ブーツがコツコツと音が鳴るのが気になる…そんな時の対策方法をお伝えします!セルフメイクで十分に解決しますよ!
ブーツはビジネスからタウンユースまでファッションの根底とも言えるアイテムの1つですが、
歩くたびにコツコツとした高い音がして気になる
という事で悩んだ方もいるのでは無いでしょうか?
歩くたびにコツコツと音が鳴るのはブーツ特有の現象ですが、あまりにも音が大きかったり高い音だとレディースライクぽくなって気になると思います。
タウンユースでも通勤時でもあまり大きな音は立てたくない事もありますよね。
そんなメンズのブーツ事情を一気に解決してくれるアイテムを見つけました。
それがこちらのSOLE KIT スリップ対策 つま先用👇
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この2点です。
もともとは主にブーツのソール部分に貼り付ける事でグリップ力を増し、スリップ対策を期待できるアイテムなのですが、スリップ対策以外にもヒールの音を軽減させてくれる事が分かりました。
この記事で分かる事👇
1.どんな特徴のブーツがコツコツと音が鳴るのか?
2.実際の取り付け方法
3.取り付け前と取り付け後の変化
です。早速詳細に移ります。
どんな特徴のブーツが音が鳴るのか?
歩くときにコツコツと大きな音が鳴るブーツがありますが、音が鳴りにくいブーツも存在します。
では、どんな特徴のブーツが音が鳴りやすいのでしょうか?
それは、ヒールが高いブーツとソールが木や革製のブーツである2つの特徴です。
ブーツは元々、木や皮が素材として使用されているレザーソールと👇
ゴムの素材を用いたラバーソール👇
大きくこの2種類に分かれます。基本的に2つのソールはオールソールといって、ソール全てを取り替える事が可能ですのですり減りなどに関してはそこまで気にしなくても良いです。
簡単に2つのソールの特徴はこちらにまとめました👇
レザーソール | ラバーソール | |
素材 | 牛革、カウレザーなど | 天然・合成ゴム |
メリット | ツヤ感による高級感がある
通気性に長けており、蒸れにくい 皮なので足に馴染みやすい |
クッション性があり足が疲れにくい
耐水性に長ける 音が鳴らない |
デメリット | 耐水性に劣る
砂利や悪路でダメージを受けやすい 滑りやすい 音が鳴りやすい |
すり減りが早い
見栄えが劣る 通気性が悪い |
レザーソールは高級感もあり、長期的に使用する事で愛着が湧きやすいソールですが、ラバーソールと比較して硬い素材感なので歩くときに音が鳴りやすいのですね。
ヒールに関しては、ヒール(かかと部分)が高くなればなるほど歩く時の衝撃がかかと部分に強くかかりますので、比例して音が大きく高く鳴ります👇
また、衝撃がかかとや足関節全体に伝わるので足が疲れやすくもなります。
歩いてて音を全く気にしたくない方や疲れにくいブーツを求める方にはレザー(革)ソールのブーツでは無くラバー(ゴム)ソールのブーツをおすすめします。
ブーツの音を軽減してくれるアイテム
ブーツの特にレザーソールに対して滑りや音を軽減してくれるアイテムとして滑り止めをご紹介しています。
実際にどんな中身なのかお伝えしますと、硬いゴムの素材で出来ています👇
素材がゴムなので、衝撃を和らげてくれると同時に音自体も吸音する事が期待出来ます。
結果的に足への負担を軽減し、ヒールの音も気にならなくしてくれるという事です。
また、よく見てみるとハチの巣のように模様が張り巡らされているのが分かります👇
この模様とトゲトゲがグリップ力を増してくれるので雨の日も雪の日も滑りにくい状態に持っていってくれます。
実際にどのように取り付けていくのか?剥がれてこないのか?粘着性は大丈夫なのか?気になるかと思いますのでご説明していきます。
レザーソールに滑り止めをセルフメイクしてみました
私が使用しているブーツもレザーソールです。
レザーソールは特にアスファルトで高くて大きな音が出やすいのですが、レザーの独特な雰囲気や高級感が好きで利用しています。
レザーソールはダメージを追いやすい特徴もあるので、ダメージ軽減も期待して取り付けていきます。
滑り止めはソール部分とヒール部分に分かれてますので、それぞれ貼り付けていきます。
靴の修理屋さんも使用するプロ仕様なので粘着力や質は問題なさそうです👇
左がソール前の部分、右がヒール部分です。
手順1.ソールの汚れ、オイルを拭き取る
最初が結構肝心です。
滑り止め自体の粘着性はかなり強力なのですが、粘着間に汚れやオイルが挟まった状態だと歩く時にかかる左右上下斜めひねりといった様々なベクトルに対抗しきれなくなって剥がれてしまう原因にもなってしまいます。
新品のレザーソールにおいても多少のオイルも付着している可能性がありますので、布などで綺麗に拭き取ります👇
手順2.貼る位置に注意してソールに貼り付ける
特にソールの前の部分に関しては全てを覆うことは出来ないので、貼る位置に注意します。
コツとしては、歩く時にソールが直接地面に接触しやすい位置を屋内でシミュレーション確認する事です。
ソールには地面に接触しやすい部分とそうでない部分があります。
ソールの外側に関しては接触しにくいですが、中心に寄れば地面に接触しやすく鳴ります。
また、つま先に近いほど歩く際に蹴り出しが発生しますので接触しやすくなります。
具体的には足底全体2/3部分のつま先寄りを狙えば良いです。
滑り止めに関しては以下のようにペロッとシールを剥がすと粘着部分が露出します👇
いちど貼り付けると剥がすのは至難のワザですので、慎重に貼り付け位置を確認して取り付けてください。
手順3.外側へ空気を抜くように密着させていく
まずソールの前側を貼り付けます👇
軽く貼り付けましたら中心から外の方向へ向かって空気を押し出すようにして密着させていきます👇
何故ならば、空気が含まれていると小さな空間が出来てしまい、剥がれの原因にも繋がるからです。
次にヒール部分を同じように貼り付けます👇
同じく中心から空気を抜くようにして貼り付けます👇
密着させ終えましたら手のひらで念押しする事もお忘れなく。
完成!
手順はそこまで踏むことなく完成しました👇
こちらがヒールの前側👇
こちらがヒール部分です👇
もし、画像だけで分かりにくいといった方は動画でもご用意致しましたので出来るだけイメージされて不安など取り払ってから試してみる事もおすすめします(音が出るのでご注意!)👇
貼り付け前と後の変化
ブーツに滑り止めを貼り付ける前と後に関して、音・見た目・歩いた印象の違いをお伝えしていきます。
見た目の変化
見た目は結構変化しました。貼る前と比較してレザーの高級感は軽減してしまいますが、ソールを見る方はほとんどいませんので気にならないかと思います。
また、滑り止め自体は薄いので歩く時に邪魔にもなりません👇
音の変化
以下の動画で滑り止めを貼る前と貼った後の音の比較をしています👇
この動画からも分かるように、貼る前は高音だったのが貼った後は低音になっています。
音の高低によって響き方や大きさも変わってきます。
高い音だと周りに大きく聞こえてしまう&女性っぽくなってしまう。
低い音だと音も小さく聞こえる。
という具合にです。
実際に歩いた状態の音です👇
こちらは滑り止めを付けている状態です。ヒールからの音が低く、目立ちにくくなっています。
歩きの変化
実際に歩いてみると、衝撃の伝わり具合の変化は和らいで負担が軽くなりました。ラバーソールのブーツを履いているような感覚です。
フロア内や階段など滑りやすい場所においてもグリップが働いているのを実感出来るので、安心して歩いたり方向転換する事が出来ます。
雨の日や雪の日に滑ってしまう&滑りそうで怖い方の悩みも一緒に解決してくれる万能アイテムでした。
一日中歩き回りましたが、ソール自体もダメージは少なく、滑り止め自体は剥がれそうにないので長く使用できそうです。
まとめ
今回、ブーツのコツコツとした音がなる&雨の日や雪の日において滑る悩みに対して対策方法をお伝えしていきました。
滑り止め(ゴム製)を使用する事で得られる解決策(メリット)としては、
1.ブーツで歩く時に音が軽減される(高音➡︎低音)
2.グリップ力が働き、滑りにくくなる
3.ゴム製の滑り止めが衝撃を和らげ、疲労しにくくなる
4.レザーソールはダメージを受けやすいがカバーしてくれる
5.コストがかからない
となります。
ブーツを気軽に楽しく履くためにも、メリットが多岐にも渡る滑り止めを取り付ける事をおすすめします。
今回使用した滑り止めのリンクはこちらです👇