リップス(LIPPS)のブラストワックスを比較レビュー!どんな人におすすめ?選び方は?
人気のLIPPSワックスの中でもブラスト系に絞って比較レビューしていきます。
ハードブラストワックスとウェットブラストワックスが展開されています👇
この2種類のワックスはそれぞれ特徴が異なり、どちらもブラストの軸なので細かい毛束を作ることが出来ます。しかし、一見似ているようで違うワックスとなっています。
どちらのワックスを使えば良いのか?迷うかと思います。
そこで、それぞれのブラストワックスを比較してレビューしていきます。
ブラストとは?
ブラストがよく分からない方やイメージしにくい方にご説明させて頂きます。
ブラストとは、美容室リップスが作り出した細かい束感が沢山作り出されたヘアスタイルのことを指します👇
Photo byhttps://lipps.co.jp/hairstyle/816
2年前くらいからマッシュスタイルがメンズヘアスタイルでトレンドとなっていますが、そのマッシュスタイルに細かい毛束を作り、無造作に仕上げたいわゆるブラストスタイルが人気となりました。
10年前には毛束と言うと、ホストやギャルを連想させるスタイルが多く、作り込みなスタイルが女子ウケが悪かったりしました。
しかし、ブラストと言う毛束を無造作に作りだすヘアスタイルには、
- 細かい毛束を再現
- 無造作にスタイルを作り込み過ぎない
- ヘアアイロンでは作り出せない繊細な動きが可能
- 簡単に束感を作りだすことが可能
この要素で「チャラい・面倒」なイメージを払拭させて「おしゃれ、カッコイイ」イメージを定着してくれました。
美容室でカッコよくヘアセットをしてくれたのに自宅で再現出来ないことがある経験を誰しもした事があるかと思いますが、難しいヘアセットを簡単に再現可能な手助けをしてくれるワックスだと実感しています。
LIPPSのブラストワックスはココがおすすめ!
他のブランドのワックスよりも、ブラストワックスがおすすめなポイントとしては、
- 柔らかいクリーム系なのに束感がしっかり出る事
- ワックスを付けた後もガチガチに固まりにくい
- セルフでの再現性が高い
- 入浴時に落としやすい
です。
柔らかいクリーム系なのに束感がしっかり出る事
クリーム系のワックスだとここまでの細かい束感は難しいですが、ブラストワックスだとワックスを付けて散らす事で細かい束を出す事が可能となっています。
ワックスを付けた後もガチガチに固まりにくい
Photo byhttps://lipps.co.jp/hairstyle/816
ここまでの束感を出すワックスはこれまでだと付けた後ガチガチに固まってしまうものが多い印象にありました。
付けた後に風に吹かれて調整したい時も固まりすぎていないので再調整が可能です。
セルフでの再現性が高い
特にポイントが高いのが、再現性が高い事です。
美容室でセットしてもらったあの髪型を自宅でも再現したい!
それを叶えてくれるワックスです。
公式の動画を参考にすると比較的簡単にセットが可能です。
入浴時に落としやすい
髪の毛に付いたワックスは強力であればあるほどシャンプーで洗っても落ちづらく、2度洗いが必要なものもありました。
ブラストワックスは強力なセット力とキープ力があるにも関わらず、入浴時のシャンプーで落としやすくなっています。
シャンプー時の指の引っかかりもほとんど無いので頭皮へのストレスも軽減する期待が持てます。
ブラストワックスの特徴を比較!
ブラストが大体イメージされたところで、現在発売されているブラスト2種類を比較していきます。
LIPPSハードブラストワックス
まず、リップスのハードブラストワックス👇
- セット力は最大の12/12(最大の10を飛び出す勢いです)
- ツヤは抑えめの4/10
- 操作性は7/10
- 束感は9/10
となっています。
ブラストシリーズということもあって、セット力は非常に高い設定となっています。
スーパーハードなセット力とキープ力が特徴のワックスは、1度付けると髪質関係なく無造作な毛束感のあるスタイルが作れます。
ツヤ感が抑えめになっているので、マットな仕上がりとなりますね。
LIPPSウェットブラストワックス
次はリップスのウェットブラストワックス👇
- セット力は最大の12/12(最大の10を飛び出す勢いです)
- ツヤ感は8/10
- 操作性は7/10
- 束感は8/10
となっています。
ブラストシリーズなのでセット力とキープ力はハードブラストワックスと同じですね。
唯一異なるのは、濡れ感あるウェットスタイルを作れるという事。
ツヤ感がプラスされているので、乾燥毛の方や今までブラストの束感にツヤ感をプラスしたくてワックスを混ぜて使っていた方には便利なアイテムとなりました。
パーマをかけて、しっかりパーマ感を出したい方やブラストの細かい束感を出してツヤ感も出したい方にはおすすめです。
ブラストワックスをレビュー!
それぞれのブラストワックスの特徴を比較しましたので、実際に使ってみたレビューです。
LIPPSハードブラストワックス
こちらのブラストワックスはやや固めの形状となっています。
結論から言うと、ヘアアイロンを使わずにヘアアイロンの様なヘアスタイルを目指したい方におすすめかと。
ヘアアイロンを使ったスタイルは、パーマスタイルから自然な束感まで再現する事が可能ですが時間がかかり、何より上手くいくまでに時間がかかるデメリットがあります。
ブラストワックスを使えば、カール感が強いスタイルは難しいですが、毛束がクロスして緩いカーブを作る事が可能です。
実際に使用してみて、ヘアアイロンに近いスタイルを目指しましたが実際に可能だったイメージヘアスタイルはこんな感じ👇
Photo byhttps://lipps.co.jp/hairstyle/1056
細かい束感なら比較的再現可能です。
逆にこちらのパーマ感が強いスタイルは再現性が難しかったですね👇
Photo byhttps://lipps.co.jp/hairstyle/1174
あとで美容師に聞いたのですが、ヘアアイロンである程度の「型」を作ってからブラストワックスで更に束感をくっきりしているとのこと。
ヘアアイロン×ブラストワックスだとなりたいヘアスタイルの再現度が非常に高くなるのだと実感しました。
乾燥毛の方やパーマ・カラーで髪の毛が痛んでいる方は、
- ハードブラストワックスのみではツヤ感が低くなる。
- ダメージにより、髪の毛のキューティクルが開いている為、水分が蒸発しやすくなる👉ワックスに含まれる水分が蒸発し、キープ力の低下に繋がる。
ので、水分量のあるワックスを混ぜる事をおすすめします。
使いやすさと操作性の良さがあるので万人ウケするワックスだと感じました。
LIPPSウェットブラストワックス
こちらはウェットと記載がある通り、水分量の多い柔らかい形状になっています。
しかし、ジェルワックスやグロスワックスといった形状とは異なり、
クリームワックスに水分がプラスされた様な形状です👇
これによってどんな恩恵が受けられるかと言いますと、水分量がジェルワックスと比較して少ないのでやり過ぎな印象を軽減する事が可能です。
細かい束感を自然な形で作り出し、キープするスタイルでやり過ぎでチャラい印象を軽減してくれたブラストスタイル。
束感にツヤが強い印象をプラスすると作り込みなイメージがついてしまいます。
また、ビジネス感も強くなりますね。
程よい水分量でやり過ぎな印象を軽減させながらブラストスタイルを、
- 程よいツヤ感
- パーマを簡単に復活させる
要素を含めて再現する事が出来ます。
実際に使ってみて、束感をしっかり出しながら清潔感もプラス出来ました。
Photo byhttps://lipps.co.jp/hairstyle/1172
ただ、ハードブラストと比較すると付けた後にカチカチになりやすかったです。
濡れ感は出せるのですが、操作性は難しいのでササっとスタイリングする必要があるかなと思います。
セット方法はこちらを参考にすると簡単にブラスト感を出す事が出来るのでおすすめです👇
まとめ
メンズのおしゃれの1要素として必要不可欠と言っても過言ではないヘアスタイル。
スタンダードなハードブラストワックス
特徴
- スーパーハードなセット力とキープ力が特徴のワックスは、1度付けると髪質関係なく無造作な毛束感のあるスタイルが作れる。
- ツヤ感が抑えめになっているので、マットな仕上がりに。
使用感
- 水分量が抑えられているので、ヘアスタイルの表現に幅がある
- ヘアアイロンを使わずにヘアアイロンの様なヘアスタイルを目指したい方におすすめ
- ハードブラストワックスのみではツヤ感が低くなる。
- ダメージがある方は髪の毛のキューティクルが開いている為、水分が蒸発しやすくなる👉ワックスに含まれる水分が蒸発し、キープ力の低下に繋がる。
ので、水分量のあるワックスを混ぜる事をおすすめ。
ハードブラストのようにセット力が極端に強いワックスには、柔らかめで水分が含まれているグロス・クリームワックスがおすすめです👇
濡れ感があり、パーマを復活出来るウェットブラストワックス
特徴
- ツヤ感がプラスされているので、乾燥毛の方や今までブラストの束感にツヤ感をプラスしたくてワックスを混ぜて使っていた方には便利。
- クリームワックスに水分がプラスされた様な形状
- パーマをかけて、しっかりパーマ感を出したい方やブラストの細かい束感を出してツヤ感も出したい方にはおすすめ。
使用感
- 水分量が少なめ、やり過ぎな印象を軽減する事が可能。
- やり過ぎな印象を軽減させながら程よいツヤ感、パーマを簡単に復活させて再現する事が可能。
- ハードブラストと比較すると付けた後にカチカチになりやすかった。
- 乾燥する時期は水分が抜けやすいので更にセットが行いにくくなる。