映画アクアマンをIMAX3Dで観てきた感想は、神秘的な海・美しい色合いや衣装が画面いっぱいに常時広がるので気持ちいい!
2月8日から日本でも公開されたDCコミックス原作の映画、アクアマン。
アクション洋画を普段から何本も観ますが、アクション映画で泣いたのは初めてでビックリした作品でした。
ワイルドスピードの監督(ジェームズ・ワン)なのでど迫力なアクションと映像でアドレナリン全開かと思っていたら美しさと感動で涙が出てくる映像です。
今作ではIMAX3Dで観る事をおすすめします。なぜなら、監督のジェームズ・ワン本人が映像シーンの画面比率が拡大されて通常の映像よりも上下に大きい画角を用いているのですが、90%IMAX画角で撮っていると言っています👇
DC映画『アクアマン』ほぼ全編がIMAX画角に ― ジェームズ・ワン監督が認める
あと、IMAX3Dは視界と映像画面がぴったり合わさった方がその場にいる感覚になりやすいので、前方から3~4列目をオススメします!
厳密にはIMAXとIMAX3Dは異なる要素がありますが、大きい枠で捉えた場合はほとんど同じです。
IMAXとIMAX3Dに関しては以下のサイトが参考になります👇
IMAXの解説まとめ!映画館のIMAXとIMAX 3Dの違いは?
アクアマン、確かに海中の立体感やこちらに向かって来る演出が他の映画作品より何倍も多く、アクションシーンで登場人物と一緒に自分も動いている感覚になるほど気合の入ったIMAX3D映像でした。
映画アクアマンをIMAXで観た感想は、
1.青を基調とした神秘的な映像を体感できる
2.アクション特化型ではなく、ヒューマンドラマも入念に設定されている =感情移入しやすい作品
3.宇宙ぽいネオンカラーと近未来的な衣装が視覚的に楽しませてくれる
4.主人公の成長していく過程が分かり易く描かれている
という感想を持ちました。
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映画アクアマンを観てきた感想をIMAXで観た時の感動も添えて詳細をお伝えしていきます。
アクアマンは「美」で泣けるアクション映画
アクション映画で感動して泣いたことは一度もありませんでしたが、今回初めての体験をしました。
アクション映画は現実離れした、でもリアリティある戦闘や、近未来的なアイテムの登場など「おお!凄い!」という内容のものが多いです。
今作はワイルドスピードを作った監督です。これまでの監督の作品のようにド派手な演出と肉体戦が強調された内容かと思っていたら人間ドラマ、美しい映像、そしてド派手なアクションがバランス良く配合されている内容でした。
全体的に「美」で構築されている作品だなと。
世界でも有名な2大コミックの1つであるDCコミックの作品ですので期待していましたが良い意味で期待を大きく裏切ってくれたなと感じました。
青を基調とした神秘的な映像を体感できる
ぜひ、IMAX3Dで観てみてください!
何故なら今回IMAX様で撮影されている以外に、海中のリアリティある空間や映像を体感できるからです。
海を舞台とした内容なので、青を基調とした空間が終始広がります。
海外レビューなどである様に、映像がとにかく美しいです。
青色をベースとしながら、グレー・グリーン・パープル・ピンク・イエロー・ホワイトなどを組み合わせたカラーが沢山映像に散りばめられています。
まるで鍾乳洞やオーロラの場所にいる様な神秘的な印象を受けます。
それにIMAXですから、映像に立体感があります。近づいてくる海の生き物たち、大小様々なカラーの海藻や物体に奥行きが感じとれるのでその場にいる様な爽やかな気持ちにさせてくれます。
アクション特化型ではなく、ヒューマンドラマも入念に設定されている =感情移入しやすい作品
アクアマンは原作がコミックでヒーローものの内容ですのでアクション寄りの内容となってはいます。
しかし、「美」が光る作品ですのでアクションだけに捉われない内容となっています。
美しさというと単純に外観だけで判断してしまいやすいのが映像ですが、中身の方にも美しさが光る珍しいアクション映画だなと思います。
それぞれの登場人物の背景がしっかり描かれていることもあってか感情移入してしまいます。
これほど映像、ヒューマンドラマで感動して泣いてしまうアクション映画は初めてでした。
特に主人公が真の王になるまでの過程は非常に見ていて感動です。
幼少期から青年期での訓練が実る瞬間。
王国内で起こる様々な困難を乗り越えていく過程。
見る人の心を掴んでいく事でしょう。
また、その過程が分かり易く内容が理解されやすいのも1つのポイントなのだと思います。
ヒーロー作品なので敵味方と区別は作品上ついてしまいますが、どの人物にも過去や誰かの為に達成しなければいけない苦悩を持っている事が分かりやすい話の構成なので「この人物はこう思ってある行動をしているのだな」と納得のいく内容です。
単純な動機・お決まりのテンポ・無理やりな設定が無いのも良いポイントです。
作品の中でも感情がのめり込む要素がもう1つ。
主人公は予告でも印象的な振り向きざまの登場シーンがありますが👇
初めは向く方向が左向きでした。それが困難を乗り越え、出会いを繰り返していくうちに真の王となった彼。その後の振り向くシーンでは右向きへと変化しています。
左は過去や逆らい抗う。右は未来への創造や強さ。という演出方法や心理学が存在しています。時は左から右へ流れていると言われており、左は過去の思考、右は未来へ向かって創造する思考という意味もあります。(モンタージュ論)
「漫画の先輩や舞台観劇などから学んだ絵の演出意図」
昔ブログに文章で書いたことを簡単に表現できないか、と思って描いてみました。 pic.twitter.com/ri9yZ4KYxe— かん だんち (@dankoromochi) August 30, 2014
統一感があったので、もしかしたら意図されている演出なのでは?と思い、移入していきました。
アクアマンはネオンカラーと近未来的な衣装が視覚的に楽しませてくれる
海の神秘的な美しさに魅了されると先述しましたが、ネオンカラーがよく使用されている事に気付きます。
青を基調とした様々なカラー以外にも、場所やシーンによって変化する色調が多く存在します。まるで鍾乳洞や宇宙のように。
高度な技術を持つ海中都市のアトランティスに合わせてネオンカラーが散りばめられており、IMAXで見るとより鮮明に美しく感じ取れます。
IMAXは映像を構成する音・空間要素が最高水準に引き上げられて作られているので最高品質な美しさと臨場感を体感出来るので尚更ですよね。
ネオンカラーは宇宙のような空間にも似たものがありましたので、まるで海の中のスターウォーズ感が出ています。
もう1つ、視覚的に楽しませてくれるのが個性的な衣装。
海中で暮らすと陸地では息が出来ない民族もいます。よって宇宙服のような近未来的な衣装となっています。
カラフルでメカニック要素のある衣装や海の宝石をモチーフにしたような豪華な衣装、ミニマルな衣装などなど、登場人物が着用する衣装には大きなくくりは無いので楽しませてくれます。
ファッションが好きな方はアメコミヒーロー作品とは思えない興味深い衣装の数々が映像の中で出てくるので面白いと思います。
人間が海で生きるとどうなのか?リアルに描かれている。
これまでの映画でも海を舞台にした作品は数多く存在するかと思います。
海の中というシーンでは人魚が描かれていた作品が多いのではないでしょうか?例えばパイレーツ・オブ・カリビアンなど。
アクアマンは最新技術を駆使した映像によって、人間という1つの形として海の中で生きるとどのような雰囲気なのか?がリアルに描かれています。
海中の無重力感、声や衝撃といった音の反響、座る立つといった日常生活感など、水中での状態を加味しているので違和感がなく溶け込んでいます。
アクションシーンでも、水の抵抗感や気泡など細かく映像や動きに反映されているので、「海中で動いたり戦うときっとこうなるよね!」と頷きながら納得しながら見る事が出来ます。
出典元:映画.com
映画は見ていて感じる・思う納得感と極端な違和感のなさ、極限まで突き詰めたリアリティが皆に評価される作品なのだと思いますね。
まとめ
映画アクアマンは一言で表すなら「全体的に美しいアクション映画」です。
目で見て楽しみ感動する事が実感出来るかと思います。そこに付随して美しさのあるストーリーや登場人物の成長がある作品です。
1.壮大なスケールとIMAX様に作られたアクアマンはIMAXorIMAX3Dで観るのが吉
2.映像とストーリーの外観と中身両方に美しさがある作品
3.ネオンカラーや青を基調としたカラーが綺麗
4.個性的な衣装がファッション好きにおすすめ
IMAXでこそ壮大な海中、アクションの迫力、美しい映像などを体感する事が出来るのでぜひIMAXで見る事をおすすめします。
DCコミックス作品であるアクアマンはその他の作品と繋がる内容もあります。
特にジャスティスリーグはアクアマン初登場の作品ですので興味深い作品です。
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