メルカリで売れるものを洋服にフォーカスして解説!実は売れやすいブランドと売れにくいブランドがあった!?
メルカリ歴4年のTiii(ティー)です。ファッション関係から日用品まで必要なくなったものを売ってきたのですが、どんなものが売れやすいのか?見たり売れている人に聞いてきました。
その中でも洋服に関してですが、面白い結果が最近出ていました👇
メルカリで最も買われている&売られているブランドランキング発表。1位は「ユニクロ」に。トレンドワードでは「安室奈美恵 アイシャドウ」や「エア マックス 270」がランクインhttps://t.co/SAR0hVtdVy
— FASHIONSNAP (@fashionsnap) November 28, 2018
このランキングを見てみると、どのブランドが具体的に売れやすい傾向にあるのか?なんとなく分かります。
このランキングに沿ってブランドを出品すれば良いのでは?と思いますが実はそのままの認識だと売れなかったりすることがあります。
これは実体験で得た感想ですが、実際に自分もメルカリで出品していく中で痛感したことは「定価が高かったのに売れないこと」「人気なブランドのはずなのに売れなかったこと」なのですよね。
なぜだろう?と感じる方も多いのでは無いでしょうか?
実はメルカリなどを利用する目的や購買者の意図、トレンド背景など理解しておかないとなかなか売れにくいです。
今回はメルカリなどのフリマアプリで売れにくい&売れやすいブランドをトレンド背景や利用者意図を含めながら解説していきます。
メルカリなどを使う利用者意図を理解
メルカリなどのフリマアプリを利用する購入者意図を理解していないともしかしたら売れにくいかも?しれません。
衣食住と人間の生活において必要不可欠な3つの要素がありますが、これは必要最低限の場合に用いられます。
具体的に洋服に関して言うと、価値観が分かれますよね。最低限の生活ができる洋服で十分と思う人と単純にファッションが好き、オシャレをして自信を持ちたい人などに。
生活をしていく上でこれだけは必要な服以外だとそれは衣食住の「衣」には含まれないと思っています。
メルカリなどで洋服を購入する人の意図としては、
1.欲しいブランドやテイストの洋服をコスパよく手に入れたい
2.トレンド要素のあるアイテムをコストを下げて手に入れたい
意図があると実感しています。
1.欲しいブランドやテイストの洋服をコスパよく手に入れたい
自分が好きなテーマの洋服やブランド、憧れのブランドなどあるかと思います。
しかし、現実はなかなか手に入れにくいというのも実情ですしそこまでしてお金をかけたくない方もいることでしょう。
そんなときにメルカリなどのフリマアプリでコストを下げた状態で手に入れたい。といった意図になりやすいです。
使用感があっても、トレンドが過ぎていても好きなブランドは好きですし、手が届かないのなら使用感があってもコスト低く手に入れたい心理が働きやすいからです。
ブランドに関してはシーズンは昨年のものもありますが、定価以下や手に取りやすい価格で出品されていることが多いです。
テイストに関しては、ブランドに似たテイストを古着として発掘して出品されている方もいるので独特の雰囲気や好きな雰囲気を気軽に楽しみやすい構造になっています。
2.トレンド要素のあるアイテムをコストを下げて手に入れたい
トレンドは嵐のようにやって来て、一気に去っていくものもあれば、息の長いトレンドもあります。
嵐のようにやって来て一気に去っていったトレンドは具体的に、スカジャン・サスペンダー・ロングベルト・ストリートファッションといったところでしょうか。
逆に息の長いトレンドはビッグシルエット・スキニーパンツ・ハイテクスニーカー・ノームコアなどですね。
トレンドは過ぎ去るものですから、シンプルで万人に受けるアイテム以外はコストを下げて手に入れた方が賢い選択かも?しれません。
もちろん、気に入ったトレンドで着まわしも上手く出来る主力アイテムなら実店舗などで購入する方が良いですが。。。
トレンド要素があるけど、自分に似合うのか分からないアイテムや長く着続けないだろうと予測出来るアイテムは比較的コストとリスクの低いメルカリなどで購入する人が多いようです。
メルカリで売れやすい服とブランド
では、洋服を購入する際にメルカリなどのフリマアプリを利用する意図を知った上で、まずは売れやすい服とブランドについてお話ししていきます。
ユニクロとGU
メルカリで最も売れているファッションブランドでトップのユニクロです。
認知度が非常に高く、大衆に対して高品質低価格のコスパが良いイメージがしっかり定着しているからこそ「安心感がある」からだと感じています。
フリマアプリは基本返品保証がありません。
よって、試着もできずに実際に目で見ることも出来ない状態で購入することになります。
するとどうなるか?似合わなかったときや質が悪かった、デザインがいまいちだったときはツライ気持ちになりますよね。
ユニクロやGUは「品質が良い」という信用度が根付いているために安心して選べます。
また店舗が全国に非常に多く、実際にアイテムを見て試着した上である程度のフィット感などをインプットしておいてコストの低いメルカリなどのフリマアプリで購入。がお得だからです。
ユニクロやGUは、特にコラボアイテムやトレンド感があるアイテムが特に売れやすいです。
ユニクロユーや、通常ラインでもトレンドに合った魅力的なアイテムが非常に売れているのを実感しています。
例えばユニクロで言えばユニクロユーのボアブルゾン👇
GUで言えばダッドスニーカー👇
この辺が近年人気となったアイテムの一部です。
ナイキやアディダスのスポーツブランド
こちらもランキングに入っているブランドですね。
近年のダッドスニーカーブームやハイテクスニーカーブームによって更に注目を浴びたナイキやアディダス。
ナイキはエアマックス97を筆頭に様々なスニーカーが人気で売れています。
コラボアイテムはプレミアム価値があるので、定価以上の価格で取引されていますね。
オフホワイトとのコラボや👇
コムデギャルソンとのコラボ👇
アディダスに関してですが、スタンスミスはマス化しつつある一方、イージーブーストやイージー500・アディダスオリジナルスのウェアが人気です。
他にもダッドスニーカーの影響によってホカオネオネのボンダイ6が非常に人気です👇
スポーツブランドはスニーカーブーム・90年代のレトロフューチャー・少し派手なトレンド背景によって古着でも売れやすい状況にあります。
トレンドが関係している印象にありますので、もしブーツトレンドになった場合はブーツが非常に売れやすくなるのでは?と思います。
国内人気ブランド
国内人気ブランドも特に売れやすい傾向にあります。いわゆるドメスティックブランド。
ブランドカラーやイメージが付きやすいデザインで展開しているブランドが人気ですね。
特にラッドミュージシャン・シャリーフ・クルニに関してはすぐに売れた記憶が多いです👇
国内ブランドで人気のブランドはどれも、
・特徴的な配色、デザインのものが多い
・着用時に「あ!あのブランドだ!」と分かるデザインが多い
・新鮮で魅力的なアイテムが多い
共通点があります。
ただその分飽きも来やすく、ワンシーズンで着なくなるなんて事もあるので手頃な価格で気軽に羽織りたい分売れやすいのかと思います。
トレンドフルなハイブランドアイテム
クリーンな印象とは反対の派手なコーデがトレンドとなっていたり、レトロなアイテムが人気再燃していますが、このトレンドによって更に注目を集めたハイブランドがいくつかあります。
バレンシアガ・プラダなどが良い例ですね。特にバレンシアガに関しては芸能人の着用、ロゴを大きく使用したインパクトのあるデザインで一気に人気となっています。
いわゆるトレンドフルなハイブランドは価格が定価か少々低い状態でも売れやすい傾向にあるようです。
アクネステゥディオズもその色合いの美しさ、独特なデザインから人気な印象にあります。
ハイブランドも国内ブランド同様、独特なデザイン+ブランドと分かるデザイン(ロゴ・配色・柄など)に人気があります。
メルカリで売れにくい服とブランド
こちらは定価がいくら高くても売れにくいと実感しています。
私はディオールオムの財布を実際に出品したことがありますが、定価10万に対して2万以下に下げても購入者はいませんでした👇
具体的にどんなアイテムやブランドが売れにくいか?お話ししていきます。
ハイブランドの高価なアイテム
バレンシアガなどの様にトレンドの波に乗っているブランドは人気が集中しますので比較的売れやすいですが、ただ単に高価な印象のあるハイブランドに関しては売れにくい印象にあります。
素材感やデザインはさすがハイブランドですが需要が少ない要素のあるブランドはいくら定価が高く、質が良い状態のアイテムでも売れにくい傾向にありますね。
これは、フリマアプリの利用者はコスパが良いアイテムやトレンドフルなアイテムを求めているからなのですよね。
よって定価が高くても需要自体が少ないブランドはなかなか売れにくいのです。
また、どこにでもありそうなデザインの物はファストファッションに取って代わられやすいので、シンプルなものも売れにくいです。
定価は〇〇と高価で、半額の価格で提供しています。などと記載しても売れにくい要素はトレンドフルでないことやファストファッションなどコストの低いブランドにありそうなアイテムだからというのもいえます。
トレンドでは無い要素のアイテムとブランド
現在のトレンドに即していないアイテムも売れにくい印象にあります。
冒頭で、利用者がどんな意図で洋服を探しているのか?ご説明しましたが、トレンドアイテムをリスク少ない状態で更にコストも抑えて手に入れたいのですよね。
5~6年前はジャスト丈で身体のラインに沿ったトレンドでした👇
https://www.wwdjapan.com
よって、ショート丈のダッフルコートやPコート・テーラードジャケットなどが人気で売れやすい状況でした。
2~3年前はノームコアでミニマルなトレンドでした👇
https://www.wwdjapan.com
よって、シンプルで綺麗なアイテムが売れやすい印象がありました。
ところが現在は少々派手なコーデがトレンドです👇
https://www.wwdjapan.com
現在はどんなテイストがトレンドなのか?を把握しておかないと需要に合ったアイテムを出すことに繋がりやすいので売れない状況になりやすいです。
トレンドであれば売れるスピードが早く、定価に近い状態で売れやすいです。
反対にトレンドではなくマス化したアイテムは売れるのに時間がかかりやすく、定価の90%に価格を下げても売れにくい状況にもなります。
まとめ
今回、メルカリなどのフリマアプリにおいてどんな洋服やブランド物が売れやすいのか?売れにくいのか?お伝えしていきました。
利用する人の意図や需要、トレンド背景、人気ブランドの把握をしておくことが売れやすい洋服やブランドの見極めのヒントになるかと思います。