鹿児島に旅行に行く方、鹿児島に春から住むことになった方、などなど…鹿児島に何かしらご縁がある方はいらっしゃるかと思います。メディアでも鹿児島がピックアップされる事も大河ドラマ「西郷どん」の影響で多くなったと思います。
そんな皆さんは、ふと鹿児島ってどんな名物があるのだろう…と思ったことはありませんか?
私は5年程鹿児島に在住していました。色んな名物を見つけては食べに行き、お店を回ったりしたものです。
そこで、今回は和菓子にピックアップしてみたいと思います。和菓子の中でもおすすめな物は両棒餅(ぢゃんぼもち)です。
両棒餅って何?どんな味なのか?どこのお店が美味しいのか?ご紹介していきますね。
両棒餅(ぢゃんぼもち)って?
両棒餅という名前を初めて聞く方もいるかと思います。
餅を焼いた後、みたらしをかけて頂く和菓子であり、餅に竹の箸を2本突き刺してある事から、両棒餅と名づけられたそうです。
作り方はもち米や上新粉で作った楕円状のお餅・団子に竹串を二本指して、上から甘い砂糖醤油のトロミたれをかける。見た目・味・食感はみたらし団子やあぶり餅に近い。
長きに渡って愛されている懐かしい和菓子です。
濃厚で柔らかい餅の食感がクセになります
両棒餅はお餅を焼いた後に甘いみたらしをかけてありますが、お店によってスタイルが変わってきます。
・タレが最初にかかっているか、自分でつけて食べるか
・お餅の焼き加減(香ばしさや風味が違ってくる)
・タレの甘さがその店によってこだわりがある
色んなお店を回って食べてみた感じとしてはこの3つが特に違うなと感じました。
また、共通する両棒餅の特徴的な点は柔らかいお餅の食感と濃厚なトロミのある味です。甘すぎないのでクセになって一気に食べられます。
箸休めとして、漬物やお茶も出してくれます。それがまた渋くてたまりません!
Photo byhttps://www.tripadvisor.jp/LocationPhotoDirectLink-g298211-d1698253-i272023223-Jambo_ya-Kagoshima_Kagoshima_Prefecture_Kyushu_Okinawa.html
鹿児島の名物とあって、両棒餅のお店は沢山あります。観光に来た方は多くの時間もないでしょうし、迷いますよね。
次はそんな多くのお店の中でもおすすめのお店をご紹介していきます。
おすすめのお店は?
私個人的な意見にもなるのですが、おすすめのお店は「桐原家両棒餅店」です。
立地的に駅から徒歩20分以上かかるので、タクシーでの移動がおすすめです。
両棒餅として有名な中村家や平田屋もあるのですが、私は桐原家をおすすめします。
理由としては、
1.お餅の焼き加減が絶妙
2.こだわりのタレが上品な甘さで絶品
3.お茶と漬物が両棒餅と合う
以上の3つが主な理由です。
1.お餅の焼き加減が絶妙
桐原家のお餅の焼き加減は絶妙です。香ばしさを出す焼き加減で焦げ目を付けるところが多いのですが、個人的には香ばしさが少ない方がタレの甘さも際立って美味しく頂けると思っています。
こちらが桐原家の両棒餅です。
焦げ目がつき過ぎていない為、香ばしさがタレの甘さに勝る事なくちょうど良い味です。お餅も想像以上に柔らかいのでとても美味しいです。
2.こだわりのタレが上品な甘さで絶品
タレはお餅との相性が抜群ですが、お店によって味が異なってきます。
桐原家のタレは以前から美味しいと言われています。
この甘過ぎなく、でも濃厚なトロミや味の深みがより一層食べた時の美味しい感情を倍増してくれます。
上品な感じですね。いっぺん食べるとクセになるような味です。
3.お茶と漬物が両棒餅と合う
両棒餅と一緒にお茶と漬物が出されるのですが、コレがまた合います!
漬物はたくあんベースで味の濃さを抑えめにしてあり、和菓子の甘さに合うように甘さ寄りの漬物となっています。
お茶は和菓子に合うのは鉄板ですね。
私はこの2品も両棒餅の美味しさや食べている時の幸福感を増してくれる要因だと思っています。
まとめ〜両棒餅をいっぺん食べてみてください〜
まとめますと、
両棒餅はお店によって味が異なっており、
・タレが最初にかかっているか、自分でつけて食べるか
・お餅の焼き加減(香ばしさや風味が違ってくる)
・タレの甘さがその店によってこだわりがある
特にこの3つに違いがある。
個人的な意見にもなるが、おすすめのお店は「桐原家両棒餅店」
理由としては、
1.お餅の焼き加減が絶妙
2.こだわりのタレが上品な甘さで絶品
3.お茶と漬物が両棒餅と合う
とお伝えしました。
通販ではなかなか取り扱っていない両棒餅。
鹿児島に来た際には一度食べて見てはいかがでしょうか?
お店によって味やスタイルを楽しむのも1つの面白さかと思います。