極力減らしています。
リプロダクションオブファウンド
リプロダクションオブファウンド SWEDISH MILITARY TRAINER
スウェーデン軍のジャーマントレーナー等をベーシックに靴作りをしている国内ブランドです。
素材は本革スウェードでクッション性に優れたソールを使っています。
コモンプロジェクト
スポーツブランドのローテクスニーカー寄りなスニーカーとなっていますが、デティールが革靴にとても近い作りとなっていてスニーカーらしからぬ雰囲気を持っているのでおすすめです。
アッパーソール両方とも作りが頑丈でして、持ってみるとけっこう重いです。
コモンプロジェクトのボリュームあるタイプでもシャープな作りをしていますので、スタイリッシュな雰囲気をコーデに取り入れることができます。
NIKE エアヴェイパーマックス
ナイキ エア ヴェイパーマックス フライニット 3 スニーカー
ナイキのスニーカーの中でも特にアッパーの細さが際立っているモデルです。
ソールのエアーとアッパーのフライニットによって、はき心地がラクです。
革靴のモダンな印象に近いデザインに加えて、機能性が盛り込まれたスニーカーなので使い勝手が良いです。
番外編 -厚底スニーカーの選び方-
私は163cmの普通体型で、厚底スニーカーを選ぶことがあります。
厚底スニーカーはビジュアルから背を高く見せてくれそうな幻想を抱きやすいアイテムですが、実際には違和感を生むことが大半です。
極端に厚底が目立つようなスニーカーだと丸みを帯びることが多く、脚の長さが短く見えるからなのですよね。
鋭利なアイテムの方が先細りしているために細長く見えることに対して、丸みを帯びていると短く見えてしまいます。
よって厚底スニーカーは脚が短く見えてしまいやすい、全体の中で違和感を生みやすいのです。
しかし、選び方によっては厚底のスニーカーを選んでもなんら問題ないことを実感しています。
選び方のポイントは
- つま先とヒールが分離しているスニーカーを選ぶ
- ヒールにかけて高さのあるスニーカーを選ぶ
- フォルムが細いスニーカーを選ぶ
ことです。
詳しくは以下の記事にまとめておきました。おすすめスニーカーも合わせて書いています。
身長が盛れる(足が長く見える)メンズスニーカーブランドを徹底解説!
まとめ
今回は大人のスニーカー選びについてお話していきました。
カジュアルになりすぎてしまう経験から、モダンハイブリットなデザインやデティールのスニーカーを選ぶと大人ぽいコーデから脱線しにくいと実感しています。
モダンハイブリットなスニーカーは、
- アッパーとソールのバランスをみて選ぶ
- レザー素材を選ぶ
- 落ち着きのある色を選ぶ
- スニーカー要素と革靴要素を掛け合わせる
要素を持っています。