エトセンス2019ssのメンズシャツは派手になりがちな春コーデをまとめるアイテム!和テイストで上品なデザインが着る人を選ばない・トレンドとも相性の良いアイテムです。
メンズ春コーデは冬の季節の反動が大きい傾向が毎年感じられます。
全体的に生地感や色合い、雰囲気が暗く重くなるからですね。
近年のトレンド傾向も合間って「鮮やかで明るいコーデ」を取り入れてみたい方も多いのではないでしょうか?
特に今年の冬コーデに関してはマキシ丈や超ロングコートなど全体的にロングのアイテムがトレンドとして取り入れられていました。
その反動が一気に爆発してきたのか、春にかけて超ショート丈のアウターや色合いが鮮やかなアイテムが非常に多く出てきています。
今回は、こうしたメンズの長い冬の季節から春に変化していくファッションの中でやり過ぎずかつ新鮮なアイテムを見つけました。
それが、エトセンスのシャツです👇
メンズの2019春コーデは一気に柄・派手な色合い・変形的なデザインなどが加速すると考えられますが、これらを一気に振り切りすぎると途端にチープ・カジュアルとチグハグな印象になってしまいます。
それを全体的にモダンな印象のアイテムとして取り入れる事で、現在のトレンドを生かしつつ、チグハグしないメンズ春コーデにまとめ上げてくれます。
また、和テイストな上品さもある為に着る人を選ばないシャツです。
エトセンスのシャツは柄・デザインがバランスの良いシャツ
エトセンスは国内発のブランドであり、クラシックで伝統的なスタイルである事が特徴です。和の要素を服に取り入れていることもあり、日本人の体型にフィットしやすい構造となっています。
今季・来季含めてランウェイでも概要が見られますが注目度の高いアイテムを投入してきそうなブランドです👇
https://www.fashion-press.net/collections/9728
https://www.fashion-press.net/collections/10822
生地から裁縫、カッティングまで徹底的にこだわったアイテムは国内独自に作られた職人色の強い生地がシンプルなアイテムをより一層説得力のあるアイテムに仕上げていると感じています。
そんなエトセンスの2019シャツは柄や色のパターンニングが派手に感じますが、色合いを抑えめに柄の切り返しを和風ぽいデザインにしている事で新鮮かつ、派手になりがちな春コーデを抑えてくれるバランスの良いアイテムです。
切り返しのある柄がアクセントに
近年のトレンドは、
- 柄×柄
- 鮮やかな色合い
- 派手めな柄
が多く見られますし、それらが新鮮に感じると思います。マス化していないファッション要素や時代に合った新鮮さが見る人を魅了するポイントですし、「あの人オシャレだな。私も取り入れてみたい!」という好奇心をくすぐるものでもあります。
しかし、メンズファッションにおいて春コーデに爽やかさをプラスする分には問題ないと思いますが、トレンド通りに組み込むと一気にチグハグしてしまいます。
今回のエトセンスのシャツは柄×柄のデザインとなっておりますがモダンで上品な印象が強いです👇
ストライプ柄やブロック柄が1つのシャツに溶け込んでいるような印象を受けますので派手に感じないです。
また、柄を組み合わせる際には異なる柄の生地を組み合わせて縫い合わせる事が多いのですが、こちらのシャツは糸の編み方を変える事で異なる生地同士を縫い合わせる事なく完成されています。
生地を縫い合わせるとどうしても凹凸が出てしまいますし、綺麗なドレープ感も表現しにくくなってしまうのですよね。。。
一時期流行ったバイカラーやクレイジーパターンなどは典型的な例が多かったです👇
それを克服する事で綺麗なドレープ感がシャツ本体にしっかりと表れてくれています👇
ドレープ感が出ると何が良いのかといいますと、メンズのカジュアルになりがちな春コーデを上品に大人っぽくしてくれます。
ドレープは元々女性の優雅さや華麗さを表す要素として洋服で表現されたのが始まりとも言われていまして、ドレープ感=上品・高級感などといったイメージが強いです。
柄の多さや切り返しの多さがあるとどうしてもカジュアルで子供っぽくなってしまうデザインや雰囲気をバランス良く打ち消してくれます。
着用時の事を考えて作られたデザイン
エトセンスのシャツがメンズ春コーデに取り入れやすいバランスの良いアイテムであるもう1つの理由として、着用時の事を考えて作られている事が挙げられます。
エトセンスはクラシックなデザインをレイヤードにしたりワザと崩したりするアイテムが多いのですが、どれも着心地が良いです。
和の要素を含んでいる事も着用時の着心地の良さとシルエットの良さを結果的に生み出しているのだと思います。
ビッグシルエットではありますが、織り方で野暮ったさやダボつきを軽減しています。
まず袖部分ですが、垂直に布が落ちるような構造になっておらず袖口にかけてクルッとひねってある構造となっています👇
布地をひねった状態で縫う事で、自然なドレープ感を演出しやすくなります。
アームはやや弧を描く様に人間の身体は作られています。着用時に袖の生地がもたつくこと無く腕に沿ってくれます。
また、生地に立体感が生まれますので光の当たり具合によるツヤ感、色合いの変化、柄の見え方に変化が生まれてのっぺりとしない身体の立体構造に合った着こなしが可能です。
身体がシャツに合わせるのでは無く、シャツがその人の身体に合わせてくれます。
よって着る人を選ばないシャツと感じています。
次にバックの生地のまとめ方ですが、広めに取った生地を中心に折り込んで固定しています👇
こうする事でシャツにドレープが常にかかった状態となり、裾にかけて自然な広がりを楽しむ事ができます👇
ドレープ感は上品さや高級感など着用する人を大人っぽくしてくれますし、アイテムやコーデ自体を説得力のあるものに変えてくれる大きな力があります。
しかし、ジャストサイズでシャツを構築していくとドレープ感を出すことは難しいです。
かといって生地を多めに取ってしまうとドレープ感は出しやすいものの、着せられている感が強くなってしまいます。
アイテムの大部分の面積を占め、生地感を表現しやすい胴体部分に生地を広めに取り、折り込んで固定する事でドレープ感による上品さや高級感を得つつ着用時のダボつき感の軽減を発揮出来ていますね。
春のメンズコーデを生地、デザインからまとめてくれるアイテムです。
2019エトセンスのシャツは着る人を選ばないアイテム
上品で特徴的なカッティングと雰囲気があるエトセンスですが、実は着る人を選ぶアイテムが多いです。
一見、オシャレで魅力的に見えるアイテムが多いのですがそのまま着用してみると似合わない。なんて事が多い印象でした。(難易度が高めです)
他のベーシックなアイテムを組み合わせる事やタックインするなど、ちょっとした一工夫が必要でした。ハイブランドで身を固めた時に起こるコーデの難しさが全身エトセンスにした際に特に実感出来ていました。
ところが今季の2019春夏のエトセンスはトレンドを取り入れながら比較的着こなしやすいアイテムが散見されます。
その中でもトレンド×着こなしやすさのバランスが良いアイテムがシャツです。
一枚でそのまま着用しても服自体が浮く事なく馴染みやすい印象が強いです。
女性でも着用可能なデザインはまさに着る人を選ばないアイテムと言っても過言ではないと思いますね。
まとめ
今回は2019ssメンズの春コーデで着る人を選ばないアイテムとしてエトセンスのシャツをお伝えしていきました。
1.色合いを抑えめに柄の切り返しを和風ぽいデザインにしている事で派手になりがちな春コーデを抑えてくれるバランスの良いアイテム
2.柄×柄だが全体的にモダンな為、チグハグしない
3.生地のドレープ感や着用時のシルエットが綺麗になる様な構造の為、自然な上品感と着る人を選ばない
大きめよりはジャストサイズに近いアイテムですので日本人体型に特におすすめです。
重たい冬コーデの反動により、派手めになりやすい春のメンズコーデを生地、デザインからまとめてくれるアイテムです。