ユニクロユー2020春夏コットンリネンジャケットレビュー!ユニクロで手に入る「今風」のジャケットです。
ユニクロユー2020春夏のメンズコレクションで注目度の高いアイテムの1つであるコットンリネンジャケット。
ベーシックラインのテーラードジャケットよりは人気がないように思えますが、それは着こなしがイメージしにくい事やオンオフ両方で使う事が出来ない事が理由に含まれています。
ただビジネスで使用出来ないようなデザインのアイテムだからこそ、オフスタイルで面白さを出しやすいのがこのアイテムの良いところではあります。
- 自分に似合うのか分からない
- 価格とデザインや品質に妥当性があるのか?
- コーデなどイメージが湧かないので買おうか迷っている
など考えている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回、ユニクロユー2020春夏コレクションのコットンンリネンジャケットについて徹底レビューをお伝えしていきます。
- 人によって今回のアイテムが必要かどうかが分かるので失敗を回避出来ます。
- コットンリネンジャケットのメリットデメリットその他詳細が分かります。
- なぜコットンリネンジャケットがおすすめなのかが分かると共に、別選択肢も分かります。
ユニクロユー2020春夏コットンリネンジャケット -レビュー-
まず結論からですがユニクロユー2020春夏のコットンリネンジャケットは、
- 普段のサイズ選びでセットアップとして着用する事で「今風」なシルエットを楽しむ事が可能。
- ブラウンカラーがモードぽくてオシャレ。ただしシワと濡れが目立ちやすいデメリットも…。
- ブラックカラーはルーズなシルエットによってこなれ感のある演出が可能。
- 生地が薄く、着心地が「楽」なアイテム。ユニクロユーのサイズが合わない人でもオフ用のアイテムとして使う事が出来る。
- 低価格帯で個性的なデザインを気軽に試してみたい方や、独特のカラーが好きな人にはおすすめ出来るアイテム。
となっています。
良くも悪くもユニクロユーらしい雰囲気のあるアイテムだなぁと。
素材と生地感
素材はコットンが多めでリネン少なめの混合率となっています。リネンが多いのかコットン多いのかコットンリネン素材はその比率があるのですが、ユニクロユーはコットン多めの素材です。
コットンが多いと通気性の良さと柔らかい風合いを出してくれるメリットがあるので着心地の良さに繋がりやすいです。
対してリネンはジワッとした艶感を持っている素材でして、ややハリがあります。リネンの持つ元々のイメージや風合いのお陰でシワが付いても許せる範囲内かなと言ったところです。
ユニクロユーのコットンリネンジャケットは生地が薄くて裏地を設けていません。
なので袖通しは「ガサッ」としてあまり良いものとは言えませんがテーラードなのに軽さとリラックス感があるので着心地がとても楽に感じます。
おすすめカラーはブラウン
コットンリネンジャケットのおすすめカラーは注目度の高いブラウン。
王道を選ぶならブラックやネイビーですが、ブラウンはジャケットの少し個性的なデザインと相性が良くてですね…。
セットアップで着用した時になんとも言えない雰囲気の良さを出しやすいカラーでした。
モードっぽいのだけれどもヨーロッパ風の上品さやラフがあるような、そんな印象でした。
ブラックやネイビーカラーはリネンの持つ艶感が重厚に感じられます。
- 元々のルーズなシルエットで主に変化を付けたい方はブラックやネイビー
- セットアップとして着用を考えていて、コットンリネンジャケットの持つ独特の雰囲気を楽しみたい方はブラウン
がおすすめかなと。
テーラードだけど楽な着心地
ビジネスの現場や冠婚葬祭にて主役となるテーラードですが、身体にフィットするシルエットによって着心地に窮屈さを感じる方が多いのでは無いでしょうか?
僕もそうでして、肩周りや全体的に締め付けられている感じが少々疲れを実感する原因でもありました。
コットンリネンジャケットはオンスタイルでは着用が難しいアイテムではありますが、休日どこか旅行に出かけたり街中を散策したりする時にはうってつけのアイテムです。
テーラードの持つ上品さを残しながら軽くてルーズなシルエットが着心地を楽にしてくれます。
セットアップで使ってみたのですが締め付け感が無いのと、シルエットがルーズになってもテーラードなので思った以上にラフになりにくいバランスの良さを持っているなと実感しました。
薄手のジャケットには珍しく、大きめのインナーポケットも2つついているのでカバンを持ち歩きたくない方はサラッとポケットにアイテムを忍ばせる事が出来るのもポイントです。
気の利いたデザインとゆとりのあるサイズ感
全体的にユニクロユーのアイテムはやや大きめな作りとなっています。
よって、ジャストサイズで着用した方がオシャレに決まるアイテムに関しては背が低い方や華奢な方は悩ましいところではありますよね…。
コットンリネンジャケットはデザインがフォーマル寄りでは無く、リラックスなコーデを前提として作られているアイテムです。
サイズ選びを過度に間違えなければ多少大きくてもモードでリラックス感のある着こなしが可能なのでサイズに縛られすぎず購入出来たのが嬉しいところでした。
ユニクロだとお直しが可能ですが、袖の長さが気になるのであれば折り曲げるだけでも問題なく着用できます。
生地が薄く、ステッチが目立たないので折り返した部分が目立ちにくいからですね。
コットンリネンジャケットが特におすすめな人
ユニクロユーのコットンンリネンジャケットは、低価格帯で個性的なデザインを気軽に試してみたい方や独特のカラーが好きな人にはおすすめ出来るアイテムです。
正直、ユニクロユーの王道タイプであるテーラードジャケットは無理して購入する必要は無いと感じています。
というのも同じ価格帯もしくは少し値段を上乗せする事でセレクトショップや他ブランドのセットアップが手に入るからです。
JOURNAL STANDARD relume 【ジャケット+パンツSET】 ポリツイル セットアップ ¥13,200税込
ベーシックなアイテムだから人と被りにくいものが結果的に長く着続けられるのですね。
それよりもユニクロユーのコットンリネンジャケットは、高品質でデザインも振り切っていない範囲で個性的な着こなしを挑戦する事が出来るのでおすすめです。
着るだけでちょっとモード感漂う雰囲気をセットアップ1万円台で体現出来るのはユニクロユーくらいだなと。
このデザインでセットアップとして購入するのならばドメスティックブランドやセレクトショップの高価格ラインでしか見当たらないと言っても過言ではないくらい。
特にブラウンカラーは今回のシルエットと相性がよく出来ていて、ちょっと今風な感じを楽しむのはちょうど良い設定となっています。
ユニクロユー2020春夏コットンリネンジャケット -デメリット-
今風なシルエットとコーデを比較的楽に表現できる2020春夏のコットンリネンジャケットでした。
これまでメリット要素が多く輩出されてきましたが、着用を重ねるうちにデメリットも出てきました。
それが、シワと濡れが目立ちやすいデメリットと着こなしに注意が必要な事です。
シワと濡れが目立ちやすい
コットンリネンジャケットでも人気のブラウンカラーがシワと濡れが目立ちやすいです。
リネンの汚れを弾く性質とコットンの柔らかい吸湿性のある性質をいいとこ取りしたものがコットンリネン素材ですが、水分を弾くわけでは無いので一旦染み込んでしまいます。
それが明るいカラーのブラウンだと目立ちやすいので、雨が降る日や手洗いを行う際には注意が必要です。
素材の性質上、すぐに乾いてくる印象がありましたが一定時間は濡れシミとして目立ちました。
もう1つ重要なデメリットがシワが付きやすく、同じくブラウンだと目立ちやすいです…。
薄手な生地に対して大きめのシルエットなのでどうしても身体に対して生地が余りやすいです。
よって余分な生地が折りシワの原因となりやすいです。
シワが付く前提のカジュアルな素材がコットンリネンなのですけどね…。気になる方はブラックやネイビーだと問題なさそうです。
おじさんぽくならない着こなしが重要
コットンリネンジャケットはやや大きめなボックスシルエット。
ベーシックタイプよりもデザイン性に特化した分、着こなしに注意が必要となっています。
それが、サイズと合わせるアイテムが極端に間違った事によるおじさん化です。
サイズはゆとりのある規格ですので普段選ぶサイズもしくはワンサイズ落として選ぶと失敗しにくいです。
ただ合わせるアイテムに注意が必要だと実感しまして、
- 今風でモード感も存在するようなコーデ
- おじさん感のあるコーデ
このどちらかに振り切れやすいなと。
特にブラウンはオシャレな雰囲気が出る分、意外にもフォーマルなアイテムと組み合わせるとおじさん感が出やすかったです。
163cmメンズ視点の、おじさん化にならないために…
- フォーマルなアイテムではなく、ジョガーパンツ・ワイドパンツといったミリタリーやハイブリッドなアイテムと合わせる。
- 今季ユニクロユーはミリタリーベースが多い。よってミリタリーアイテムと親和性がありました。
- フォーマルなシャツやスラックスと合わせると逆効果。
- 白シャツなど合わせるとおじさんぽくなる。同じカラーのシャツなら大丈夫でした。
ユニクロユー2020春夏コットンリネンジャケット -コーデ-
今回のユニクロユーコットンリネンジャケットは、同タイプのコットンリネンワイドフィットテーパードパンツを合わせてセットアップとして着ると失敗しにくいです。
シルエットに個性がありますが無駄なデザインが無くてクリーンなので取り入れやすいんですよ。
個人的には、先述した「おじさん化」を防ぐためにミリタリー・ハイブリッド・少しカジュアルテイストのアイテムを取り入れたコーデが良いと実感しました。
- セットアップ×ブーツ×パーカー
- セットアップ×ブーツ×ニットや暗めのスウェット
- ジャケット×カーゴパンツ×ローファー
- ジャケット×ジョガーパンツ×ハイテクスニーカー
と組み合わせで全体のシルエットを崩し過ぎすにまとめると上手くいきやすい印象にありました。
とにかくセットアップやスーツスタイルにハードルを感じていてもラフに羽織れるのが嬉しいところでしたね。
実際にセットアップとして着用していますが、163cm普通体型の私でやや大きい状態にあります。
身幅の広さが気になるところではありますので、複数のポイントにボリュームを付け、アイテムは色の濃さを同じにする事でバランス良く着る事が出来ました。
やはりシルエットといい、デザインといいミリタリー寄りな雰囲気です。
ユニクロだとお直しサービスも行っているので、袖の長さを変えたい時には店舗に持っていくのもアリです。
まとめ
今回はユニクロユー2020春夏アイテムのコットンリネンジャケットについて詳細をお伝えしていきました。
テーラードジャケットが元々持つお堅いイメージやキメ過ぎなイメージをミリタリー要素とデザインによって手にとるハードルを下げてくれているアイテムです。
オフでの使用に特化している分、ポケットには様々なアイテムを入れて持ち歩ける寛容さと機能性があって街着には最適なジャケットです。