メンズファッション雑誌は参考にならない!?視点を変えることと雑誌の選び方によって参考になるどころか強い武器になります!
ファッション雑誌を読んだ時、どんな印象を持ちますか?
「日常使いとはかけ離れたコーデばかり」「広告で成り立っているんでしょ?」と思うかもしれません。実際に私もそう思って雑誌を読んでいた時期があります。
しかし、ファッション雑誌は自分に取り入れられそうなコーデの一部分を抜き取ってみる・トレンドや知らないアイテム、企画を知る。
この2つの視点で雑誌を読んでみるとこれからのトレンド傾向、普段の生活では気付かなかった発見、コーデのヒントや知識などが武器となって取り入れられます。
また、メンズファッション雑誌は以下の雑誌において非常に参考になる事が載っています。
メンズファッジ👇
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クルーエルオム👇
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ウオモ👇
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メンズノンノ👇
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センス👇
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なぜその2つの視点なのか?おすすめの雑誌が以上の通りなのか?
私の実体験や感じた事も踏まえてお伝えしていきます。
メンズファッション雑誌が参考になる2つの視点
ファッション雑誌は広告でアイテムを出していたり、コーデを組んでそれを写真に撮って載せていることは事実です。
ファッション雑誌が参考にならないと思われている主な要因は、
・スタイルの良いモデルばかりで自分では真似できないと感じてしまう
・ブランドからの広告が多いのでは?という認識
・奇抜でハイセンスなコーデが多く、日常とはかけ離れている
が多いと思います。
しかし、様々なブランドが広告としてファッション雑誌に掲載を依頼しているという事は、これから人気になる要素やアイテムを先行的に載せている可能性が高いとも言えます。
感性は人ぞれぞれですので、受け入れがたいコーデやアイテムもあるかと思います。
ですがちょっと視点を変えて雑誌を読み、そこから得られる要素をいつものファッションライフで考えてみたり行動してみる事で新たな発見や楽しさが追従してきます。
先ほどお伝えした2つの視点ですが、
1.自分に取り入れられそうなコーデの一部分を抜き取ってみる
2.トレンドや知らないアイテム、企画を知る
ファッション雑誌を楽しむにも、普段のファッションに対するヒントに役立ちますので詳細に移っていきます。
1.自分に取り入れられそうなコーデの一部分を抜き取ってみる
ファッション雑誌が参考にならないと感じる多くの原因として、雑誌に載っているコーデをそのまま真似しようとしたり、全体を捉えすぎている事があります。
特にメンズノンノはコーデが奇抜であったり、ある種エンターテイメントのような内容ですのでそう感じる事が多いかと思います。
しかしファッション雑誌はトレンドフルな内容ですし、感性の高い内容も含まれていますので参考になるところは多いです。
コーデの一部分を抜き取って普段の自分のコーデに取り入れてみる視点をおすすめします。
例えば、ウオモ4月号に掲載されているこちらのコーデですが👇
童顔で低身長の私がそのまま取り入れようとするとカジュアルぽく写って子供っぽくなってしまいます。
そこで、
・デニム素材のアイテムにデニム素材のアイテムをインする要素
・インナーはタックインして腰位置を高く見せる要素
といった一部分を参考に抜き取って実際にコーデに取り入れています。実際に要素を抜き取って自分自身のコーデに取り入れた結果はこちらになります👇
実際、今までデニムの中にデニムを取り入れるレイヤードスタイルは行った事がありませんでしたし、デニムシャツをタックインする事もありませんでした。
しかし、こうして雑誌から自分にも組み込めそうな要素を「ヒント」として取り入れてみる事で新たな発見が生まれ、ファッションを楽しむ事が出来ています。
このコーデで洋服を見に行った時に店員さんに褒められる事が多かったですし、友人からも同じ反応をされました。
相手から「純粋に褒められる事」がファッションを行う事の楽しさ、自信が付く事、新たなコミュニケーションの開拓のキッカケにもなります。
2.トレンドや知らないアイテム、企画を知る
ファッション雑誌を読む上でトレンドや、自分の知らないブランドやアイテム・企画を知る事が可能です。
結構この要素を得る事に関してファッション雑誌を読み続ける意義があるなと自分でも実感しています。
アパレルで働いている方や直接ブランドと商談や取引きをする方、ファッション界に精通している方などは感度の高い、先行情報が入って来やすいです。
ですが、皆がそうとは限らないのでブランドの広告で掲載されており、トレンドフルなファッション雑誌を上手く活用していくと新たな発見があります。
個人的にですが、ファッション雑誌を見たからこそ発見出来たブランドやアイテムは多くあります。
英国の王室御用達でも知られるブランド、ロエベのコンパクトサイズのカードケースでして、上品さ漂うアイテムです。
雑誌で掲載されていなかったら出会わなかったであろうアエナのバッグ。企画、素材選び、パターン全て1人のデザイナーが行うハンドメイドのレザーバッグブランドです。
シンプルでミニマルなデザインは、発色の良いレザーアイテムとして成立する洗練された雰囲気があるのが特徴的です。
モードテイストの強いコートシエルのバッグにスポーティさの強いタトラスが加わった事でバランス良く仕上がっているコラボアイテムです。
コートシエルの特徴的なシルエットは残しつつ、使い勝手の良いデザインとなっています。
ミスタージェントルマン×KARRIMOR QUILTING MIX MOUNTAIN JACKET👇
今季のミスタージェントルマンはトレンチコートの要素をTシャツやマウンテンパーカーに落とし込んでいておすすめです。
アウトドアブランドのKARRIMOR(カリマー)とのコラボは特に人気でして、売り切れも出ているようです。
これ以上も多くあるくらい、自分が気付いていないブランド・ブランドの提案するアイテムや企画・アイテム・トレンド要素を雑誌から得る事が出来ています。
ファッションにおいては莫大な数のブランド・エッセンス・アイテムなどが溢れている為、見つけ出すには非常に大変ですし時間がかかります。
自分が「これいいかも!」や「オシャレになれそう!」というブランド・アイテム・企画に出会う1つの視点としてファッション雑誌を読んでみると面白いですよ。
参考になる5つのメンズファッション雑誌とその理由
冒頭で参考になるメンズファッション雑誌を具体的に5つ挙げさせて頂きました。
先ほどお伝えした2つの視点で読む事が5つのファッション雑誌では活かされやすいのでおすすめに挙げています。
1.シンプルな内容+コーデが参考になるメンズファッジ
まず、メンズファッジですが、英国のファッションをコーデとして組み合わせながら表現しているファッション雑誌です。
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非常にシンプルな構造をしている内容でして、無駄な装飾がないので読みやすいです。
また、現在のトレンドにマッチしたコーデ・アイテム・ブランドが数多く掲載されているので、コーデによってはそのまま取り入れてもオシャレに見られるものが多いです。
ジェンダーレスで上品な着こなしが多いので、キレイ目やややモード寄りが好きな方は非常に参考にしやすく、女性が見てもボーイッシュなコーデを取り入れる事において参考になりやすい雑誌と言えます。
海外ブランドを多く取り扱っているので、アイテムやブランドで新たに気づきを得やすいです。
2.国内ブランドが多く載っているクルーエルオム
クルーエルオムはメンズファッジに似たテイストがあるメンズファッション雑誌です。
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異なる点としては、メンズファッジは海外のブランドも多く掲載されている事に対して、クルーエルオムは国内ブランドが多く掲載されています。
国内ブランドは日本人の体型に合わせて作られた洋服が多く、価格も海外ブランドと比較して良心的です。
よく掲載されているのが、クルニ・シャリーフ・マーカウェア・ファクトタムなどですね。
国内ブランド以外にも、ビューティーアンドユースのようなセレクトショップで取り扱っているアイテムも載っています。
全体的にシンプルで素材にこだわったブランドや上品なアイテムがコーデとして組まれていますので、こちらもコーデをヒントにしやすい雑誌となっています。
3.日本人メンズにオススメなウオモ
ウオモはターゲット年齢層が30~40代とやや高めです。従って大人なコーデ、渋みのあるコーデが特徴の雑誌です。
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しかし、日本人メンズは年齢層が高めのメンズファッション雑誌を読んで参考にしてみる事をおすすめします。
なぜなら、上品さやシンプルなのにオシャレといった、子供っぽくなりにくいコーデやアイテム紹介をされているからです。
コーデにおいても新たなアイテムやブランド開拓においてもバランス良く載っているのがウオモです。メンズファッジやクルーエルオムよりもより詳しく分かり易く解説もされているのでヒントは得られやすい雑誌となっています。
4.高身長なモデルで難易度が高めのメンズノンノ
メンズノンノは全体的に難易度の高い内容が多い印象のファッション雑誌です。
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ノンノ顔とされるメンズノンノのコンセプトに合った雰囲気を持つモデルを起用し、身長は180cm以上でスタイルの良いモデルばかりなので中々難易度の高いコーデも着こなしています。
なのでそのまま取り入れようとすると失敗する可能性が高く、エンタメ要素として楽しみながら読んだり、憧れのモデルさんを見ている方もいるようです。
メンズノンノのスナップもハイセンスなコーデをしている方が多く、ここでオシャレか否か意見が分かれるようです。
メンズノンノは難易度が高く、再現性の低いコーデと捉えられやすいですが、企画・編集者はファッション界のカリスマが多いです。
よって感度の高さから言えばトップクラスのメンズファッション雑誌とも言えそうです。
なので、アイテム単体や企画に注目してみると感度の高い要素に出会うことができそうです。
5.ハイブランド寄りのセンス
SENSE(センス)はハイブランドがほとんどを占めている内容のファッション雑誌です。
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バレンシアガ・プラダ・セリーヌ・Y-3・ベルルッティ・バーバリー・グッチなどのハイブランドが載っています。
気軽に手に取れないような高価格のものばかりですし、ハイブランドで身を固めたコーデも見られる為、ある意味メンズノンノよりも難易度が高めと言えます。
ただ、ハイブランドはファッション界において0から1を作り出すことが上手く、ハイブランドが展開するファッションが最も感度の高い内容となるのでトレンドを掴みやすいです。
広告として提供しているアイテムやコーデはそのブランドが推している内容のものが多い傾向にありますので、現在どのブランドが先頭を切って走っているのか?次はどのようなトレンドが来るのか?この雑誌で予測がつきやすいです。
以前、バレンシアガがトレンドとなり、ロゴの入ったアイテムが多く見られるようになりましたが、その頃もセンスでは多く取り上げられていました。
まとめ
今回はメンズファッション雑誌は参考にならないと言われていますが、実は視点を変えて読んでいくことで強い武器になることをお伝えしていきました。
メンズファッション雑誌は2つの視点でヒントや知識とすることが可能
1.自分に取り入れられそうなコーデの一部分を抜き取ってみる
2.トレンドや知らないアイテム、企画を知る
2つの視点を活かしやすいファッション雑誌は5つある。
難易度順に、
1.シンプルな内容+コーデが参考になるメンズファッジ
2.国内ブランドが多く載っているクルーエルオム
3.日本人メンズにオススメなウオモ
4.高身長なモデルで難易度が高めのメンズノンノ
5.ハイブランド寄りのセンス
自分のファッションを楽しく、・悩みを解決するための1つのツールとしてファッション雑誌も利用出来る事が伝わると嬉しいです。